<水の祭典久留米まつり>レポート

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瀬木直貴監督と"きな子"役の高木古都さん、きな子の父親"柳川一男"役の中村有志さんが8月3日(水)前夜祭のステージに登壇、4日(木)の本祭では、劇中に登場する屋台「弾丸ラーメン」のレプリカと共にパレードを行ないました。

高木さんは可愛いゆかた姿、監督と中村さんは『ラーメン侍』のTシャツを着用しての参加です。
映画『ラーメン侍』公式HP内「新着情報」で写真付でご紹介中なのでコチラをどうぞ。
☆新着情報⇒http://ramen-samurai.jp/news/index.html
☆高木古都さんのブログでも紹介してくれてます。
コチラ⇒http://ameblo.jp/koto-takagi/

福岡に生まれ育ちながら、めがねは<水の祭典久留米まつり>初体験。
パレードが行われた三本松公園~西鉄久留米までの長い道のりにはズラリと出店が並んでましたよ。
来年は個人的にゆっくり訪れたいなあ。

⇒3日、4日ともに久留米はお祭りびより。暑い!
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⇒「弾丸ラーメン」のレプリカは、このまま使えそうなくらい本格的でした。
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⇒大通りから少し入っただけで映画になりそうな雰囲気ある通りが。
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⇒これが有名な久留米のホットドック!ソーセージ入ってないんですね。
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⇒またカッパ?
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⇒何故かくわがたと一緒に『ラーメン侍』をアピールしてくれてました。
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ラーサムTシャツ、好評につき急きょ販売決定!

みなさまお久しぶりです。
プロジェのちびっこOことオオサコです。

これまで黙々と宣材(チラシやポスターなど宣伝用の素材のことです)や、
イベント用のツールを作り続けて、気づけば早お盆。
いよいよ『ラーメン侍』の宣伝も仕込みの佳境に入ってきました!

さて、今日は『ラーメン侍』応援Tシャツ、略してラーサムTシャツ(勝手に命名)のご紹介。

先日の<水の祭典くるめ祭>で『ラーメン侍』アピール隊が着用し、お披露目したこのTシャツは、
イベントや宣伝プロモーションで活用するために、久留米の支援する会と共同制作したものです。
(デザインは、お隣のヒクデザインさん!)
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このTシャツを好評につき、急きょ今週末2日間だけ
「久留米 大砲ラーメン」合川店と本店の前で限定販売することになりました!
パチパチパチ!

↓着るとこんな感じ。
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「大砲ラーメン」のスタッフも着用開始!
本日、開店間際の本店、小川店長の後姿です。
なかなかでしょ?

値段は1000円、しかも税込み。 お買い得!

販売、日時は以下のとおり。
8月13日(土) 久留米 大砲ラーメン 合川店
8月14日(日) 久留米 大砲ラーメン 本店
両日とも11:00~17:00で販売予定です。

この炎天下の中(多分)、支援する会の有志が直接販売してくださいます。
ぜひラーメン食べがてら買いにきてください!
これを着れば、あなたも"ラーメン侍's"ですよ。

今回は急遽決まったイベント販売ですが、また販売スポットが決まったらこちらのブログか公式HPでご案内します。
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「水の祭典久留米まつり」に、急遽 中村有志さん出演決定!

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現在開催中の「水の祭典久留米まつり」に、急遽中村有志さんの出演が決定しました!
劇中で中村さんは高木古都さん演じる"きな子"の父親役で出演されています。
親子で出演ですね~☆
明日8月4日(木)のパレードは15時48分ごろからです。
お近くの方は是非足をお運びください。めがね_R (1).jpg

「水の祭典久留米まつり」に瀬木直貴監督と高木古都さんが出演決定!

筑後一の集客を誇る夏祭り「水の祭典久留米まつり」に映画『ラーメン侍』隊が参加します。
劇中に登場する屋台『弾丸ラーメン』のレプリカとともに、瀬木直貴監督と映画で"きな子"役を演じた高木古都さんがパレード!映画の予告をオンエアするモニター車に続き、約50名の映画『ラーメン侍』アピール隊が特製うちわを配布します。
久留米の夏、最大級のお祭りです。皆さん是非お出かけ下さい。

<水の祭典・前夜祭>
日時:8月3日(水) 18時ごろ~スタート予定
場所:六角堂広場
※前夜祭プログラム
http://kurume-matsuri.info/eve.html
※六角堂広場
http://www.highmartkurume.co.jp/rokkakudo/index.htm

<水の祭典・本祭>
日時:8月4日(木)15:48ごろ~パレードスタート予定
場所:パワーストリート
※パワーストリート出演スケジュール
http://kurume-matsuri.info/main3.html
※パワーストリートMAP
http://kurume-matsuri.info/power.html

「水の祭典」公式HP
http://kurume-matsuri.info/

読んで感動したので...

