「帝国劇場100年」の特別番組と、注目のミュージカルスター

帝国劇場は、東京都千代田区丸の内三丁目にある東宝の直営劇場です。
通称、帝劇と呼ばれています。

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この劇場のオープンは1911年、今年で100年目を迎えた帝国劇場のドキュメンタリーや関連番組がいくつかオンエアされる模様。
まずは21日(日)のNHKプレミアムで放送される、「帝国劇場100年〜夢と希望と感動の大舞台〜」。

伊藤博文、渋沢栄一、西園寺公望、坪内逍遥ら日本近代化の立役者たちの「世界に誇れる劇場を」という情熱から誕生した帝国劇場。
開場当時は「白亜の殿堂」と呼ばれ、三浦環(蝶々夫人で知られる日本初のオペラ歌手)が歌い、松井須磨子(カチューシャの唄で知られる日本初の歌う女優)が演じ、そしてアンナ・パブロワ(日本に初めてバレエを広めた20世紀初頭のバレリーナ)が舞ったそうです。

戦後になると、「屋根の上のバイオリン弾き」「レ・ミゼラブル」「ラ・マンチャの男」など、いわゆる東宝ミュージカルといわれるミュージカルの殿堂にもなりました。

番組では、親子4代にわたって帝劇と深く関わってきた松本幸四郎をはじめ、1966年から1364回の上演を数える「細雪」で長女を演じる高橋惠子、24年ぶりの上映となる「風と共に去りぬ」に主演した米倉涼子、「ミュージカル界のプリンス」との誉れ高い福岡市出身の井上芳雄、そして看板ミュージカル「レ・ミゼラブル」の初演から舞台に立つ鹿賀丈史などのゲストを迎え、今年100年を迎えた帝国劇場での貴重な舞台の映像を交えつつ、帝劇の歴史や感動秘話を紹介するとか。
まさに、帝劇のすべてが凝縮された決定保存版になりそう。
ミュージカルファンは絶対チェックです!

今回紹介されるミュージカル以外にも、来年1月に博多座での公演が決定している堂本光一の「SHOCK(ショック)」や滝沢秀明、タッキーの「滝沢革命」も帝劇でおなじみです。

そして東宝が未来のミュージカルスターを育てようとしているのが「東宝ミュージカルアカデミー」
「レ・ミゼラブル」のコゼット、エポニーヌ、マリウス、アンジョルラス。「ミス・サイゴン」のキム、クリス、トゥイ。「エリザベート」のルドルフ、「モーツァルト!」のヴォルフガングなどの役は、オーディションによりこのアカデミーから数多く排出しているのです。

ここで注目なのが平田 愛咲(ひらた あずさ)さん、福岡で一人芝居などを長年やっている女優の玄海椿さんの娘さんです。
8歳で児童劇団「テアトルハカタ」に入団。
この頃から博多を中心に九州各地を巡演した母の一人芝居で、前座としてタップダンスや歌を披露したり、出番が終わると裏方として音響や照明機材の操作を担当してきたそうです。
そして、16歳の春に単身上京。
東宝ミュージカルアカデミーに入学(3期生)、卒業後、マスタークラスに進級して、2011年4月からの「レ・ミゼラブル」にエポニーン役としてオーディション合格。

なんと、7月に行われた「第1回シルベスター・リーヴァイ国際ミュージカル歌唱コンテスト」で、グランプリを受賞しました。
シルベスター・リーヴァイ氏は「エリザベート」や「モーツアルト」「マリー・アントワネット」などのミュージカルを作った人。
愛咲ちゃんは、彼から自分のミュージカルに出演してほしいと言われたとか。

井上芳雄くんにつづき、国際的なミュージカルスターが福岡から生まれる予感ですねえ。

平田愛咲さんのブログはコチラ⇒http://ameblo.jp/kitty-no-pink-ribon/

<水の祭典久留米まつり>レポート

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瀬木直貴監督と"きな子"役の高木古都さん、きな子の父親"柳川一男"役の中村有志さんが8月3日(水)前夜祭のステージに登壇、4日(木)の本祭では、劇中に登場する屋台「弾丸ラーメン」のレプリカと共にパレードを行ないました。

高木さんは可愛いゆかた姿、監督と中村さんは『ラーメン侍』のTシャツを着用しての参加です。
映画『ラーメン侍』公式HP内「新着情報」で写真付でご紹介中なのでコチラをどうぞ。
☆新着情報⇒http://ramen-samurai.jp/news/index.html
☆高木古都さんのブログでも紹介してくれてます。
コチラ⇒http://ameblo.jp/koto-takagi/

福岡に生まれ育ちながら、めがねは<水の祭典久留米まつり>初体験。
パレードが行われた三本松公園~西鉄久留米までの長い道のりにはズラリと出店が並んでましたよ。
来年は個人的にゆっくり訪れたいなあ。

⇒3日、4日ともに久留米はお祭りびより。暑い!
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⇒「弾丸ラーメン」のレプリカは、このまま使えそうなくらい本格的でした。
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⇒大通りから少し入っただけで映画になりそうな雰囲気ある通りが。
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⇒これが有名な久留米のホットドック!ソーセージ入ってないんですね。
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⇒またカッパ?
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⇒何故かくわがたと一緒に『ラーメン侍』をアピールしてくれてました。
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ラーサムTシャツ、好評につき急きょ販売決定!

みなさまお久しぶりです。
プロジェのちびっこOことオオサコです。

これまで黙々と宣材(チラシやポスターなど宣伝用の素材のことです)や、
イベント用のツールを作り続けて、気づけば早お盆。
いよいよ『ラーメン侍』の宣伝も仕込みの佳境に入ってきました!

