オハツ企画 & ART BASE 88 information: もう師走も後半

http://ohazkikaku.blogspot.com/2010/12/blog-post_22.html

天皇誕生日のあとがクリスマス週末で、そしたら役所の仕事納めになるし、実質もうことしもおわりになった気配。

...しかし、作業がなかなか進みません。
新しいiMac君と頑張りたいと思います、なんとか明るい2011年に。

12月ぽい写真すこし。
某カレー系の店にて
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新天町。なぜ純一...
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ホテルオークラ
xmas

そして博多駅が建設中。
年が明けたら一気に進みそうです。
hakata station

オハツ企画 & ART BASE 88 information: レポ 有田→佐賀「呉福万博」 2010.11.23

http://ohazkikaku.blogspot.com/2010/11/20101123.html


レンタカーで秋の肥前路ドライブ。
紅葉もちらほら見れてイイカンジでした。

有田は秋の陶器市で賑わってました。
おめあては大銀杏の脇にオープンしたというギャラリー。
正式オープンは来春らしいのですが臨時に開けたのかな?
気になる若手陶芸作家さんが居ましたので寄ってみました。
有田ってこうやって、伝統と現代が常に同居してるとこが興味ぶかい。

galleri tempeltrae (ギャラリーテンプルトレイ)
公式サイトらしいものが見あたらないので関連情報

*「ひと・もの作り唐津プロジェクト」ブログ
2010.11.17記事「オープニングエキシビジョンin 有田」

*「opening exivision」情報(福岡コンテンポラリーアートBBS)
http://6105.teacup.com/iaf/bbs/2579

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有田の名物、大銀杏。逆光で色が出てませんが真っ黄色です。
ギャラリーはこの真横。
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カフェも併設されそうな気配。正式オープンが楽しみです。


有田から佐賀は意外と遠くて約50km。
佐賀と福岡も50kmやん。
とほほ。
時間があれば武雄で温泉につかりたかったな。

で、本日のメインイベント「呉福万博」です。
(公式情報は記事最後参照)

まず、インフォメーションコーナーに辿りついてマップをもらう。
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とにかく街なかアートものでは これがないとお話しになりません。
しかし会場の営業時間が明記してなかったので、行ってみたものの見れなかったとか、縮尺がアレンジされてるので発見できなかったり、とか。
もうちょっと工夫してほしい。

インフォメーションコーナー正面のイベントなどをおこなうメインの場所。
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呉福万博は今回が2回目。
佐賀大と学生と呉服元町の商店街が協働するアートプロジェクトです。

*西日本新聞記事 2010.11.11付
<空き店舗をギャラリーに アート一色「呉福万博」>
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/209059

2年目ということで、会場の使い方がこなれてきたいっぽう、マンネリぽさも早くも漂う。
街の盛り上がりはイベント開催時だけかな?祝日のワリに賑わいがない。
地元のかたの期待が去年はもっと肌で感じられたんですけど。

作品としてはVAROCがとにかく別格でした。
展示会場になったGallery NESTの入口はこんな。
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*Gallery NESTブログ
http://yaplog.jp/gallery-nest/
(2010.11.29現在で記事がまだヒトツしかないけど)

*VAROC公式サイト
http://varoc.web.fc2.com/

あとは美術館との共同企画、ここは作品数も多いしみごたえあり。
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*佐賀県立美術館 博物館公式サイト
http://www.pref.saga.lg.jp/web/kankou/kb-bunka/kb-hakubutu/museum.html

しかし、それは当たり前の話。美術系学生が発表会@美術館、ですから、それ自体は何の新しさもない。
作品の内容を見るなら、美術館の展示作品がイチバン良い、となっちゃうと何のための商店街展示か、ってなっちゃう。

実行委員会も新旧ヘッドが集って、いろいろ知恵を出し合ってるみたいでした。
なにごとも2回目がイチバンしんどい。
そして3回目で方向性が見えてくる。

呉福万博作品会場でもあり、当日フリマイベントをやっていた映画館「シエマ」。
ここにアート系情報コーナーがあってカフェもあって、ゲンキなひとたちがあつまってるもよう。こういう場所があるのは、ほんとたいせつ。佐賀のポテンシャルに期待です。
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*CIEMA (OUT THEATER / BOOK / CAFE) 公式サイト
http://ciema.info/

さてっ
おまたせしました。
佐賀グルメなら「シシリアンライス」!

