岡本太郎記念館に行ってきました!

東京に出張してました。
噂どおり、東京は暗い!
コンビニも百貨店もレストランも地下道も昼間なのに暗い!
地下鉄もエスカレーターが動いてないため、すべて階段です。
スーツケースを持って移動している人や高齢者は大変だと思います。

仕事が表参道だったので、近くのホテルに宿泊し、午前中は根津美術館で杜若屏風を見ようよ張り切って行ったら休館でした。
しかたないので、その近くにある岡本太郎記念館に行くことにしたんです。

岡本太郎は1911年生まれなので、今年が生誕100年
だからさまざまなイベントや展覧会、そしてテレビドラマや特集が組まれているのです。

岡本太郎記念館は私立美術館。ここは、岡本太郎が1953年から1996年、84歳で没するまでアトリエを兼ねた住居として使用していた建物を記念館としたものです。
膨大な数の彫刻、デッサンなどが展示保存されており、1階には岡本が使用した筆や絵具、また応接間が再現、そこには岡本太郎の人形が立ち、ちょっと驚かされます。
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2階にはあの「太陽の塔」のミニチュア版や、その塔の中にうごめいていた「生命の樹」の20分の1のフィギュアが飾られています。
小さいとはいえ、フィギュア製作では有名な海洋堂が復元したもので、単細胞生物から恐竜、人類まで、進化する生物がびっしり張り付いていました。
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楽しいのは庭!
生前はこの庭で彫刻を彫っていたそうです。

狭い庭に所狭しと大きな彫刻がランダムに置かれていますが、迫力なのは「若い太陽」像と「乙女像」

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あまりに気に入ったので、携帯の待ち受け画面にしてしまいました。
入場料は600円、すべて写真撮影OKです。

万能グローブ ガラパゴスダイナモス第12回公演『グンナイ』

万能グローブ ガラパゴスダイナモスは、主にシチュエーション・コメディを得意とする地元・福岡出身の若手劇団。
2010年の12月から2011年2月にかけて、ついに初のツアー公演を敢行し、福岡・東京ともに満員御礼の快挙を成し遂げたという今一番ノリに乗っている劇団です。

プロジェとのお付き合いの始まりは、劇団☆新感線・主宰のいのうえひでのりさん来福キャンペーン。
ゲキ×シネ『蛮幽鬼』の試写会で、スペシャルトークショーとしてギンギラ太陽'sの大塚ムネトさんとガラパの川口大樹さん3人でトークショーをしていただきました。
実は大濠高校演劇部出身のお3方。地元・福岡でしか聞けない、文字通りスペシャルな爆笑トークでした。

そんなガラパの、いわば凱旋公演が決定です!

第12回公演「グンナイ」(作・演出:川口大樹)

日程:2011年5月28日(土)14:00 / 19:00(☆=生コメンタリー付)
        5月29日(日)14:00
         (※開場は開演の30分前)

会場:イムズホール
料金:一般前売2300円、当日2500円
    ペア券3800円
    高校生以下1000円(当日座席指定、引換時学生証を呈示)

詳細はガラパの公式HPから→コチラ

個人的には前回の「ひとんちで騒ぐな」で見て、すごく面白かった生コメンタリー付の回がおススメ。

そう、映画や芝居のDVDでついてるアレです!
生でやっちゃうのがすごい。

終演後に、もう一度役者が出てきて、たった今終わったばかりの芝居の1シーンを実演。それをお客さんと一緒に見ながら、川口さんがどういう風に演出をしたか、どんなエピソードがあったかをコメントするという斬新、奇抜な「おまけ」トーク。

東京公演を経て、どういう新作を見せてくれるのか楽しみです。
みなさまも是非、劇場に足をお運びください。
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どうしても見たかった「国民の映画」でした!

今年、生誕50周年を迎える三谷幸喜さん。
この記念すべき1年を「三谷幸喜大感謝祭」と銘打ち、4本の新作舞台を書き下ろします。

その中の1本が「国民の映画」。
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「国民の映画」は4本の新作の中で唯一三谷幸喜自身の企画であるとのこと。

出演者にはなんと!
三谷作品初出演という段田安則、風間杜夫をはじめ、ミュージカル界で活躍のシルビア・グラブ、新妻聖子、そして三谷作品には欠かせない俳優陣である小日向文世、石田ゆり子、小林隆、そして、2003年の「オケピ!」ぶりの登板となる白井晃。

1月の「ろくでなし啄木」に続いて、どうしても見たかった芝居でした。
しかし、震災があって3月のパルコ劇場には行けず、大阪の公演もタイミングが合わず、神奈川芸術劇場で最後の公演があると聞き、チケットを関係者に無理やりお願いして見に行きました。 

