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11.06.30
現在公開中のゲキ×シネ『薔薇とサムライ』おかげさまで全国的に大ヒットです!
前作『蛮幽鬼』の新宿バルト9での初日・2日目興収対比は、なんと160%!
ご覧になった方の評判も上々で、ますますゲキ×シネファン急増間違いなしです。グフフ。
ゆくゆくは、大ヒット御礼で福岡で舞台挨拶決定!...なんて事になるよう、
ゲキ×シネファンの皆様、草の根地下活動よろしくお願いします。
「薔薇サム」300円割引券を友達に配るよ!という方はプロジェまでメールください。郵送させていただきます。
→割引券もかっこいい。
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11.06.30
この10年ほど、毎年うかがっている「第14回ゆふいん文化・記録映画祭」5月末に開催されていたのが、1ヵ月遅れの6月24日(金)~26日(日)に開催でした。
今年の目玉は、「東北地方復興支援企画」として、 前夜祭(5/24金)で松川八洲雄監督の「映像叙事詩 みちのおく~岩手より~」が上映されました。
東北地方「みちのく」の文化、風土、風習、民俗をあたたかい視点で美しい映像と文章で見せてくれます。
福岡にいると、東北は遠い存在に感じますが、祭りや習慣を見ていると九州に近いのでは?と思います。
ロビーでは「大東北物産販売」も開催!東北地方の物産品の販売が行われていました。
今年のラインナップは、 まず「原発切抜帖」(土本典昭監督/1982年)が10年ぶりにアンコール上映。
この作品はチェルノブイリ原発事故の前、1982年に作られています。
原発施設も地元の人たちもガードが固く、取材ができないので、戦前・戦中から集めていた新聞の切抜きで映画を作った土本監督。驚くほど、60数年前と変わっていない日本の原子力の実態が浮き彫りにされていました。
被爆国だからこそ、原発を推進してきた経緯が恐ろしいほど見えてきました。
65年前も、32年前も、25年前も、3カ月前も、原発事故を繰り返し、その度にマスコミも政府も世間もまったく同じ報道をしているのが笑えるほどです。
何も学んでいない日本なのです。
この映画、7月にKBCシネマで上映があるようです。
そのほか、「Canta! Timor(カンタ・ティモール)」(広田奈津子監督/2010年)、これもまったく知らなかった東ティモールという国のおよそ30年にわたる独立運動のドキュメンタリーですが、インドネシア軍部による弾圧・虐殺がひどい!
100万人しかいない国民の2割以上が殺されたとか。
弾圧するインドネシア国軍にお金を出し続けていたのは日本政府でした。
そして「死んどるヒマはないー益永スミコ 86歳」、大分の方ならご存知の有名人で、この人も戦い続けている方です。
それに「朝鮮通信使/王墓を掘る男」はめったにみられない貴重なTVドキュメンタリー 。
糸島の考古学者・原田大六という人が登場しましたが、この人の存在も知りませんでした。「喧嘩大六」と呼ばれていたらしく、在野の研究者らしく(?)大学や学会に喧嘩を売っていたようで、このドキュメンタリーも45分の作品が、各分野からクレームがついて、切られ切られて26分になったものが上映されました。
途中に、「第4回松川賞」の受賞作品も上映。
松川賞は故・松川八洲雄監督の偉業を偲び、設けられたもの。
なかなか陽のあたらない中・短編ドキュメンタリー映画の新しい映像の可能性を発信していきたいというものです。
「ばっちゃん引退ー広島・基町 名物保護司 最後の日々」(NHK広島放送局)
「原爆投下を阻止せよーウォール街エリートたちの暗躍」(NHK広島放送局)
→緑に包まれた湯の岳庵
→東北支援の販売所
→松川賞受賞者たち
→シンポジウムには、藤原新也さんも出席
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11.06.27
先日、ブログでご紹介したラーメン店主さんたちの集まり(勝手に『ラーメン侍'S』と命名)。
素敵な写真とお手紙をいただきました。
→右上の写真の右の方が早坂さん
早坂さんは、現在も仙台と被災地を行き来しながら各地で炊き出しを行なっている方です。
先日の会には、被災地の現状を伝えるとともに、福岡のラーメン店主さんたちへ協力を呼びかけるべく、はるばる仙台から参加されていました。
ですが、「炊き出しには行けなくても、自分たちは自分たちなりのやり方で復興に協力したい」という福岡・九州のラーメン人の熱さに、早坂さん自身も感銘を受けたそう。
早坂さんのコメントに感動したので、ちょっとご紹介させてもらいます。
→(写真のメッセージより)
「先日は、九州の熱きらーめん店主の姿見せていただきました。『らーめん』の力は凄いですね。日本もまだまだ頑張れるぞ!」
一杯のラーメンでみんなに「元気」を届けたいと願っている『ラーメン侍』は全国にいます。
前にも書きましたが、映画『ラーメン侍』のテーマ"復興"です。
戦後の復興を支え、地方の経済復興にも一役かったラーメン。
その一杯の力を、ぜひ東日本の復興にも届けたいと思っています。
いよいよ、7月16日(土)より、T・ジョイ博多、T・ジョイ久留米ほか九州の上映劇場で、特典付前売券の発売開始です!