会場にもなっている喫茶店トネリコで頂戴しました。
お肉とサラダのあんばいが美味しいです。
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たまりば機能としても重要なカフェらしい。
シエマと共に、まちの文化に大切なポイントがある。

ちなみに、トネリコがある商店街はこんなかんじ。これが祝日の昼サガリです。買い物客はほとんどいません。
買いものには、きっと郊外店舗に行くんでしょうね
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※情報は福岡コンテンポラリーアートBBS投稿記事から引用、一部文字編集

呉福万博2010年~僕らの街アート~(アート作品展示)

●会期:11月13日(土)~12月5日(日) 月曜定休
●時間:11:00~18:00 (各イベント時は延長もあります。)
●入場無料
●開催場所:佐賀市呉服元町商店街及びその周辺
●インフォメーション:〒849-0824 佐賀県佐賀市呉服元町7-4ぎゃらりー松や

□参加アーティスト
大峯香織 トミナガマイ ninnhu KIZOKU 
浦郷慧人 馬場結布美 矢ヶ部成子
野間千恵 小池大介 松尾勇貴 鬼塚美津子 
宇宙プロジェクト VAROC 山本翔
渋江修平 佐藤 田嶋カツマサ 塩月悠 
井上泰宏 牛丸和人 甲斐藍子 西山正晃
瀬戸口優子 八頭司昂 荒木恵理 吉田美香 
陽月瞳 山中都 石橋英樹 渡辺真理子
白木恵美子 フーミン・ワンマンバンド 
ちえちひろえび 宮崎千尋 宮崎千絵
内野陽介 MARTADOMARJUE 藤瀬大喜 
青子 エノキユータ サガ・アートスタジオ
佐賀大学付属小学校3年2組 大串亮平 
空展メンバー aiko 西久保美幸
有田メディアプロジェクト (順不同)

*公式サイト
http://gofukubanpaku.web.fc2.com/top.html

*公式スタッフブログ
http://gohuku.exblog.jp/

*会期後半イベント情報(福岡コンテンポラリーアートBBS)
http://6105.teacup.com/iaf/bbs/2584

オハツ企画 & ART BASE 88 information: 那覇のパラダイス通りtitutiなど

http://ohazkikaku.blogspot.com/2010/10/blog-post_25.html

10/23夜は石垣克子さんの車で那覇へ戻り、栄町商店街の前島アートセンター(おきなわ時間美術館)で、すっかり定着したシングルモルトバーの夜にお邪魔して、宮城潤さんと会い、最近のことや来年以後のことなどつらつら話す。

*前島アートセンター
http://maejimaac.net/

ラストはおなじみの「東大」で焼きティビチ(豚足)。
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おでん盛り合わせもね!
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*東大(食べログ)
http://r.tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47001986/

10/24は最終日。
沖縄ケンビで『大和コレクション展1期展示"ドイツ現代美術を中心に"』 を見た。
よいコレクションでした
http://www.museums.pref.okinawa.jp/art/topics/detail.jsp?id=560
あとは県民文化祭やってました。これはこれで興味深かった。

*沖縄県立博物館・美術館
http://www.museums.pref.okinawa.jp/index.jsp

博物館は凄いんだけど、美術館のほうがね、なかなか情報がわかりづらい...
エントランスではつい毎度写真を撮ってしまう。
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国際通り方面へはゆいレールで。
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パラダイス通りというあたりに、tituti他アート系クラフト系のショップがあるようす。
しかし13時にならないとお店が開かないため、はらごしらえ。
わしたショップ2Fのカフェの「島豚カレー」は かなりオススメ!
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ぶくぶく珈琲も、まろやかで美味しいです。
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そして熱い国際通りではなにかお祭りが...
(動画です 30秒)