なでしこジャパンがなぜ。優勝できたのか?それを語っている人は多いと思いますが、そうだったのか!と心からかみ締めることができたのが、山本哲士さんのブログに書かれたものです。

山本哲士(やまもとてつじ)さんは政治社会学、ホスピタリティ環境学・企業環境学を専門とする学者さんです。現在は、文化科学高等研究院ジェネラル・ディレクター。

大分の麦焼酎「いいちこ」で有名な三和酒類の、企業文化広報誌『季刊iichiko』。
超領域的な専門研究の文化誌として、河北秀也デザイン、山本哲士編集で作られています。

20年ほど前に、河北さんが、福岡に連れてこられたことがあり、一緒に酒を酌み交わしたこともありました。
とても穏やかな風貌なのに、論文などを読むと過激です。
特に政治や脱原発に関しては、かなり思い入れ深く、ブログで語られてます。
ときたまのぞく山本さんのブログですが、今回は熱く、なでしこジャパンを語っていました。
長い文章ですが、抜粋すると伝わらなさそうなので、全文掲載させていただきます。読んでください。
*文中に出てくる「述語パワー」はちょっと勉強する必要がありそうです。

<なでしこJAPANの述語パワー>

だんだんとなでしこJAPANの、決勝戦の分析が、明確になってきている。
USAのワンバックは、時間がたつにつれて強くなっていく日本チームに驚いたと回想していた。

USAは、前半できめてしまおうと猛攻撃からはいった。
前半、15分、日本は浮足立った、なんども危なかったが、USAはシュートを決めきれなかった。
イギリス戦での負けから、ボールをキープすることの重要性を反省していた日本。
まず、海堀が、ゴールキックを打たずに、バックへ渡すようにして、ボールをキープしていける落ち着きを戻させる、岩清水は、会場からブーイングがかかろうが、気にせずに「攻め急がない」という方針をとる。結局、前半戦のボールキープ率は、日本の方が多くなった。ワンバックは、苛立っていた。点をいれさせず、しのいだ日本は、自分たちのペースを取りもどしていった。

後半戦、USAは動く。動きの速いモーガン選手を入れて行く。永里が、パスせずにボールをひとりでキープしようとしていた、そこを奪われ、一挙にカウンターで、俊足モーガンに決められる。24分であった。ワンバックは、これで勝ったとおもったという。
ところが、澤が、選手たちを鼓舞する、大丈夫、大丈夫と。あきらかに、熊谷も岩清水もちょっと沈んだ顔をしていたが、だんだんと元気になっていく。
「苦しい時は、わたしの背中をみなさい」と言っていた澤の声を忘れずに、宮間は、確実にボールをキープしながらゴールチャンスを狙って行く。そして、皆で走って、守って、攻める、という述語サッカーをし続け、ついにうしろから走り込んだ宮間が、こぼれ球を冷静に、名キーパー、ソロの力をみぬいて、ぎりぎりのところへうちこんで、同点に追いつく。日本は、ここで、勝てるんではないかという気になったと、阪口は振り返っていた。

終に、延長戦。
前半、USAは、ワンバックがヘッドで決めて、1点をとる、これでこんどこそ勝ったと、ワンバックは確信したという。
ところが、日本はNever give upできた、こちらが勝ったと思うと、日本のチームワークがさらに高まり、全員が向ってきた、とふりかえっていた。普通ならあきらめる、それがなでしこチームは、逆であった、というのだ。
澤は、自分がむしろあせっていたが、周りの若いメンバーたちの方が今度は逆に落ち着いていた、とふりかえる。まだ、いけるよと、選手たちは声をかけあっている。
宮間は、顔色ひとつかえない、冷静沈着である。中堅は、ベテランを支え、若手を鼓舞する。

実は、試合開始の5時間前に、選手たちは、1981年からの日本サッカー女子チームたちの軌跡のビデオを全員で観ていた。どれほど、先達たちが苦労してきたか、今自分たちが決勝戦にたてた、それも長い歴史の結果であることを、心身に刻み込んでいた、いまでさえ、仕事しながら好きなサッカーをしている、そこに中途半端さがないことを、いやというほど知っている、それが全員に領有されている、そこから湧き出してくる述語パワーである。

