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11.11.01
『ラーメン侍』も無事公開され、
嵐のような忙しさが嘘のように平穏な毎日を送っているちびっこOこと大迫です。
フリーランスにとって、
平穏(-^□^-) → 仕事がない!(^o^;) → 不安(゚_゚i)
なわけですが、3月からのノンストップな忙しさを思い返したら
「まあ、たまにはいいか~」と開き直り。
不安を振り払い、このゆったりモードを楽しむことにしました。
で、まずは、映画を観に行こう、ということで観たのがこちら、
『三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』
ミラ・ジョヴォヴィッチの華麗なコスチューム・アクションがひと際目を引くCMに、
忘れていた洋画エンタメ魂が揺さぶられて観に行ったんですが、
これが、期待を裏切らない破天荒な大作ぶり。
いや~、ハリウッド映画はこうじゃないとね
うっかり、正統派イケメンのレッテルを貼られがちなオーランド・ブルームの悪役ぶりとか、
タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」で一躍注目を浴びた
クリストフ・ヴァルツのリシュリュー枢機卿とかもいい味出してたけど、
個人的には、アトス、アラミス、ポルトスの
おじメン(おじさんイケメン...こんな言葉ないですか?)
三銃士が全うにかっこよかったです。
『三銃士』だから、この3人がもっと目立っていいと思うんですが、
まあ、そこは知名度がまだまだ...ってことで?
特に、美形好きの私はアラミス役のルーク・エヴァンスにしびれて、
ウィキペディったわけですが、やっぱりゲイ。
どうりで...と妙に納得した私でした。
左下の大きいのがダルタニアン。若い子たちには彼と、
金髪碧眼のルイ13世を観て萌えて欲しいけど、
私は断然、渋い面子の三銃士に萌え~。
「おまえは愛する女を選べ。祖国はなんとかなる」
っていうアトスの名台詞にもシビレたな~。
洋画で育ったんでなんですが、やっぱり、洋画は面白い!です。
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11.10.31
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11.10.19
知る人ぞ知る名編集者といえば、私にとっては木滑(きなめり)良久さんと、都築響一(つづききょういち)さんなんです。
木滑さんの説明は、後日に回すとして、都築さんが福岡にやってきました。
数年前に「ブックオカ」で来られたときも、昨年、福岡市美術館に展覧会でトークをされたときも、もちろん行きました。
そして今回、紺屋2023の家主でもある株式会社ショーソンの松村さやかさんが、都築さんを呼んでくれました。
都築さんの紹介をすると、
1976年から86年まで『ポパイ』『ブルータス』誌で現代美術、建築、デザイン、都市生活などの記事を担当。
1989年から92年にかけて、1980年代の世界の現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アート・ランダム』を刊行。
1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』を発刊。
1996年発売の『ROADSIDE JAPAN』(日本各地に散在する秘宝館や村おこし施設などの珍スポットを追う写真ルポルタージュ)で第23回・木村伊兵衛賞受賞。
その後も全国、どこにでもあるというスナック「来夢来人」をめぐって連載したり、現代美術、建築、写真、デザインなど広範な分野での執筆活動、書籍編集を続けています。
本人いわく、お金のある編集者ならライターもカメラマンも雇えるけど、お金がないので、自分で全部やるとのこと。
そんなニワカカメラマンが木村伊兵衛賞を受賞するんですから、どんな才能なんじゃい!?と思いますよね。
残念ながら講演会は行けなかったのですが、翌日の16日日曜日に催された「都築さんと回る福岡秘宝ツアー」(私が勝手に名づけました)に参加。
総勢20名ほどがマイクロバスに乗り込んで、出発です!
私たち参加者も、なんと、都築さんも行き先を知らないというツアーです。
知っているのはコーディネートしてくれている薬院「回」の佐野さんご夫妻と、さやかさんのみ。
大名を出発したバスは、一路、南へ!
たどりついたのは、行ってみたかった「不思議博物館」
「ミュージアムシティ天神」参加アーティストでもあった角孝政さんが館長を務めるところ。
角さんの作品とともに、角さんが愛するモノたちでいっぱい。
メイドに扮した「不思議ちゃん」お二人が出迎えてくれました。ここは、車じゃないと行けないです。
次に向かったのは、大野城市の「鏝絵(こてえ)美術館」。
住宅地の中に目を見張る外装のアパートが見えてきました。
鏝絵とは、家や蔵の壁にしっくいやセメントで装飾された日本式レリーフのことです。
有名なのは大分の安心院や伊豆の長八美術館。ここは、左官であり大工であるオーナーの三浦辰彦さんの作品が外にも中にもびっしりです。
そしてバスは大牟田に向かいました。
これまた住宅地の中、一見、普通の住宅をよく見たら、鶴と亀のレリーフがこれまた植木や壁、階段にびっしり!