那覇アートマップを持って、パラダイス通りへ進む。
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民家を改装した、OKINAWA CRAFTの店tituti。今年7月にオープンしたばかり。
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*tituti
http://www.tituti.net/
「tituti/ティトゥティとは、沖縄の方言で<手と手>を表わし、異分野の工芸家(陶芸/漆芸/紅型/織物/木工)とデザイナー、インテリアコーディネーターとで集うブランドネームです。」だそうです。

ここでちょいちょいヤラカシ、そのままもう一軒いきました。

*TUKTUK
http://www.tuktuk.org/

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ここも惹かれるものがてんこもり。

アート、雑貨、クラフト、作品、おみやげ、なんだか頭がクラクラしてきた。
(暑いせい?30度超えてました)


今回は丸ふつか居られなかった、おきなわ。
次はもっとゆっくり。

って いつも言ってる気がする。

でも 羽田から那覇がすごく遠かったから、福岡からもっと行くべきなんだな!と確信した次第。

オハツ企画 & ART BASE 88 information: コザで秘蔵泡盛と「UEKI・」

http://ohazkikaku.blogspot.com/2010/10/ueki.html

羽田を20時発の満員那覇行きに乗って、空港からコザまではモノレール+タクシーを利用して、石垣克子さんのアトリエに到着したら日付はもちろん変わっていました...
そして成り行きで、近くのとてもすごい個人酒蔵へ。
写真はもったいなくて撮れなくて、それでもちょっとだけ撮りましたけど、こんなのがイチマンボンもあるんだそうです。
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瓶のまま40年ものとか。まろやかで美味しかった。けっきょくサンジ過ぎまで飲んでました。一緒に出てくるお料理がシンプルでまた美味しくその器がまた面白くて。いいかんじに話が弾むのでした。

ここでご一緒したのが、漆の謝敷眞起子さんと紅型の金城宏次さん。那覇でtitutiというクラフトの店で直営であつかってるとのこと。
→10/23に行きました、別記事で。

ここの酒蔵へ導いてくださったのは、ギャラリーM&Aの秋友一司さん。
ギャラリーラファイエットをやっておられたのですが、今年7月に宮城秀一さんというかたと新しいギャラリーを始めたのでした。
10/22にここも初訪問。

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*ギャラリーM&A
http://gma.ti-da.net/
*琉球新報 2010.7.1記事
「コザ」に新芸術拠点 宮城、秋友両氏がタッグ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-164361-storytopic-5.html


さて、そして、やっとメインの「UEKI・」です。
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今回は参加作家が増えてます。
男性が加わっています。彫刻、紅型。
なんだかuekiの世界が拡がってます。いいかんじ。
「一番街」の通りは本当にひとがすくないのだけど(ベップのソルパセオ商手街並に朝が遅い)、uekiの会場に若いひとが集まってきたり、年配のひとがのぞき込んだり、子どもがはしゃいだり。
活気を生み出しているかんじ。

*ueki・日常のさりげない緑
http://uekiten.blogspot.com/

*One's Room 電報 (会場)
http://onesroom.ti-da.net/


石垣克子さんのワークショップ(10/23開催)ではコザの街を歩きながら「日常のさりげない緑」を探し、絵にしました。
暑かったけど、植木や緑に着目しながら歩くのは楽しい体験。

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↑これお墓です
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沖縄市(コザ)で気になる動きといえば「沖縄クリエイターズビレッジ」、海外派遣とかもやってます。アートとデザイン、観光。

*沖縄クリエイターズビレッジ(OCV)
http://www.oc-village.com/

コザにはもうひとつアート拠点があります。少し離れた別の商店街、銀天街を中心に活動する「スタジオ解放区」です。
10/23は銀天街まつりだったので、こちらもちょっと覗きに行きました。

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林僚児さんと会えたので、泡盛を飲みながらお話ししました。
Aコープのかたとも、いろいろ企画の裏方の話など。
やっぱりこういう話ができるのはいい場です。

