konya2023 talk #3 Peter Granser "Werksvortrag"

今回のkonya2023 talkには、世界各国から様々な作家が訪れる糸島のアートスペース
Studio Kuraに現在レジデンス中の写真家ペーター・グランサーさんをお迎えします!
「Sun City」、「Coney Island」など数々の写真集を出版されているペーターさんの
近年の活動についてお話いただきます。

スタジオクラでのレジデンス風景はこちらで ↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
konya2023 talk #3 
Peter Granser "Werksvortrag" Lecture on his work from 2000-2012.

日時:2913年5月15日(水)19:00
場所:konya-gallery / 中央区大名1-14-28-2F
料金:¥500-
話者:ペーター・グランサー
主催:TRAVEL FRONT、Studio Kura
協力:ART BASE 88

Date : Wed 15 May 2013, 7:00pm
Venue:konya-gallery / 1-14-28, Daimyo, Chuo-ku, Fukuoka
Fee : ¥500-
Guest : Peter GRANSER (Photographer)


ペーター・グランサー(独)
写真を独学で学び、2001年にはWorld Press Photoのマスタークラスに招聘された他、
数々の賞を受賞。作品はヒューストン・ファインアーツ・ミュージアムをはじめアメリカ、
スペイン、スイス、ドイツなどの多数の美術館に収蔵されている。
これまでに「Sun City」、「Alzheimer」、「Coney Island」、
「Peter Granser 2000-2007」、「Was einem Heimat war」の5冊の写真集を出版。

Peter Granser is self-educated and was invited to the World Press Photo Masterclass in 2001. 
He was given the Arles Discovery Award and the Deutscher Sozialpreis in 2002, 
as well as the Oskar-Barnack Award in 2004. In 2006 Peter Granser was a stipendiary of the 
German Kunststiftung Baden-Wuerttemberg and was awarded the Helmut-Kraft-Foundation 
Talent Art Prize in 2011.
His works have been exhibited internationally and are presented in public collections such as
the Houston Museum of Fine Arts,USA, the Fundación Ordóñez-Falcó, Spain,  
the ARTIUM Centro-Museo Vasco de Arte Contemporáneo, Vitoria-Gasteiz, Spain, 
the Fotomuseum Winterthur, Switzerland, the Alison and Peter Klein Collection, 
Germany and the Staatsgalerie Stuttgart, Graphische Sammlung, Germany.

He published 5 books to date:
2003                  Sun City, Benteli, Switzerland
2005                  Alzheimer, Kehrer,Germany / La Fabrica, Spain
2006                  Coney Island, Hatje Cantz, Germany/Galerie Mennour, France
2008                  SIGNS, Hatje Cantz, Germany / MoCP, USA
2011                  Peter Granser 2000-2007, Superlabo, Japan
2012                  Was einem Heimat war, Buecher & Hefte, Germany (May 2012)
                         „J'ai perdu ma tête", Kodoji, Switzerland (July 2012)

peter1.jpgpeter2.jpgpeter3.jpgpeter4.jpg

konya-galley's pick #2「Le Rondeau 〜繰り返される自然と共に〜」

Le Rondeau.png
紺屋2023一押しのアーティストやクリエーターを紹介するexhibitionシリーズとして、
福岡出身の気鋭のファッションデザイナー熊丸淳也氏の展覧会を開催します。 
福岡からパリ、東京と活躍の場を広げているオートクチュールブランド
MAISON JUNYA KUMAMARUは、昨年アパレルショップ「equal」を舞台に、
季節の花を活かしたフラワーオブジェやアートワークを展開してきました。 
今回はその集大成となる展覧会をkonya-galleryにて開催します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
konya-galley's pick #2
MAISON JUNYA KUMAMARU 「Le Rondeau ― 繰り返される自然と共に ―」
会期 : 2013年3月22日(金)-4月1日(月)12:00-19:00 
会場 : konya-gallery(大名1-14-28-2F)
催 : MAISON JUNYA KUMAMARU 
特別協力 : 紺屋2023
★レセプション:3/22(金) 18h-21h
★4/1は紺屋2023全体のイベント「紺屋夜会2013」(18h-22h)が開催されます。
 併せてお楽しみください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

| artist's message |

「Le Rondeau」はJunya Kumamaruを中心とする様々なアーティストが共同で、
博多リバレインのセレクトショップ 「equal」を舞台に、
季節の花を活かしたフラワーオブジェやアートワークを一年間毎月生み出してきた企画です。
今回その集大成となる展覧会を「紺屋2023」で開催することとなりました。 
自然は月のサイクル(リズム)によって動かされ、新月で物事は始まり、満月で絶頂を迎えます。
その繰り返される自然と人間の行動や衝動も同じであり、
今回の「Le Rondeau」という企画は自然のリズムに合わせて提案したアートワークの展示です。
サイクル(リズム)とは一日の流れであり四季でもあり、人の一生でもあり美の大切な要素です。
花だけが全てではなく、葉が生い茂る過程や枯れて行く様も、美の大事な側面としてあります。 
今回の展覧会では、過去1年分10作品のドキュメントを新たな作品の形に変えて展示します。 
これまでの展示を楽しんでいただいた方も、見逃がされた方も、ぜひ足をお運びください。


| profiles |

MAISON JUNYA KUMAMARU / http://www.junyakumamaru.com/ 
職業や生活環境に合わせた機能美やスタイルを、信頼できる職人やパートナー企業と一緒に作り上げる
オートクチュールを中心としたブランド。