ここは通称「鶴亀ハウス」といわれているそうですが、看板には「つるかめ便利屋」と書かれていました。
こちらも、左官・大工さんのようです。
鶴や亀に混じって、キティちゃんやドラえもんもいました。
次は夏だけ営業の「ビヤガーデン博多屋」さん。
創業昭和23年、大牟田市の中心街においてキリン生ビールの専売の店を営業し続けていらっしゃいました。
中庭があるのですが、これがまた大きな木に不思議な建物や池があり、ここにテーブルを置いてビールを飲むのだとか。
いやあ、ここ良いです!
野外ライブなどもやっているそうで、都築さんも、今度は大牟田に泊りがけで来て楽しみたいと言ってました。
他にも、大牟田には「年金通り」という飲み屋街があり、昼間からカラオケが聞こえ、夕方5時にはもう酔っ払ったオジさんが店を占拠、碁会所もあって、ここでは年金を使ってさまざまに楽しめるようです。
大牟田に行く前に田主丸の「鯉とりまあしゃん」で、昼食。
伝統の漁法「鯉抱き」といわれる手法で大きな鯉を捕らえることで有名だった人です。
店舗の2階は鯉とりまあしゃんのちょっとした博物館になっていて、大画面で鯉を捕っていたまあしゃんの映像を楽しめます。
さすが、都築さんとともにめぐる福岡県内ツアー、楽しくて深かったああ。
大満足の秋の1日でした。
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11.10.05
朝、「めざましテレビ」を見ていてビックリ!
高倉健さんの80歳の若さにも驚きましたが、その後、画面に登場し、レディー・ガガとデュエットするトニー・ベネットの声の艶やかさに腰が抜けるほど、驚きました。
あまりの素敵さぶりに、もうCD(初回のみDVD付)予約しました!
トニー・ベネットは1926年生まれの85歳。
あのフランク・シナトラをして「金を払って聞きたいのは、彼だけ」と言わしめたほどのアーティスト。
歌の上手さと企画の両面が素晴らしく、グラミー賞の常連です。
2006年には、生誕80年を記念したデュエット・アルバム『デュエッツ:アメリカン・クラシック』をリリース。
デュエットの相手に選ばれたのはバーブラ・ストライサンド、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、ビリー・ジョエル、スティーヴィー・ワンダー、ジェームス・テイラー、セリーヌ・ディオン、エルヴィス・コステロ、k.d.ラング、マイケル・ブーブレ、スティング、ジョージ・マイケルたちという豪華さ。
そして、今年2011年9月にはアルバム『Duets II』を発表。
85歳にしてBillboard 200で初の初登場1位を獲得したそうです。
レディー・ガガ、エイミー・ワインハウス、マライア・キャリー、アレサ・フランクリン、他、超超豪華アーティストとのデュエット・アルバムです!
プロデューサーはビリー・ジョエル他、グラミー受賞15回のフィル・ラモーン。初回盤のみDVD付。
レコーディング風景など夢のデュエットの裏側を映像化したものだとか。
1回目にひきつづき、kdラングと、マイケル・ブーブレは今回も選ばれたそうなので、トニーのお気に入りなのでしょう。
もうこれは、聞くしかないですよ。っていうか、聞かないと損します!!
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11.10.03
数年前に、何気なく見ていた「徹子の部屋」のゲストは香川照之さんでした。
当時、中国の映画に出演されていて、ドンゴロスの袋の中に丸1日入っていたような話をされていました。
で、最後に、香川さんが息子さんのことを語ったんですよね。
「歌舞伎の世界に入れたい」と。
当時、息子さんは3歳か4歳だったと思います。
黒柳さんが「歌舞伎だと、もう入れておいたほうがいいわねえ」とアドバイス。
香川さんも「だから、今は親父のところに行かせている」と言われてました。
親父とは、ご存知、市川猿之助さん。
両親の離婚後は母親・浜木綿子さんの元で育ち、東京大学卒業後に役者になった香川さんですが、この会話から、自分も歌舞伎をやりたかったんだろうなあと感じました。
そして、歌舞伎が、お父さんがとっても好きなんだろうとも思いました。
そして、最近の記者発表です。
猿之助さんが猿翁になられ、猿之助を香川さんのいとこになる亀次郎さんが継がれ、香川さんは中車(ちゅうしゃ)という歌舞伎名を名乗られるとのこと。
そして、息子の政明くんは、お父さんの幼名だった団子の名を継ぐようです。
これって、要するに息子を猿之介にしたいという香川さんの執念のようなものですよね。
それまでは、亀次郎さんが猿之介として見事に演じるのだと思います。
そして、本人は息子の後見役として歌舞伎界に身を置くのでしょうねえ。
感慨深い記者会見でした。
市川猿之助さんは、歌舞伎界の古い体質に反旗を翻し、血がつながらない役者たちを育て、スーパー歌舞伎といわれる新しい歌舞伎を作り上げた人。
その人が、血のつながった孫を後継者とする決断をしたわけです。
ま、そうなるには、まだ7歳の政明くんの頑張りに負うところが大きいのですが。
でも、期待したい!来年の6月、襲名披露行きたいです。
博多座には来ないんですかねえ。