*スタジオ解放区 ※林さんのツイート保管所みたいになってますが...
http://kurosio.blog4.fc2.com/

*コザ銀天大学
http://gindai.ti-da.net/

*コザ銀天街広報部(ツイッター)
http://twitter.com/GintenPress


あっ、コザで食べた沖縄そば(すば)も載せておかないと。

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酒蔵の持ち主、Yさんがゆっておられましたが、もてなしの街(島)ですね。
それもハンパないです。
コザはそれと、なんだか、クリエイティブなことへの関心が他の街より強いような気がします。街の規模にくらべて芸術を楽しむひとが当たり前に多いような。

オハツ企画 & ART BASE 88 information: 東京、3331のInsideoutProjectRoomキックオフパーティ(2010.10.21)

http://ohazkikaku.blogspot.com/2010/10/3331insideoutprojectroom20101021.html

tokyo
10/21、東京秋葉原の「3331 Arts Chiyoda」内にオープンしたInsideoutProjectのキックオフパーティに参加してきました。
写真が撮れなかったので、足許だけ。
若くておしゃれでゲンキのよい人たちが集まっていて、3331の活況を感じました。

*3331 Arts Chiyoda
http://www.3331.jp/
*InsideoutProject
http://insideout3331.org/
http://twitter.com/Insideout_2010

私のほかに、ごあいさつとして短いスピーチをしたかたが3人。
鈴木賀津彦さん(市民メディアプロデューサー/東京新聞記者)
古木修治さん(EU・ジャパンフェスト日本委員会事務局長)
坪池栄子さん(株式会社文化科学研究所研究プロデューサー)
みなさん、経験豊かでおもしろい話題でした。やっぱり、いろんなひとに会えるのは楽しいですね。

終わってから、近所の中華料理店へ移動し、中村政人さんともずいぶん久しぶりに話しました。

1994年に福岡市美術館アジア美術展に参加した中村さんとは、同時期開催の「ミュージアム・シティ・天神」がらみでいろいろとやりとりしました。
当時と変わらないところと、ご苦労されたところと。
でもやっぱり作家としての本質は変わらない気がする。
いま、ベップでプロジェクト代表をしてる山出淳也さんや、福岡よりも外で発表が多い藤浩志さん、それにタイのチェンマイが拠点のナウィン・ラワンチャイクンさんなどもそうですが、個人の作品と社会の関係のもちかた。そこのところが気になってしょうがないのかな。

InsideoutProjectの母体になってる「東京アートポイント計画」のディレクター、森司さんとはたぶん1992年ごろからのつきあい。
まだ2回目で全然知名度がないミュージアム・シティ・天神を見に来てくれた。
そのあとトヨタ・アートマネジメント講座とかでもだいぶお世話になりました。

そのころから、気持ちは変わってないつもりでも、もう20年ほども経つわけで、あっという間だから、早く自分の仕事を片付けて、使える手づるは若い世代に使っていっていただきたい。と最近とみに思います。
早く手渡したいツールがあります、完全に錆びる前に。

InsideoutProjectの部屋には全国からたくさんの資料が集まっていて、あらためて、
全国でこんなにアートプロジェクトがあるんだなあ。と驚く次第。
どこでも誰かが頑張ってるわけで。

3331の一室が、そういう各地の様子をLIVEに伝える場になることを祈ります。

当日、会場に甑島プロジェクトの平嶺林太郎さんと、佐賀の「呉福万博」経験者で現在東京在住で既に江戸川橋商店街でアートプロジェクトをスタートさせた森恭平さんが来てました。
どんどん拡がっていくといいな。

プロジェクトリーダーの牛山惠子さん、滝沢達史さん、お世話になりました。
今後のご発展をお祈り申し上げます。
九州沖縄の一味もよろしくお願いします。

*KOSHIKI ART PROJECT
http://koshikiart.chesuto.jp/

*江戸川橋地蔵通り商店街
http://jizoudouri.dip.jp/

*呉福万博2010
http://gohuku.exblog.jp/


てか、甑島は行ったことないから行かなきゃな〜