熊丸淳也 
1980年福岡生まれ。
東京在住。福岡の服飾専門学校を卒業後、ドレスブランドを設立し、
コレクションを発表すると共に、様々なアーティストへの衣装提供を行う。
2001年(株)ローラーズハイのオリジナルブランド''hippiness''の企画、生産管理を担当後、2004年渡仏。
2005年パリクチュール組合学校・サンディカに編入、卒業後デザイナー渡邊氏と
「Dorcas」を設立しパリでウィメンズのプレタポルテコレクションを発表。
2008年、東京に拠点を移し大手アパレル企業に勤務後、
現在は2010年に設立したオートクチュールを中心としたブランド
【MAISON JUNYA KUMAMARU】のディレクター兼デザイナーとして服作りの追究を続ける。


| Le Rondeau member |

Flower Objet:Sakurako                                                     Cerise/dogas(Fukuoka)
Photographer:Hajime MATSUMOTO                             out back Japan(Fukuoka)
Photographer:Takumi TSUNEMATSU                           takumi photo studio(Fukuoka)
Calligraphy et illustration:Tetsuya SAGARA                 Sagara Desin Office Co.,Ltd.(Tokyo)
Translation et Graphic design:Yoshiyuki HIROTA       Atelier HIROTA (Fukuoka) 
Poem:Isao NARUSE                                                          tempsgraphie(Tokyo) 
Music: Kangarou SUZUKI                                     studio blue poket tokyo(Tokyo)
place:Hironori TASHIRO                                                   equal(Fukuoka)
Direction et Produce :Junya KUMAMARU           MAISON JUNYA KUMAMARU(Tokyo)

DOTMOV FESTIVAL 2012 上映イベント

dotmov2012_o.jpg
ことしもこの時期になりました。
世界中から作品募集を行い、開催されるデジタル・フィルム・フェスティバル DOTMOV FESTIVAL。
今年も、konya-gellryにて上映イベントを開催することが決まりました!


DOTMOV FESTIVAL 2012 @ konya-gallery

2013年1月25日(金)-27日(日)

1/25(金) 19:00
1/26(土) 14:00  /  16:00
1/27(日) 14:00  /  16:00

※各回内容は同じです。 ※入場無料

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

DOTMOV FESTIVAL 2012

優秀13作品が選出!今年も11月から世界各都市で上映開始!

DOTMOV」は、未知なる才能を持ったクリエイター発掘と作品紹介の機会の創出を目的に世界中から作品募集を行い、開催されるデジタル・フィルム・フェスティバル。2003年より開催され今年は記念すべき10回目の開催となる。

本年度の応募作品総数は、世界16カ国から194作品。13作品がゲストクリエイターにより優秀作品として選出され、国内外の会場で上映されます。

http://www.shift.jp.org/ja/archives/2012/11/dotmov_2012.html



chaokao in 紺屋2023

chaokao.png
長崎のchaokao projectさんがkonya-galleryにやってきます!

〈chaokao=チャォカォ〉とは、タイ語で〈山のひと〉という意味で、不安定な情勢が続く中国やミャンマーなどで難民となり、タイ山間部に移り住んだ 〈山岳民族〉の人々のこと。自給自足で生活をしてきた彼らは、〈刺繍〉や〈手織り〉などの、伝統的で素晴らしい技術を持っているそうです。chaokao projectはその手仕事による 布地や紐などを素材として活かし、新たな価値を吹き込んで、世の中に流通させようとする試みです。

トラベルフロントは昨年開催した「東北九州プロジェクト」の際に、長崎会場の実施パートナーとしてchaokao projectさんにご協力いただきました。その際にはすでに長崎の作家さんが山岳民族の作った素材を使ってデザインした作品を出品していただいたのですが、繊細で伝統ある手仕事と作家の創造性が出会うとこうなるのか!と感心することしきり・・ただ単にフェアトレードを紹介するというのではなく、ユニークな視点と将来につなげようという姿勢にも共感します。

今回の展示では、「山岳民族の伝統文化とはどのようなもの?」「アートとのコラボレートで何を目指している?」などchaokao projectについて知っていただくとともに、なかなか目にする機会のない山岳民族のすばらしい伝統技術を間近に見ていただく機会になるそうです。ぜひ足をお運びください。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------
「chaokao in 紺屋2023」

会期 : 2012.11.6(tue)~11.11(sun)11:00~19:00(最終日~15:00)
会場 : konya-gallery(福岡市中央区大名1-14-28-2F)