延長戦の後半、川澄は、監督に、自分がサイドの中へ入り丸山を前にだして、自分が動いてパスまわしをし、決めていこうと、提言していた。
それがなんども繰り返される、そしてついに、あの宮間と阪口と澤が、話しあって二アにボールを宮間がおくる、それを澤が飛び込んで決めるという、もう意識をこえて、しみこんでいる連携プレーで、あざやかなシュートを決めて、追い付く。
ワンバックは、もう追い付かれるなど、ありえない、という出来事に出くわして、もう駄目だとなっていたようだ。
どんなにひきはなしても、逆に、チームワークが高まり、ソロがふりかえっていたように、なにかとりつかれたような巨大なかたまりがせまってきた、といっている、その猛攻撃に、USAは力尽きた。
しかし、王者USA、モーガンが再び突進してくる、それを岩清水が、身体を張って、阻止、レッドカードで退場となるも、ファインプレーだと仲間たちからたたえられ、しょげることなく、ひきさがる。すでに、アディショナルタイムに入っていた。
フリーキックを、皆で必死でさばき、球にくらいつく澤。

ついにPK戦へ。
澤は、わたしはいやだといってPKを回避、ひたすら「サッカーの神様」と天を仰いで、祈っていた。
海堀の、超技、脚で述語的に、ボールを止めた。
宮間は、きっちりきめ、あのガッツポーズ。
USAは、もう意識で、勝ちをうしなっていた。
日本は、緊張の中、しかし、のびのびとPKに臨んでいた。

勝利が、きまったその瞬間、選手たちは、一斉にゴールの方へむかってだきあっていたが、宮間ひとりは、そちらへいかず、ゆっくりとUSA選手たちのほうへいき、彼女たちをたたえていた、これがすごい。
映像で、宮間が別の方へ歩いていく、その瞬間が、残っている。感動的な、裏のシーンだ。
ワンバックは、澤によってきて、「おめでとう、あなたを誇りに思う」、とたたえたという。澤は、独りでは、USAに勝てないけれど、皆で立ち向かって勝てた、とワンバックに言ったという。

USA選手たちも、脱帽した、世界中が、日本の勝利をたたえた、述語サッカーをやりぬいた日本の、確かな勝利だと認めた。偶然ではなく、実力である、と。
「窮地に立たされると、力を逆に発揮していく」、それが述語サッカーをやりぬいた日本の、確かな勝利だと認めた。偶然ではなく、実力である、と。
宮間は、きっちりきめ、あのガッツポーズ。
USAは、もう意識で、勝ちをうしなっていた。
日本は、緊張の中、しかし、のびのびとPKに臨んでいた。
勝利が、きまったその瞬間、選手たちは、一斉にゴールの方へむかってだきあっていたが、宮間ひとりは、そちらへいかず、ゆっくりとUSA選手たちのほうへいき、彼女たちをたたえていた、これがすごい。
試合後、ソロと宮間とが、談笑し合っている写真が、USAでは一番見られているという。USAの選手たちも、えらい。

ロンドン・オリンピックが、滅茶苦茶に楽しみになって来た。
同時に、なでしこリーグの、日本での悲惨さが浮き彫りになって来た、よくこれでやり続けてきた、立派である、頭がさがる。

男子、フランスワールドカップのとき、わたしたちスポーツ学者たちに女子サッカーの関係者がひとり、同行していた、女子サッカーをなんとかしたいのだ、とそれを、他人ごとでしかみていなかった自分である。
女子サッカーは、日本でしかしえない述語的サッカーを、実現した。
今度は、ザッケローニの番だ、ブラジル大会では、男子の述語的サッカーをしあげてベスト4以上に行くと思う。
コパ・アメリカでは、やはりアルゼンチンをやぶったウルグアイが優勝した。ブラジルもアルゼンチンも負けた。

もう、変わってきている。主語的サッカーは勝てなくなってきている。
団結力とか組織力とか、そういうものでは勝てない、述語パワーが働いてこそ勝てる、それがどういうものであるのかを、これほど明確に見せてくれたものはない。
この、述語的純真さに、物象化がどこにもないのだ、これは驚きであった。対象的に疎外されたものが、どこにもないのだ。
述語行為の作用には、四肢間構造が無い、ただAとそれが産み出すaがあるだけだ。USAには、四肢間構造が、うまれてしまっていた。