ハリー・ポッターのオーディオブック

子供が本好きだと聞くと、ちょいちょいプレゼントしているオーディオブック。
先日15年ぶりに会った友人にもプレゼントしました。
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結構な数の登場人物を、江守徹が声色を替えながら朗読してくれます。
秀逸なのは「ハグリッド」と「ペチュニアおばさん」と「庭小人」。

このオーディオブック、1冊で10枚もあって焼くのが超面倒。
しかし暗い10年計画遂行の為に、今回も心を込め手間暇かけて焼きました。
朗読テープで育っためがねのように、妄想過多な大人に育ってくれますように。
気に入ってくれるといいけど。ウフフ。

久しぶりに上海、行ってきました!

3年ぶりくらいに上海に行ってきました。

今の研究「高齢社会」に関する専門家会議があったのでそれに出席するため、出張してきました。
万博以前の上海しか知らないので、どんなに変わっているか、物価がどれほど上がっているか気になったのですが、なにせ、学会発表みたいなもので、ずっと会議室に缶詰め。
朝は8時半から夕方6時まで発表を聞いて、その後は用意された上海料理の宴会場でご飯を食べる...。それで終わりです。

でも、この専門家会議がすごいのは、日本、韓国、中国の高齢者研究者たちが40人ほど集まってきて最新のデータや課題を報告することです。今年で17回目だとか。
日本、韓国、中国で会場を1年ごとに変えながらこの会議を続けているそうです。
昨年は上海万博だったため、昨年も上海、だから2年続けてということです。

今回の会場は上海社会科学院というところ。
中国で社会科学院というのは、最高レベルの人文科学の学術研究機関であると同時に中央政府機関であり、中央政府あるいは地方政府政策立案のシンクタンクでもあります。
上海社会科学院は中国社会科学院に次ぐもので、地方ではもっとも大きいアカデミー。なので学生などはいません。政府のブレーンといった立場でしょうか。

日本でも中国でも、そして韓国でも大問題なのが少子高齢社会の到来です。

日本が先に高齢社会を迎えていますが、韓国は2019年に、中国は2024年に高齢社会を迎えます。
ちなみに高齢化社会というのは、65歳以上の人口が全人口の7%、高齢社会は14%になったとき。
日本は1994年に高齢社会となりました。
そのために制度としてつくってきた年金や介護保険など、これから韓国や中国が必要に迫られてくるということです。
制度だけではなく、サービスや住宅、交通や建築のバリアフリーの取り組みなども重要なんです。

共通する課題は、いかに元気な高齢者でいてもらうかということ
 
WHO(国際保健機構)が提唱しているのはアクティブ・エイジング(Active Ageing) 、人が有意義に年をとるには、長くなった人生において健康で、社会に参加し、安全に生活する最適な機会が常になければならない としています。

...こんな研究もしていますという報告でした!


→高齢者専門家会議風景
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→上海社会科学研究院の前で
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→宴会後に披露された上海の高齢者たちのダンス 皆さん、きれいです!
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休みの間に読もうと思って借りてきました。

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図書館もレンタルマンガも、普段からかなりフル活用。
なにしろ、こんなペースで本を買い続けたら御殿が建ちます。

<小説>
『秋月記』葉室麟、『ラスト・ドック』ダニエル・アーランハフト、『ハイブ』マーク・ウォールデン、『青の懺悔』堂場瞬一、『獣の奏者』上橋菜穂子、『バージャック』SFサイード、『カラス おもしろ生態とかしこい防ぎ方』、『メルストーン館の不思議な窓』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ、『きつねのはなし』森見登美彦、『宵山万華鏡』森見登美彦、『恋文の技術』森見登美彦、(新訳)『走れメロス』森見登美彦、『隠蔽捜査』今野敏、『マイ・ブルー・ヘブン』小路幸也、『メロンのまるかじり』東海林さだお
<マンガ>
『BLEACH』久保帯人、『NARUTO』岸本斉史、『いとしのニーナ』いくえみ綾、『鋼の錬金術師』荒川弘、『べるぜバブ』田村隆平、『ぬらりひょんの孫』椎橋寛、『うさぎドロップ』宇仁田ゆみ