<展示会内容>
○ヤオ族・リス族・モン族・カレン族の刺繍・織物・衣装・生活道具の展示会
○chaokao artistとタイ山岳民族のコラボ作品展示会

☆トーク☆ 「タイの山岳民族と育むアートあれこれ」  11.11(sun)14:00~@konya-gallery
パネリスト: 高野繭子(chaokao主宰) 山崎加代子(chaokao Art Director)  井上明美(JICA) 宮崎由子(紺屋2023)

主催 : chaokao project http://chaokao.org/
共催 : JICA九州
協力 : 紺屋2023・長崎県青年海外協力協会
後援 : タイ国政府貿易センター福岡・福岡県青年海外協力協会・(特活)NGO福岡ネットワーク・FBS福岡放送・九州朝日放送・NHK福岡放送局・RKB毎日放送・TNCテレビ西日本・朝日新聞社・西日本新聞社・毎日新聞社・読売新聞社


写真家田代一倫氏トーク ー『はまゆりの頃に』の撮影を通して見た東北と九州

hamayuri2.gif
左:2011年4月23日 岩手県宮古市田老  右:2012年7月22日 宮城県仙台市青葉区国分町


元アジアフォトグラファーズギャラリー代表の田代一倫さんを迎えての、トークイベントを開催します。

田代さんは震災直後の4月から、岩手県・宮城県・福島県の沿岸部をはじめ、内陸の山間部や都市部に住む人と、会話をしながら繰り返し撮影を行われています。
現在までに撮影したポートレートは800人にも及ぶそうです。
撮影する対象も、初めは宮城県、福島県の被災地域の人々、そこから範囲を広げて遠野、盛岡の人々、仮設住宅で暮らす人々、さらに東北地方最大の歓楽街といわれる国分町の人々と徐々に変えながら撮影を続けられています。
その足取りを見ると分かるように、自らの足でその場に赴き、肌で感じた思いや感覚につき動かされるように真摯に状況を写し取ることを続けられています。

田代さんは撮影を続ける中で、東北の地において自らの故郷である九州のことを考えた時に、東京にいた時とはまた違った感覚で考えるようになったと言います。
また、地方同士の連携やコミュニティのあり方など色々なことに興味が向いてきているとも。その思いは、九州でもできるだけたくさんの人に写真を見てもらい、体験を共有し、その人たちと話をしたいという気持ちにつながり、今回の企画に至りました。

一部ではこれまで撮影した写真を見せながら撮影のエピソードや背景をお話いただき、二部では会場の皆さんも交えてお話ができればと思っています。

----------------------------------------------------------------------------------------------------
TKP TALK vol.6
写真家田代一倫氏トーク
ー『はまゆりの頃に』の撮影を通して見た東北と九州

日時:2012年10月31日(水) 一部 / 19:00-20:00 二部 / 20:10-20:50
会場:konya-gallery(福岡市中央区大名1-14-28-2F)
会費:500円 ※予約不要
主催・お問合せ:東北九州プロジェクト(事務局トラベルフロント)092-984-6292

ゲスト:田代一倫
モデレーター:野田恒雄

★同時開催★
未発表の作品も含め、撮影した全員(800人以上)をスライド上映でご覧いただけます。
10/30-11/1  12:00-19:00  konya-gallery  ※入場無料

「はまゆりの頃に」Facebookページ  http://www.facebook.com/hamayurinokoroni
東北九州プロジェクト http://tohokukyushu.wordpress.com/
----------------------------------------------------------------------------------------------------
tashiroprof.jpg
【 田代一倫氏プロフィール 】
1980年福岡県北九州市生まれ。2010年九州産業大学大学院博士後期課程造形表現専攻満期退学。06年アジアフォトグラファーズギャラリーの設立・運営に参加。09年 photographers'galleryの運営に参加。第8回三木淳賞奨励賞受賞。
写真展(個展)に「浮憂世代」(Juna21新宿・大阪ニコンサロン)、「八幡」(アジア フォトグラファーズ ギャラリー・福岡)、「椿の街」(photographers'gallery・東京)などがあり、グループ展に「社会標本展」(ギャラリーON・ソウル)、「消滅の技法展」(福岡アジア美術館)、「Social Voyeurism」(ギャラリーアートリエ・福岡)、「クロッシング・カオス1999-2009」(銀座・大阪ニコンサロン)、「はまゆりの頃に」(新宿ニコンサロン)などがある。

【「東北九州プロジェクト」について 】
「東北九州プロジェクト」は、東北地方の復興活動に対して、義援金や寄付などの「支援」とはまた違ったあり方で、九州からそして文化面から、中長期的に 「連携」して取り組めないかと考え、'11年5月に立ち上げたプロジェクトです。東北と九州のデザイナー・アーティストの作品を展示・販売する期間限定 ショップと、東北地方で活動する文化関係者を招いてのトークセッションをセットに、'11年7月から福岡(博多)・長崎・鹿児島・熊本・福岡(天神)と、九州内5都市を巡回しました。期間限定ショップ+トークという形式での活動は'12年3月の天神会場を持って一旦締めくくりましたが、このときつながることができた東北の皆さんとの共同事業や、その後の状況をできるだけ生の声を通して伝えるトークイベント[TKP TALK]などをこれからも継続的に行っていきたいと思っています。