物語は1941年のベルリン。
ヒトラー内閣の宣伝大臣ゲッベルス(小日向文世)とその妻マグダ(石田ゆり子)は、映画監督のヤニングス(風間杜夫)やリーフェンシュタール(新妻聖子)ら映画関係者や、自著が焼き払われながらもナチスに立ち向かう人気作家ケストナー(今井朋彦)を自宅に招き、パーティーを開いています。
映画好きのゲッベルスは、アメリカ映画の『風と共に去りぬ』を超える、全ドイツ国民が誇りに思えるような「国民の映画」を作ろうと考えており、そのプレゼンテーションをするために皆を集めていたのです。しかし呼んでもいない客、ナチス親衛隊指導者・ヒムラー(段田安則)や、空軍総司令官ゲーリング(白井晃)まで自宅にやって来て波乱が起こるのですが。

重たいテーマを笑いを交えて演出しながら、最後はグサッと大きな衝撃を胸に突き刺してくる舞台でした。

三谷さんが、このテーマに興味を持ったのは、小学生の頃に読んだ水木しげるさんの漫画「劇画ヒットラー」だったので
「構想約40年の壮大な企画」だとか。
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普通の人がヒットラーに出会ったことで、狂気の世界に入り込んでいく様を描きたかったと語っています。

だからこそ、普通の人にしか見えない小日向さんにゲッペルスを演じさせたかったのでしょう。
巨漢だったとされるゲーリングを白井さんが演じてますが、衣装の下には肉襦袢付けてました。
三谷作品初とは信じられない段田さんのヒムラー、滑稽さと怖さが入り混じる役を、あの声で演じています。
これまた三谷作品初という風間さんもしたたかな、そして時代の権力者に調子を合わせて生きてきた映画監督を軽やかに演じていました。
そして時代の権力者に調子を合わせて生きてきたけど、最後は権力にはっきり反旗を翻す映画監督を「らしく」演じていました。

生のピアノ演奏に合わせて、さも当時のドイツで歌われていたかのような歌を、高らかに歌い上げるのはシルビア・グラブと新妻聖子さん。
せっかく歌が上手い女優がいるのだから、歌を聴きたいと三谷さんが望んだそうです。
なので、歌われるのは舞台オリジナルの曲。

そして、何より最後にグサッと胸に刺さるのが小林隆さん演じる、ゲッペルスの執事・フリッツです。

思い出しても恐ろしい言葉と光景です。

結局、ゲッペルスが「風とともに去りぬ」に対抗して製作したのは「ほら男爵の冒険」という映画だったそうで、後世の私たちが知らないということは全く話題にもならなかったってことでしょうね。

"ヅカ川"をよんで豪華賞品を当てよう!

福岡スポーツセンターのNさんによる、こんな企画に選考委員として参加させていただきました。

宝塚歌劇にまつわる川柳 
略して「ヅカ川」

Nさんこのネーミング大丈夫ですか...。

"自分が伝えたい宝塚の魅力と感動"を表現した川柳の中から、傑作50選を5月の宝塚雪組『黒い瞳』の公演会場で掲示。
応募者の中から抽選で宝塚のチケットが当たるというもの。

皮肉とシャレが効いていて思わず吹き出すような笑える川柳、宝塚のキラキラした舞台や宝ジェンヌに憧れる気持ちをよんだ川柳、そして「これはもしかすると川柳というより標語なのでは...」という迷作まで、皆さん頭を絞って考えてくださった力作が勢ぞろい。
迷いに迷ってめがねが選んだのは、同じ宝塚ファンとして共感した一句です。
『黒い瞳』をご観劇予定の方は、是非ロビーのヅカ川掲示コーナーにお立ち寄りください。

『黒い瞳』に関するめがねブログは→コチラ

次のヅカ川募集チラシがこれ。
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今度はさらに賞品が豪華!

☆ロシアに行くための西鉄旅行ギフト券10万円、
☆ロシア料理ニーナのお食事券、
☆ロシアからやってくるボリショイサーカス福岡公演のチケットなどなど。

『黒い瞳』の舞台ロシアに、若干ムリヤリかけた感もある賞品が当たります(笑)
詳しくは→コチラ

宝塚担当になって猛烈に勉強し、宝塚検定まで取得したNさん。
「福岡の宝塚ファンをもっと増やしたい」という熱意が嬉しいです。
これからもプロジェは(というより主にめがねが)宝塚歌劇とNさんを応援していきます!
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LIVE POTSUNEN 2011『THE SPOT』

今めがねが絶対見逃したくない人。
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2時間、小林賢太郎ワールドにどっぷり浸らせてもらいました~。
小林さんの頭をパカリと割って、中を見てみたいです。
...天才!