大人度

この記事にあがっているチェック項目

果たしてまったくドキっとしない人がいるだろうか

「精神年齢をアップさせる5つのレッスン」
http://www.excite.co.jp/News/column/20091127/Allabout_20091127_2.html

むしろ1つや2つ該当する人が多いのではないかと思う。

たしかにここに書かれていることを全て満たしている人がいたなら、
それはかなりな確率で尊敬すべき大人だと思う。

ただここで大人って一体何かということが気になった。

これらを満たすことを目指すのは重要なことだ。
しかし本当に重要なのは、
これらを満たせることは一生できないと認識することではないだろうか

これらの項目に対して、俺は満たしたぞ、私は満たしているぞ、と思った段階で、
むしろ子どもに逆戻りだ。
意識することを止めず、自分はまだまだ子どもだ、と考えて取り組むからこそ大人なのであって、
何かの課題や宿題のように取り組み、よしクリアした、とかいう問題ではないと思う。
そのような取り組み方をしている限りは子どもだ。

そして大人かどうかはこの項目に対して自分で判断するのではなく、
周囲から判断されてはじめて大人と言えるのではないだろうか。

つまり、逆説的だが、
これらの項目にドキッとしなかった、という人は、逆にまずい。
そしてやっかいなのは、ドキッとしなかった人は、それがまずいということに気づきにくい。

このライターさんは凄いと思う。
大人をチェックする項目をこんな風にまとめて挙げれるなんて、そうできることではない。

いよいよ大人になることまでマニュアル化されてきた。

怖いのは、こういう記事を読んで、
良かった私は大人だ、とか、そうかこの項目をクリアすれば大人なのか、
と思う子どものような人が増えることだ。




悩むに悩む

悩むことは重要だが、
悩んでいる当の本人は大変だ 

悩むことは大変 

 でも悩みを聞く側も大変 
聞くのがつらいという意味ではなく、 
どうアドバイスするべきか、どういう言葉をかけるべきか、
それを適切に選ぶことが大変だ 

悩みを聞くとは、聞く側としての技量を試す、という意味もあるようだ

いちごは野菜 / no.d+a

なんと栽培上、いちごは野菜だった

野菜と果物の境界はどこなのか

日頃慣れ親しんでいる言葉でも、その定義がはっきりしていないことは多い


ややこしいことは考えない

イケイケどんどんの人を見ると
もしくは あまり意味とか意義とか考えずに動いている人を見ると
つい大丈夫なんだろうかと思ってしまうが、
それでいいのかもしれない
むしろその方がこの社会では成功する

i-phoneとケース / no.d+a

i-phoneを持っている人の数が周りでもどんどん増えている

そしてほぼ全ての人がケースも持っている

そのケースのほとんどは、常時i-phoneをカバーするタイプ、のもの。

つまりほぼずっとケースをi-phoneから外すことはない

なぜケースを買うのか、と言えば、

それはもちろんi-phoneの保護のため。

奇麗で光沢のあるボディを少しでも傷つけないようにするためだ。

i-phoneを購入する人にとって、この美しく格好の良い意匠は、けっこう重要だ

おそらく意匠がださかったら買わなかったという人は多いはず。

でも、ここでちょっと考えてみる

その惹かれたはずの意匠は、ケースに包まれたら見えなくなるではないか

逆にいえば、そもそもケースを付けている時のような見た目の意匠だったら、買わなかったのではないか

意匠に惹かれて買う 
→その意匠を保護するためにカバーする 
→カバーされたi-phoneはカバーされていない時よりもダサクなる
→惹かれたはずの意匠とは無関係の、格好悪い携帯を持っていることになる

これは小さな話だけど、けっこう無意識に本末転倒しているケースだ

気がつくとけっこう悔しい

ちなみにこの袋状のケースはそんな部分を解決してくれている

ちょっと不便だが、デザインが大切にされている気がする

※BABUSCHKA iPod CASE / バブシュカ アイポッド ケース