さて、今日は『ラーメン侍』応援Tシャツ、略してラーサムTシャツ(勝手に命名)のご紹介。

先日の<水の祭典くるめ祭>で『ラーメン侍』アピール隊が着用し、お披露目したこのTシャツは、
イベントや宣伝プロモーションで活用するために、久留米の支援する会と共同制作したものです。
(デザインは、お隣のヒクデザインさん!)
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このTシャツを好評につき、急きょ今週末2日間だけ
「久留米 大砲ラーメン」合川店と本店の前で限定販売することになりました!
パチパチパチ!

↓着るとこんな感じ。
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「大砲ラーメン」のスタッフも着用開始!
本日、開店間際の本店、小川店長の後姿です。
なかなかでしょ?

値段は1000円、しかも税込み。 お買い得!

販売、日時は以下のとおり。
8月13日(土) 久留米 大砲ラーメン 合川店
8月14日(日) 久留米 大砲ラーメン 本店
両日とも11:00~17:00で販売予定です。

この炎天下の中(多分)、支援する会の有志が直接販売してくださいます。
ぜひラーメン食べがてら買いにきてください!
これを着れば、あなたも"ラーメン侍's"ですよ。

今回は急遽決まったイベント販売ですが、また販売スポットが決まったらこちらのブログか公式HPでご案内します。
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高塔山ジャムにシーナ&ロケッツが出演

先週末、若松市民会館で行われたチャリティーライブで『ラーメン侍』のチラシを配布させて頂きました。
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このチャリティーライブには『ラーメン侍』に出演されている鮎川誠さんの「シーナ&ロケッツ」始め、「ゴダイゴ」のギタリスト浅野孝巳さんや北九州市のアマチュアバンドなど5組が出演。東日本大震災の被災地の復興を支援しようと、若松市で避難生活を送る被災者150人を招待して行われたライブです。

「シーナ&ロケッツ」の出演前には映画の紹介もさせていただきました。
ちなみに鮎川さんは劇中でタケノコ堀りの名人というユニークな役を演じていらっしゃいます。
あんなにロックでかっこいいタケノコ堀り名人、実際にいるのか...いないのか。

このライブは7月29日~31日まで行われた「若松みなと祭り」の一環なんですが、ここで超局地的ゆるキャラ発見。
わかっぱです。
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シーナ&ロケッツは高塔山ジャムにも出演します。
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「水戸岡鋭治の大鉄道時代展」が始まりました!

九州以外のところで電車に乗ると、改めて九州の電車が楽しいことに気づきます。
四国に行って、マリンライナーとかいう電車に乗るんで、どんなカッコいい電車だろうとワクワクして待ってたら、フツーの電車がやってきて、びっくりしました。
九州に住んでいると、電車は楽しい、カッコいい!と当然のように思っています。
でも、全国的にいえばそんなことないんです。

そんな楽しい九州にしてくれたのが、水戸岡鋭治さん
そもそも水戸岡さんはイラストがとても上手いグラフィックデザイナーで、福岡の「海の中道ホテル」開業でグラフィックを担当していました。もう20年以上前の話です。
そのときに、ホテルを造っていた会社のある人に「おまえ、何がしたいとや?」(私も何度もこの質問されました)と聞かれた水戸岡さんは「インダストリアルデザインをやりたい」と答えたそうで「やりゃいいやないか」と、当時のJR九州の社長を紹介したそうです。

そこから生まれたのが、香椎線を今でも走っている赤い電車・アクアエクスプレスでした。

そこから水戸岡さんの電車づくりが始まります。
水戸岡さんも「こんなデザインを会社が許してくれるはずがない」と思う奇抜なアイデアもJR九州は面白がって造ってくれたそうです。
それがいまや、JR九州の顔となりました。というより、九州の顔となりました。

私はSL人吉号が好きで、昨年も今年も乗りました。
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乗車している2時間が楽しくてたまりません。
お弁当も美味しいし、地ビールもうまい!
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車内をウロウロして、ガラス張りの最後尾車輌から球磨川を眺める最高の旅です。
今では、SL人吉のおっかけがいらっしゃいまして、ずっと伴走しながら手を振る人や家族もいます。
しかし、この夏の暑さの中で、石炭をくべつづける機関士さんたちには、ひたすら感謝です。
みかんを差し入れるお客さんもいました。
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人吉に着いたら、くま川鉄道に乗り換えます。
このローカル線を走っているのはKUMA1KUMA2と名づけられている、やはり、水戸岡さんデザインの車輌です。
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こんな水戸岡さんの仕事がすべて見られる展覧会が始まりました。
それが「水戸岡鋭治の大鉄道時代展」(新博多駅ビル「JR博多シティ」9階JR九州ホール)
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1200点以上のイラストと250枚を超えるパネルを展示。
アイデアスケッチから始まり、プレゼンテーション用のイラスト、その後の具体的な図面と、車両デザインが完成していく過程をわかりやすく紹介されています。
水戸岡さんが手がけた車両の実物の座席や模型などを展示し、また水戸岡さんが構想する未来の列車のデザインコンセプトも再現。
会場では現役の客室乗務員が展示物を案内してくれますよ。
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昨日(8月2日)はこのプレオープンと毎日デザイン賞を受賞されたお祝い会がありました。
どんなに有名になられても、昔と変わらない気さくな水戸岡さんが嬉しそうでした。
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水戸岡さんの極私的福岡案内はこちら→http://www.city.fukuoka.lg.jp/navi/s1.html#023