それに向け、ただいま皆さんにお出しできる本チラシやポスター、本サイトなど制作中です。
詳しい情報は、それまで。
もうしばらくお待ちください。
ちなみに特典は、ラーメン好きには必須のアイテム、レンゲになりました。
ぜひ、自宅ラーメンの際に愛用ください。
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11.06.27
6月25日より全国45館で公開されたゲキ×シネ最新作『薔薇とサムライ』。
新宿バルトで行なわれた初日の舞台挨拶に、主演の古田新太と天海祐希が登場し、この模様がT・ジョイ博多をはじめ全国20館で同時中継されました。
舞台写真:田中亜紀
ゲキ×シネの初日舞台挨拶を、全国で生中継するのは初の試み。
せっかくなので宣伝担当としてその模様を取材してきました。
舞台挨拶を中継で見ても...と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、なかなかどうして。
思った以上に、得した気分になりましたよ。
舞台挨拶は9時10分スタートの1回目上映後と、13時45分スタートの2回目上映前。
マスコミ取材が入ったのは2回目だったので、ここでは1回目の舞台挨拶をレポートします。
おいしいところ取りのカット割とカメラアングルで、本物の舞台観劇とは一味違うドラマティックさを楽しめるゲキ×シネ。
もちろん、天下の大泥棒・五右衛門と女海賊アンヌが組みつほぐれつ二転三転するストーリーも秀逸なのですが、やっぱり最大のピークは主要キャストが大見得をきりながら繰り広げる大団円の立ち回り。
正直、ゲキ×シネの方が舞台の時よりしびれたかも。
なんせ見所のオールラッシュですから。
2人が登場したときの会場は舞台直後にも負けないほどの大歓声。
ラフかつおしゃれ(!)ないでたちの古田新太と涼しげな和柄ワンピの天海祐希が、舞台とはがらりと違うリラックスしたムードで舞台中のエピソードを語ってくれました。
以下、各地から集まった質問に答えて。
Q ゲキ×シネ『薔薇とサムライ』を観てどうでしたか?
古田「面白かったですよ。なんせ俺らは自分たちの舞台を正面から見ることはできないからね。」
天海「みんなで試写を見せてもらったんだけど、(神田)沙也加ちゃんとかキャーキャー言ってましたね。あと、初めて会場の笑いの意味が分かったりね。自分たちが一所懸命、歌って踊って殺陣やってるのに、なんでみんな笑ってるのかな?と思ったら後ろの五右衛門ロボみてたんですね。」
Q 気に入ってるシーンはどこですか?
古田「俺は、やっぱり高田(聖子)の尻(ケツ)かな。あのニンジンは最高だね(笑)。あと藤木(孝)さん、藤木さんのロボットダンスね」
天海「私はいっぱいありすぎて、選べないんですよね。どこも思い入れがあって。でも藤木さんはすばらしかったですね。本読みの時から"正解"でした」
Q 他の共演者はどうでしたか?
