DOTMOV 2014 上映会

今年で12回目を迎えるデジタル・フィルム・フェスティバル「DOTMOV」。konya-galleryでも毎年上映を行っています。今回も「DOTMOV2014」にて選出されたベスト17作品を上映します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日時:2014年12月16日(火)・17日(水)14:00-17:00
会場:konya-gallery(大名1-14-28 2F)
*17作品連続上映 1ターン約53分
*入場無料
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

DOTMOV 2014
オンラインマガジン「SHIFT」が主催する「DOTMOV2014」は未知なる才能を持ったクリエ
イター発掘と作品紹介の機会創出を目的に、世界中から作品募集を行い開催するデジタル・フ
ィルム・フェスティバルです。世界中から応募された作品は2014年11月より順次、世界各都
市にて上映開始(会期、期間は会場により異なります)。今年集まった作品総数は世界15カ国
から225作品。

トヨダヒトシ「映像日記/スライドショー」 <NAZUNA>

この度、2010年まで紺屋2023にあった「アジアフォトグラファーズギャラリー」の元代表田代一倫さん(写真家)の企画により、横浜トリエンナーレ参加作家トヨダヒトシさん(写真家)のスライド上映会を開催します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

写真家トヨダヒトシ氏はその活動初期から、スライドショーによってのみ作品を発表してきました。「映像日記」と題されているように、日々の暮らしの中で撮られたスライドフィルムの映像は、トヨダ氏自身が操作するアナログ映写機の「ガシャッ」という音とともに淡々と繰り出されます。写真集あるいは写真展と聞いて想像されるような鑑賞方法と違い、写真家に委ねられた時間と空間は、私たちにどこかへ誘われるような体験をさせてくれます。
 2012年の帰国後は特に、日本各地で発表されているトヨダ氏のスライドショーですが、今回の<konya-gallery>での上映が九州初上映となり、<日田リベルテ>での上映は、日本では映画館初上映という貴重な機会です。この機会に是非ご来場下さい。

期日:2014年12月3日(水) 18:30 ~20:10
場所:konya-gallery(福岡市中央区大名1-14-28  第一松村ビル2F)
料金:¥1000 要予約
定員:30名
※ライブでの上映のため上映終了時刻は変更になる場合があります。
※上映後、トークイベントを開催いたします。

トーク「トヨダヒトシのこれまで、これから」
トヨダヒトシ(写真家)× 田代一倫(写真家)
トヨダ氏の作品に深く関わる毎日の営み。今回は、写真を撮る以前のお話や、撮り始めてからどうやって写真と関わりながら暮らしてきたのかなどを、お話いただきます。1時間程度を予定。

<ご予約、お問い合わせ>
090-5744-0570 toyodahitoshiinkyusyu@gmail.com(担当:田代)
travel-front@travelers-project.info(担当:宮崎)


トヨダヒトシ プロフィール
1993年以来ニューヨークを拠点にし、ブロードウェイ沿いの駐車場やチャイナタウンの公園、教会、劇場といったパブリック・スペースにおいてアナログの映写機を自ら操作して上映するライブ・スライドショーという形式で映像日記作品を発表しはじめる。2000年より日本でも東京都現代美術館、横須賀美術館、タカ・イシイギャラリー(東京)などでの上映の他に、山奥の廃校になった小学校の校庭、あるいは米国各地の映画祭、ジョナス・メカス氏の主催するニューヨークのアンソロジー・フィルム・アーカイブスなどでも一貫してライブ形式での上映を続けている。2012年に拠点を日本に移す。ヨコハマ・トリエンナーレ2014にて全作品を上映。
札幌岩佐ビル屋上.jpgのサムネール画像
札幌岩佐ビル屋上
三内丸山縄文遺跡_02.jpg
三内丸山縄文遺跡

展覧会「希望の家:モンティエンへのオマージュ/ナウィンからの手紙」

今年秋には、第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014が開催されますね。
時期を同じくして、9月にはkonya-galleryでも関連する展覧会を開催します。

