konya2023 New Year's art mart - Treasure Ship -

2014年最初の企画のお知らせです。
konya-galleryにて、福岡にゆかりのある若手アーティスト19名の作品が
一堂に会する展覧会「konya2023 New Year's art mart - Treasure Ship -」を開催します。

Please scroll down for English summery.
DMtop.jpg
2011年以降、日本国内のアート表現は変化をみせていると感じている。
個人的な想いを、限られた受け手へ伝える内向的な作風から、社会的状況を反映し、
歴史や時間軸、土地の特徴などを積極的に作品に取り込み、普遍的な表現を目指す
スタイルが増えてきた。
ことに九州を拠点に活躍する若手アーティストたちは、アジアとの関係を身近に感じ、
ダイナミックで自分らしいスタイルを得ようと模索しているようである。
かしながら現在、福岡において、同時代の若手アーティストの作品をまとめて観る
機会は案外と少ない。
そこで、今回、九州やアジアの作家が交流するイベントを多く実施している紺屋2023で、
おもに福岡を拠点に発表しているアーティストのグループ展を開催することとなった。
観客がアーティストを身近に感じサポートができるように、リーズナブルな価格設定で
販売を前提とした展覧会として企画されている。
テーマは、新春の季節感とアーティストの多彩さをふまえ「宝船」=Treasure Shipとした。
ここから漕ぎ出していくアーティストの未来を想像した意味をこめている。
福岡アジア美術トリエンナーレ開催年の年初にあたり、アーティスト、企画者、観客が
顔を合わせ、福岡のアートを活性化させていくスタートダッシュの機会となれば幸いである。

2013年12月
本展ディレクター 宮本初音 [ART BASE 88]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「konya2023 New Year's art mart - Treasure Ship -」 

会期:2014年1月5日(日)-19日(日) 12:00-19:00 
   ※1/5は17:00まで ※会期中無休、入場無料
会場:konya-gallery (福岡市中央区大名1-14-28 紺屋2023 2F 〒810-0041)
ディレクター:宮本 初音 / ART BASE 88
主催:トラベルフロント 092-984-6292
協力:ARATANIURANO、GALLERY M.A.P

★トーク★  「福岡アートの海路を語ろう」
日時:1月11日(土) 19:00〜 konya-gallery 500円カンパ制・ドリンク付き
ゲスト:正路佐知子(福岡市美術館 学芸員)、田中千智(画家) 
司会:宮本初音
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<参加アーティスト> ※名前をclickするとプロフィールページに飛びます
淺井 裕介            Yusuke Asai
井上 絢子            Ayako Inoue
牛島 光太郎        Koutarou Ushijima
大川 枝里子        Eriko Okawa
角田 奈々            Nana Kakuda
国本 泰英            Yasuhide Kunimoto
塩井 一孝            Kazutaka Shioi
鈴木 淳                Atsushi Suzuki 
瀬戸口 朗子        Akiko Setoguchi 
武内 貴子            Takako Takeuchi 
田中 武                Takeshi Tanaka 
田中 千智            Chisato Tanaka 
堤 康将                Yasumasa Tsutsumi 
寺江 圭一朗         Keiichiro Terae
松崎 宏史             Hirofumi Matsuzaki
宮田 君平             Kumpei Miyata
三輪 恭子             Kyoko Miwa 
森田 加奈子         Kanako Morita
山内 光枝             Terue Yamauchi


<作品のご購入について>
販売を前提とした展示ですので、作品はご購入いただけます。
2014年にちなみ、20,140円の作品が中心となります。
(端数の140円は東日本大震災復興支援募金に充てさせていただきます。)
クレジットカード(Visa, Master, American Express)もご利用いただけます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
konya-gallery will be holding an exhibition of young 19 artists who are based in around Fukuoka. 
The works are able to be purchased at the site.

Title : konya2023 New Year's art mart - Treasure Ship -
Date : January 5-19, 2014
Opening hours : 12:00-19:00  (On January 5, 12:00-17:00)
Venue: konya-gallery (2F 1-14-28, Daimyo, Chuo-ku, Fukuoka)
Director : Hatsune Miyamoto / ART BASE 88
 *admission free
TEL : +81-92-984-6292

★talk session★ 
Date : January 11, 19:00 start  
Fee : ¥500- *voluntary
Theme : Fukuoka's contemporary art scene
Guest : Sachiko Shoji ( curator / Fukuoka art museum ), Chisato Tanaka ( artist )
Moderator : Hatsune Miyamoto
 *The talk will be conducted in Japanese only

DOTMOV FESTIVAL 2013

dotmov2013.jpg
札幌のSHIFTさんが主催する、未知なる才能を持ったクリエイター発掘と作品紹介の機会の創出を目的に世界中から作品募集を行い、開催されるデジタル・フィルム・フェスティバル、「DOTMOV」。
ことしも優秀作品20点の上映を、konya-galleryにて行います。