古田「浦井(健治)がうざかったね。」(会場爆笑)
天海「いやいや、いやいや。違うんですよ、みなさん。浦井さんはがんばってただけなんですよ。いつも一所懸命でね。こういって古田さんも可愛がってましたから」(一所懸命フォロー)
古田「出番までまだ20分くらいあるのに、いつも準備万端でな」
天海「私たちがまだ履物変えてないのに、とっくにスタンバッてましたからね。(山本)太郎ちゃんも、そんなところありましたね。自分がステージで何やったか分からない、みたいな」
Q 『薔薇とサムライ』がハリウッドで映画化されるとしたら、自分の役を誰に演じてほしいですか?
古田「俺らがやるって選択肢はないの? だったら橋本じゅんは、サニー千葉にやってほしいね。パロディを本物がやるみたいなね。俺の役はトム・ハンクスがやってくれないかな。トム・ハンクスに鬘かぶってほしいね。アンヌはペネロペ・クルスがいいんじゃない?」
天海「ペネロペね...。うん、個人的にはケイト・ブランシェットなんかにやってほしいですね」。
トークから他の出演者と舞台裏の人間模様もチラリうかがい知れた興味深い舞台挨拶でした。最後にお2人から一言ずつ。
古田「みなさん、面白いと思ったら、ぜひ80人くらいに薦めてください。本来なら全国津々裏々、挨拶に行って、うまい酒でも飲みたいところなんですが、行けないので今日は新宿で飲みます。」
天海「今日の舞台挨拶のチケットを取るために、前日から並んだ人もいるとお聞きしました。本当にありがとうございます。全国のみなさんも、こんにちは。『薔薇とサムライ』がゲキ×シネという形で全国のみなさんに見ていただけてうれしいです。ぜひ、劇場で何度も観て、観尽くしたらDVDでも観てください」。
常にフランクな古田さんと、とてもフォロー上手で素敵な天海さんでした。
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11.06.22
西條 剛央(さいじょう たけお、1974年 - )さん、先週までこの方の名前すら知りませんでした。
毎日見ている糸井さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」を開いたら、トップにこの方との対談がアップされていました。
読んだら、もう糸井さん、この方の活動と考え方に絶賛の嵐!!
早稲田大学大学院(MBA)専任講師で、本業は「構造構成主義」というメタ理論を体系化した学問的研究者だとか。
実家が宮城県仙台市だったということもあり、東日本大震災の支援活動「ふんばろう東日本支援プロジェクト」をスタートさせました。
活動は
1) 各避難所ごとに欲しいものの要望リストをまとめ、本部を介さず直接メールや電話、FAXでサイト運営者に伝える。
2)サイトに情報をアップ。
3)Twitterで募集する。
4)送れる人が郵送する。
5)必要な分量が集まり次第打ち切る。
これによって被災者が本当に必要とする物を、必要な分、必要な場所に送ることができます。
しかも本部は仕分ける必要がなく、直接避難所に届きます。
ボランティアですから無料で税金も使わない、シンプルかつ最も実効性の高いシステムです。
これを導入しない手はないと思います。
と、紹介されています。
西條さんはこの仕組みを全国に広げていきたいようです。
「震災が忘れ去られる前に、電化製品などの必要な物資を集めて置いた方がよいのです。避難所ごとに地元近くの倉庫を確保して(人脈はあるから可能なはずです)、必要な物をリストアップし、比較的新しいものを送ってもらい在庫をストック(管理)しておくのです。倉庫に入りきらないものは、贈呈登録契約だけ今のうちにしておいて各家庭で保管しておいて頂き、仮設住宅が建つなどして先方が必要となったときに送ってもらいます。」
現在は「家電のプロジェクト」を立ち上げたそうですが、その仕組みがおもしろい。
すべては、Twitterでつぶやくことから始まっています。
詳しいことを知りたい方は、「ほぼ日刊イトイ新聞」を!
ちなみに西條さん、はっきり言ってイケメンでずぞ!!