福岡/チェンマイを拠点にグローバルな活躍を続けるタイ出身のアーティスト、
ナウィン・ラワンチャイクンによる
モンティエン・ブンマーへの追悼を表すヴィデオ・インスタレーションです。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------

「希望の家:モンティエンへのオマージュ/ナウィンからの手紙」
会期:2014年9月6日(土)~9月23日(火・祝)12:00-19:00 
   ※9月9日(火)、9月16日(火)休み
オープニング:9月6日(土)  19:30-
トーク:9月7日(日)17:00-19:00 18:00-19:30に変更になりました
※会場設営のため、開始1時間前(17時)より、通常の展示を見ることができなくなります。ご了承くださいませ。
会場:konya-gallery ※入場無料
主催:希望の家展実行委員会/紺屋2023 
キュレーション:後小路雅弘/Post-AQA Project http://aqa.aikotoba.jp/
お問い合わせ:TRAVEL FRONT 092-984-6292

 "House of Hope: Homage to Montien -A Letter from Navin"
Exhibition period:  6 September-23 September 2014
Venue:  konya-gallery, konya2023
Organizer:  The Executive Committee of House of Hope/konya2023
Curation:  Masahiro Ushiroshoji+Post-AQA Project
Artist:  Navin Rawanchaikul, Montien Boonma
House of Hope with grandma 2small.jpg

Navin Rawanchaikul, House of Hope with Grandma


◯プロフィール
ナウィン・ラワンチャイクン Navin Rawanchaikul
1971年タイ北部の古都チェンマイにインド系移民の家庭に生まれる。チェンマイ大学在学中にモンティエン・ブンマーのアシスタントを務める。卒業まもなく第4回アジア美術展(福岡市美術館)に選ばれる。以後機知に富んだ構想力と卓越したパワーでアートの制度を根底から問い続けると同時に、アートになにが可能かを追求し続けている。近年は自らの民族的な出自に関わる作品を制作している。ヴェネチアやブリスベーン、光州、シンガポール、横浜、福岡など世界中の国際現代美術展に招待され、勃興するアジアン・アートのトップランナーとしてチェンマイと福岡を拠点に世界的な活躍を続けている。

モンティエン・ブンマー Montien Boonma
1953年タイ生まれ。1988年フランス留学から帰国し、農具などの日用品を用いたインスタレーションでタイ美術界に衝撃を与え、以後「美術前線北上中─東南アジアのニューアート」(1992年 福岡市美術館ほか)をはじめ様々な国際現代美術展に出品。その仏教的な世界観に裏打ちされた瞑想的ともいうべき高い精神性を示す作品でアジアのアートシーンを席巻した。2000年に惜しまれながら他界。


◯AQAプロジェクトについて
九州大学文学部美学美術史研究室の学生が、 実践を通じて展示・研究・教育・広報普及など美術館の諸活動を学ぶと同時に、 社会との連携を目指すプロジェクト。近年企画運営した展覧会には、2010年度『おとなりさん。―九大生AQAプロジェクトによる韓日現代美術展』(ギャラリーアートリエ)、2011年度「台湾/日本―いま ここに在るということ」(ギャラリーアートリエ)、「わたしの街の知らないところ ―シンガポールと日本」(アジア美術館)などがある。

Bent Knee Acoustic Trio JAPAN tour 2013

コートニー・スウェインさん率いるアコースティックトリオのライブが、
konya-galleryでも開催されます。
クリスマスイブです!

12月24日(火)konya-gallery
福岡市中央区大名1-14-28 第一松村ビル 紺屋2023 2F
Open:19:00 Start:19:30 
チャージ:¥2000(1drink付)

bentknee.jpg

konya2023 New Year's art mart - Treasure Ship -

2014年最初の企画のお知らせです。
konya-galleryにて、福岡にゆかりのある若手アーティスト19名の作品が
一堂に会する展覧会「konya2023 New Year's art mart - Treasure Ship -」を開催します。