日時:12月12日(木)17:00-20:00
     13日(金)17:00-20:00
     14日(土)14:00-17:00
     15日(日)14:00-17:00
※全作品通して約90分
場所:konya-gallery(福岡市中央区大名1-14-28-2F)※入場無料

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
DOTMOV FESTIVAL 2013

「DOTMOV」は、未知なる才能を持ったクリエイター発掘と作品紹介の機会の創出を目的に世界中から作品募集を行い、開催されるデジタル・フィルム・フェスティバル。2003年より開催され今年は11回目の開催となる。本年度の応募作品総数は、世界18カ国から206作品。20作品がゲストクリエイターにより優秀作品として選出され、国内外の会場で上映されます。
今年はこれまで同様の一般部門に加え新たに募集を行った、札幌を拠点に音楽やアートを中心に様々なクリエイティブを発信するレーベル「SenSe」が開催するイベント「エレキネシス」とのコラボレーション「ELEKINESIS V.A」MV(ミュージックビデオ)部門の作品も上映されます。

Organized by SHIFT
5-BBD.jpg
BBD
8-1981-2001.jpg
1981-2001
13-Prosperity.jpg
Prosperity
14-Float.jpg
Float
19-Dissimilated Visio.jpg
異化した視覚

konya2023 archive 2008-2013「Mile-age」

紺屋2023は、2008年のプレオープンから数えて今年6年目を迎えました。3年ごとの5期、
計15年間のプロジェクトにおける、第2期目を終えようとしています。
この節目に、これからの活動をさらに充実させていくためにも、これまでの活動を
振り返りつつ紺屋2023の「今」を見せる展覧会を企画しています。
何卒ご高覧いただければ幸いです。
archive_webtop.gif
紺屋2023は3年×5期、計15年の期限付きプロジェクトです。人生を旅する人たち、
すなわち「トラベラー」のプラットホームとして始動したのが2008年。
早くも第2期が過ぎようとしています。偶然か必然か、このプラットホームに
降り立ったトラベラーたちの化学反応から生まれた数々の活動をアーカイブしようという
企てが、今回の「Mile-age」展です。テーマは「旅」。アーカイブと言えば、通常は
写真や記録などの資料を整理してまとめたドキュメントを想像しますが、本展では、
加えて紺屋2023に降り立った約80名のトラベラーにインタビューすることにより、
彼らの頭の中にある、今、この時点の思考と記憶を引き出し、可視化しました。

今回の展示の挑戦は、トラベラーの思考と紺屋2023の記録を編集し、できる限りモノを
介さず、情報そのものを取り出してお見せすることです。プロジェクターの電源をオンに
した瞬間に konya-galleryが情報空間となり、オフにすれば、何もない空っぽの空間に
戻ります。

旅人たちの夢のあと--紺屋2023が15年の時限を過ぎて、プロジェクトの電源をオフに
したとき、さらに20年、30年、50年、100年と経ち、建物も人もこの場所から去った
ときに、今回の展示と併せて編集している電子ブック「konya-archives」が本当の意味を持つのだろうと
妄想しています。この電子ブックが、データとしてネット空間のどこかにあり続け、
ずっと未来のだれかの目にとまることを願いつつ。

「Mile-age」展ディレクター 池田美奈子



◯展覧会 konya2023 archive 2008-2013「Mile-age」

会期:2013.11.11 Mon - 12.1 Sun 12:00-19:00   ※木曜休み ※入場無料

会場:konya-gallery 福岡市中央区大名1-14-28-2F

ディレクション:池田美奈子 (九州大学)

企画・制作:阿部亜美、荒木彩可、板野雄太、猪口陽平、蔵増理沙、鍬崎七実、
小島清樹、柴田智樹、杉田修平、副島久江、高嶋悠生、竹内彩、陳嘉龍、藤田絃生、
宮﨑絵理、劉露(九州大学・紺屋2023アーカイブ・プロジェクトチーム)

主催:TRAVEL FRONT  



◯トークイベント「プロジェクトをアーカイブすること」

紺屋2023の企画から運営までを掘り下げつつ「編集」という切り口でプロジェクトのアーカイブについて考えます。

日時:2013.11.15 Fri 19:00- ※入場無料

会場:konya-gallery 福岡市中央区大名1-14-28-2F

ゲスト:紫牟田伸子(編集家)