...GWが嬉しくてちょっと借り過ぎたかも。

中には、これから宣伝する映画の関連本もあります。『うさぎドロップ』(松山ケンイチと芦田愛菜主演)と映画『東京公園』の原作者・小路さんの東京バンドワゴンシリーズ『マイ・ブルー・ヘブン』がそうですね。
あとは、ここ1年くらい児童書を読み漁っているので半分くらい児童向けです。
森見さんも『夜は短し歩けよ乙女』が面白かったのでまとめて借りてきました。

あんまり流行りは気にならないので、セレクトする本に傾向がないです。
グルグル徘徊しながら30分くらいで気になったものをポンポン選んでいきます。
最近までは自宅にある『西部戦線異状なし』を再読していました。レマルクは、映画にも宝塚にもなった『凱旋門』が特に好きです。

本好きなら本を買えと非難されそうですが、めがねの部屋には(8畳)大きな本棚が4つあって、収まりきれない本があふれています。
家をリフォームしにきた大工さんには、リビングの窓の建てつけが悪いのは、真上のお嬢さんの部屋が重すぎるせいだと言われました。「こんな重さに耐えられるようには作られてないので、本を処分された方がいいですよ」と助言されたそうです。

処分してあれなんですけど...(汗)

とはいえ耐えられなくなった部屋の重みで、下で寝ている両親がつぶされる夢を何度も見るくらい大工さんの言葉を気にしているので、本は気に入ったら買うことにして、普段はできるだけ増やさないように心がけてます。

ところで今日家猫と遊ぼうとしたら、何もしないのにボールが屋根側に転がって行きました。
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怖っ...。


『ベンダ・ビリリ!』上映イベントのアフタートークゲストが決定しました!

映画の内容をより多角的にお話しいただける素晴らしいゲストの方をお招きすることができました。
さらに内容の濃いイベントになりそうです。

①3月18日(金)19:00~の回の上映後アフタートーク
サプライズゲスト!!
⇒『ベンダ・ビリリ!』の音楽的な魅力をディープに語っていただきます。

②3月19日(土)11:30~の回の上映後アフタートーク
ゲスト:樋口 龍二さん(NPO法人まる代表理事)
⇒障害のある人が社会と共有できる、時間・空間・仲間の「3つの『間』づくり」をコンセプトとした障害者福祉を目指す[NPO法人まる]の代表理事を務める。障害のある人によるアートを社会に発信し、「仕事」につなげる中間支援組織[エイブルアート・カンパニー]を立ち上げるなど、アート活動をきっかけに他分野とのネットワークを構築し、障害のある人たちの自己表現を促す活動に力を入れている。3月27日までエイブル・アート2011「Life map」をギャラリーアートリエにて開催中。

③3月20日(日)11:30~の回の上映後アフタートーク
ゲスト:松永 誠剛さん(「NAWASHIROプロジェクト」主催)

⇒自己のトリオ「a.s.k」を中心に、南アフリカ、日本、ヨーロッパで活動する福岡出身のベース奏者、作曲家。いまだアパルトヘイトの名残が残るヨハネスブルグの貧民街ソウェト(スラム)で生活する子供たちに、麻薬や犯罪に手を染める前に音楽に触れる喜びを味わってもらおうと自分が使わなくなった楽器を「手渡し」する活動 "NAWASHIRO (=苗代)プロジェクト"の主催者。10年後の2020年、ミュージシャンとなった彼らと一緒にツアーする事を目指している。

やはりアフタートークがある回にご予約いただくお客様が多いです。
お早めにこちらまでご連絡ください。
℡(092)737-7265 (平日11:00~18:00、イベント期間中10:00~20:00)
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