Please scroll down for English summery.
DMtop.jpg
2011年以降、日本国内のアート表現は変化をみせていると感じている。
個人的な想いを、限られた受け手へ伝える内向的な作風から、社会的状況を反映し、
歴史や時間軸、土地の特徴などを積極的に作品に取り込み、普遍的な表現を目指す
スタイルが増えてきた。
ことに九州を拠点に活躍する若手アーティストたちは、アジアとの関係を身近に感じ、
ダイナミックで自分らしいスタイルを得ようと模索しているようである。
かしながら現在、福岡において、同時代の若手アーティストの作品をまとめて観る
機会は案外と少ない。
そこで、今回、九州やアジアの作家が交流するイベントを多く実施している紺屋2023で、
おもに福岡を拠点に発表しているアーティストのグループ展を開催することとなった。
観客がアーティストを身近に感じサポートができるように、リーズナブルな価格設定で
販売を前提とした展覧会として企画されている。
テーマは、新春の季節感とアーティストの多彩さをふまえ「宝船」=Treasure Shipとした。
ここから漕ぎ出していくアーティストの未来を想像した意味をこめている。
福岡アジア美術トリエンナーレ開催年の年初にあたり、アーティスト、企画者、観客が
顔を合わせ、福岡のアートを活性化させていくスタートダッシュの機会となれば幸いである。

2013年12月
本展ディレクター 宮本初音 [ART BASE 88]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「konya2023 New Year's art mart - Treasure Ship -」 

会期:2014年1月5日(日)-19日(日) 12:00-19:00 
   ※1/5は17:00まで ※会期中無休、入場無料
会場:konya-gallery (福岡市中央区大名1-14-28 紺屋2023 2F 〒810-0041)
ディレクター:宮本 初音 / ART BASE 88
主催:トラベルフロント 092-984-6292
協力:ARATANIURANO、GALLERY M.A.P

★トーク★  「福岡アートの海路を語ろう」
日時:1月11日(土) 19:00〜 konya-gallery 500円カンパ制・ドリンク付き
ゲスト:正路佐知子(福岡市美術館 学芸員)、田中千智(画家) 
司会:宮本初音
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<参加アーティスト> ※名前をclickするとプロフィールページに飛びます
淺井 裕介            Yusuke Asai
井上 絢子            Ayako Inoue
牛島 光太郎        Koutarou Ushijima
大川 枝里子        Eriko Okawa
角田 奈々            Nana Kakuda
国本 泰英            Yasuhide Kunimoto
塩井 一孝            Kazutaka Shioi
鈴木 淳                Atsushi Suzuki 
瀬戸口 朗子        Akiko Setoguchi 
武内 貴子            Takako Takeuchi 
田中 武                Takeshi Tanaka 
田中 千智            Chisato Tanaka 
堤 康将                Yasumasa Tsutsumi 
寺江 圭一朗         Keiichiro Terae
松崎 宏史             Hirofumi Matsuzaki
宮田 君平             Kumpei Miyata
三輪 恭子             Kyoko Miwa 
森田 加奈子         Kanako Morita
山内 光枝             Terue Yamauchi


<作品のご購入について>
販売を前提とした展示ですので、作品はご購入いただけます。
2014年にちなみ、20,140円の作品が中心となります。
(端数の140円は東日本大震災復興支援募金に充てさせていただきます。)
クレジットカード(Visa, Master, American Express)もご利用いただけます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
konya-gallery will be holding an exhibition of young 19 artists who are based in around Fukuoka. 
The works are able to be purchased at the site.

Title : konya2023 New Year's art mart - Treasure Ship -
Date : January 5-19, 2014
Opening hours : 12:00-19:00  (On January 5, 12:00-17:00)
Venue: konya-gallery (2F 1-14-28, Daimyo, Chuo-ku, Fukuoka)
Director : Hatsune Miyamoto / ART BASE 88
 *admission free
TEL : +81-92-984-6292

★talk session★ 
Date : January 11, 19:00 start  
Fee : ¥500- *voluntary
Theme : Fukuoka's contemporary art scene
Guest : Sachiko Shoji ( curator / Fukuoka art museum ), Chisato Tanaka ( artist )
Moderator : Hatsune Miyamoto
 *The talk will be conducted in Japanese only