モデレーター:池田美奈子

スピーカー:野田恒雄、野呂英俊、宮崎由子

※終了後ささやかな懇親会を予定しています。


|| Profile ||
shimuta2.jpg
紫牟田伸子
編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー。美術出版社『デザインの現場』『BT/美術手帖』副編集長、日本デザインセンタープロデュース室チーフ・プロデューサーを経て、2011年より個人事務所を設立。企業や社会・地域に適切に作用するデザインを目指し、地域や企業の商品開発、ブランディング、コミュニケーション戦略などに携わる。地域に関わる主な仕事に「おいしいキッチンプロジェクト」(福井市)、「しこく編集学校」(四国経済産業局)、シビックプライドワークショップ(横浜BANKART、松山市ほか)、「漆の家」(香川県)など。主な共著に『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』(2008)、『クリエイティブ・コミュニケーション・デザイン』(2012)など。シビックプライド研究会メンバー。

ikeda.jpg
池田美奈子
編集者。ドイツの大学で美術史を学んでいた時にバウハウスと出会いデザインの道へ。帰国後、東京芸大大学院を修了し、同大学助手を務めた後、出版社に転職し、デザイン誌の編集者となる。独立し情報デザインを中心に活動を展開。2002年より九州大学准教授。専門はデザインと情報編集。編著書に『情報デザイン』『カラー版日本デザイン史』『編集デザインの教科書』等。



◯記録集「konya-archives」

紺屋2023 の始まりから現在までの、紺屋に関わった多様な人々と活動と場の記録。

内容:紺屋2023の成り立ち/紺屋2023の環境/紺屋2023の活動/紺屋2023に降り立った人々

寄稿:松村冨夫(ジョーキュウ会長)
   佐々木喜美代(NPO法人アジアンエイジングビジネスセンター上席研究員)

編集制作:池田美奈子、TRAVEL FRONT、九州大学・紺屋2023アーカイブ・プロジェクトチーム、波々伯部佳子

※会場にてお手持ちの端末にダウンロードしていただけます。
※会期中も随時更新されていく予定です。


【konya2023 archiveについて】
紺屋2023を定点とする「定点観測」をテーマに、2008年から2023年まで3年ごとに、紺屋2023やその周辺の様々なことを観測・分析・編集し提示する試み。2010年に開催した第1回では「記録と記憶」というタイトルで展示を行いました。第2回となる今回は、編集者 池田美奈子氏をディレクターに迎え開催します。


お問い合わせ:TRAVEL FRONT

喜久田尚美展「RHIZARIANS」

konya-galleryにて、喜久田尚美さんの個展が開催されます。
オープニングでは、ダンスパフォーマンスもあるそうです!
kikuta.jpg
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
喜久田尚美展「RHIZARIANS」

会期:11月1日(金)~11月6日(水)
    11:00~19:00(最終日17:00)
会場:konya-gallery(福岡市中央区大名1-14-28-2F) ※入場無料

★オープニングレセプション 11月1日(金)18:00より
★オープニングイベント / ダンスパフォーマンス・平山等子(Dancer) 11月1日(金)18:30より
 ○入場無料でご覧いただけます。 ○ワインとおつまみをご用意しています。


■リザリア
 微生物は地球の生命体を支配し、その進化と生態系に深い影響を及ぼしている。人間を含む複雑な真核生物はこの単純な細胞構造の微生物によって、命を育まれ、同時に命を阻まれていると言える。
原生生物のリザリアの系統には、すべての微小な原生生物の中で最も美しい2つの門、放散虫と有孔虫が含まれる。これらは複雑で彫刻を施したような殻を持ち、みごとな化石記録も残している。
 人間の命の根源の記憶を辿り、多様な生態系の一部として生きる人間の有様に思いを馳せた。

■平山等子プロフィール 
  京都造形芸術大学(芸術学部美術科日本画コース)卒業
  同大学で、日本舞踊・能・歌舞伎・和太鼓を学ぶ。
  帰福後、コンテンポラリーダンス活動を開始。
  2009年よりソロダンスパフォーマンス・音楽家との即興ダンスセッ  ション公演等を行っている。
  2010年に九州大学芸術工学部研究生として在籍。

■喜久田尚美HP 

映画監督 松居大悟さんを囲む会

「男子高校生の日常」チラシ表-1.jpg
konya-galleryにて、映画「アフロ田中」に続き、相次いで劇場長編2作が公開される、福岡出身の映画監督 松居大悟さんを囲む会が開かれます。
「男子高校生の日常」や「自分の事ばかりで情けなくなるよ」(KBCシネマ1・2にて11/2より公開)の予告編を上映後、監督を囲んで軽い食事をとりながら、作品の話や今後の活動などをざっくばらんにお聞きする会。
監督や作品に興味をお持ちの方、監督と直接お話しできるまたとないチャンスです!

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
日時:9月19日(木)19:00-
会場:konya-gallery(中央区大名1-14-28-2F)
会費:2,000円(軽食付き)
お申込み:以下のいずれかに、参加される方のお名前と当日のご連絡先をお送りください。
プロジェ FAX 092-737-7266
TRAVEL FRONT travel-front@travelers-project.info
主催:プロジェ TEL 092-737-7265
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

映画「男子高校生の日常」公式サイト
映画「自分の事ばかりで情けなくなるよ」公式サイト