映画『ヒミズ』園子温監督舞台挨拶つき有料試写会

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ヴェネチア国際映画祭で最優秀新人俳優賞をW受賞したことでも話題になった、園子温監督の最新作『ヒミズ』の舞台挨拶つき有料試写会が決定しました!

これまで全ての作品を自身のオリジナル脚本で手掛けてきた園監督。
「原作モノをやるなら、本当に自分が好きな作品に挑戦したかった」という園監督が選んだのは、古谷実の名作漫画。
『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『恋の罪』と作品ごとに強烈な個性を見せつけてきた園子温が挑む新時代の青春映画です。

「あの園子温が福岡に来るなんて!」
めがねもファンなので興奮しております。

映画ファンの皆さま。是非、お見逃しなく!

日時:12/19[月] 18:00開場 / 18:30開演
場所:T・ジョイ博多[JR博多シティ9F]
登壇者:園子温監督

※登壇者は予告なく変更する場合がありますので予めご了承下さい。

■チケット情報【Pコード:558-778】
抽選先行:12/2[金]AM11:00〜12/8[木]AM11:00
一般発売:12/10[土]AM10:00〜
料金:一般2,000円 / 大学・高校・専門学校生1,700円 / 小中学生&シニア1,200円
店頭直接購入:チケットぴあ店舗 / サークルK・サンクス / セブンーイレブン
インターネット購入:http://t.pia.jp/cinema/
電話予約:0570-02-9999

映画『ヒミズ』公式サイトhttp://himizu.gaga.ne.jp/
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イヴ・サンローランの美

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フランスを代表するファッションデザイナー。
彼のドキュメンタリー「イヴ・サンローラン」が、今年いっぱいで閉館することが決まったソラリアシネマで上映されています。

2008年に71歳で亡くなりましたが、その人生はまさにレジェンド!伝説です。

17歳の時にパリのファッションデザイン学校に入学し、その年にデザインコンクールのドレス部門においてカクテルドレスを発表し最優秀賞を受賞。
この時の審査員であったVOGUEのディレクターは、無名の若い少年のポートフォリオを初めて見た時、新作として発表している友人のクリスチャン・ディオールと同じA-ラインの線を描くイヴに驚き、すぐディオールに紹介したとか。
いちはやく、イヴの才能を見抜いたディオールは、18歳で彼をアトリエに入れ、自分の後継者にしようと思ったようです。

実際、ディオールの死によって現実のものとなります。

イヴは21歳でディオールブランドを財政的な破滅から救うために主任デザイナーとなり、オートクチュールのショーを開催。
翌日の新聞はその日一番大きな見出しに「イヴ・サンローランはフランスを救った。偉大なるディオールの伝統は続きます」と書きました。
若きイヴがショーの最後にバルコニーに現れた時、下に居る群集から大きな歓声が上がった模様はこのドキュメンタリーに納められています。

ある意味驚くのは、18歳という青年が持つ才能を見出すフランスの大人たちの力です。

そして、イヴの生涯のパートナーとなるピエール・ベルジェ
彼との出会いは1958年、イヴ22歳のとき。

「尊敬していた大デザイナー(ディオール)」が私たちを出会わせてくれた」とピエール・ベルジェ。
実業家のピエールはイヴのショーを仕切り、ディオールから独立後、イヴ・サンローランを大きなブランドへと成長させていったのです。

映画は、ピエール・ベルジェの回想と写真で語られていきますが、目を見張るのは、彼らの住む世界(パリ、バビロン通りのアパルトマン、ノルマンディのシャトー・ガブリエル、マラケシュの邸宅)の豪華さと美しさ。

二人の卓越した美の追求者が、長い年月をかけて集めた美のコレクション。
大きな絵やオブジェから、本棚に飾っている写真立てや花瓶まで、二人が選びに選んだ美のコレクションです。
ため息が出るほど美しく、そして、それがフランスという国の底力を感じさせます。

映画はこのコレクションがオークションにかけられていく様子で幕を閉じるのですが、ピエール・ベルジェが愛する人を亡くした悲しみが伝わってきました。

ショーのプレッシャーから酒やドラッグにおぼれ、家に帰らないイヴを見守ってきたピエールの愛情が全編にあふれているドキュメンタリーです。

堀尾幸男さんと原田保さん

さてこの人たちは誰でしょう?

この二人を知っている人は舞台の通(ツウ)ですね。

そう、行ってきました!劇団新感線「髑髏城の七人」大阪公演です。
役者・小栗旬くん、森山未来くん、早乙女太一くんのことには、今回は触れません。
もう一度、東京で見てから感想書きます。

で、今回はタイトルで紹介している堀尾さんと原田さんについて。

大阪公演で、一緒に見た劇場のプロデューサーが「照明が完璧!」と感心しきり。
完璧な照明家が、この原田保さんです。

演劇だけではなく、オペラ、ミュージカル、コンサートなど様々な舞台に携わられています。
『NINAGAWA十二夜』『天保十二年のシェイクスピア』タイタス・アンドロニカス』『あわれ彼女は娼婦』『オレステス』『タンゴ・冬の終わりに』など多くの蜷川演出作品の他、宮本亜門の『キャンディード』、そして新感線の『SHIROH』『吉原御免状』『メタル・マクベス』『蛮幽鬼』『五右衛門ロック』『薔薇とサムライ』。

そして堀尾さん。この方は舞台美術家です。
舞台美術家としてはじめて取り組んだ舞台美術は、オペラ作品。
ドイツ・ベルリンで美術を学ばれたそうなので、オペラの舞台が原点のようです。
その後、ミュージカル、演劇へと仕事が広がったとか。

堀尾さんも『蜷川作品をはじめ、野田秀樹も、三谷幸喜も、あの中島みゆきの『夜会』も、立川志の輔の『志の輔らくご』も、そして新感線の「いのうえ歌舞伎」と呼ばれるものはほとんど堀尾さんの手にまかされています。
そう、どれも、オペラのような奥行きのある舞台美術だし、ドラマチックな仕掛けがたくさんありますね。

「ほぼ日刊イトイ新聞」で堀尾さんのインタビューがあるので読んでください。
http://www.1101.com/horio/

芝居を見るときに、演出、役者で選ぶのはもちろんですが、これからは、この二人が名を連ねている芝居を見れば、ハズレはないかもしれません。

天神地下街で、すごい宣伝に遭遇です!font>

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docomo スマートフォンラウンジか福岡市中央区大名の西鉄グランドホテル1階にできるそうで、そのコマーシャルポスター。

目立ちます!

それに、大名町は確かに大名が住んでいたから、この町名。
それを単刀直入にぶつけてきたコマーシャルポスターです。

ありそうで、なかった!いや、面白いです!
キャンペーン詳細はこちら→http://daimyogyoretsu.com/