「音楽のある休日vol.2」開催決定!

『ベンダ・ビリリ!~もう一つのキンシャサの奇跡』のトークイベントゲストとしてお越しいただいた松永誠剛さんの新グループ「Miluque」(ミルク)のコンサートが開かれます。

「音楽のある休日 vol.2」
日時:6月5日(日)開場17:00、開演18:00
   6月6日(月)開場18:30、 開演19:30
場所:SHIKIORI
入場料:前売3800円 当日4000円

出演者は細野晴臣さんのグループでも活躍されている高遠彩子さん(Vo)、林正樹さん(Pf)、セバスティアン・カプティンさん(Perc)、松永誠剛さん(B)。

なんと全て新曲でのコンサートだそうです。

震災の後に生まれた楽曲を中心に行われる今回の公演チラシに使われているのは、福島出身の画家、中村嘉宏氏の作品「蓮」だそうです。会場には中村さんの作品も展示されるそうですので、そちらもお見逃しなく。

会場になっているSHIKIORIは、松永さん所有の素敵な古民家。
若宮ICのバス停まで行けば、送迎もしてくださるそうです。
実は松永さんの演奏をCDでしか聞いたことがないので、めがねも是非SHIKIORIを訪れたいと思っています。

地図、問合せ先など→SHIKIORI

松永 誠剛さん(「NAWASHIROプロジェクト」主催)
⇒自己のトリオ「a.s.k」を中心に、南アフリカ、日本、ヨーロッパで活動する福岡出身のベース奏者、作曲家。いまだアパルトヘイトの名残が残るヨハネスブルグの貧民街ソウェト(スラム)で生活する子供たちに、麻薬や犯罪に手を染める前に音楽に触れる喜びを味わってもらおうと自分が使わなくなった楽器を「手渡し」する活動 "NAWASHIRO (=苗代)プロジェクト"の主催者。10年後の2020年、ミュージシャンとなった彼らと一緒にツアーする事を目指している。

☆松永さんのブログはコチラ→アジアンケープコネクション活動日記
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→公演チラシ
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全国ツアー『黒い瞳』公演記念☆宝塚対談

GW中に行われた宝塚雪組の全国ツアー『黒い瞳』。
雪組にあんまり詳しくないめがねの先生として、大学時代の友人で宝塚好きのKちゃんに、今回の公演について突撃インタビュー!対談形式でお届けします。
Kちゃんは雪組の新トップスター・音月桂のファンです。

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☆今回の公演どうだった?

めがね プガチョフ役のまっつ(未涼亜希)が良かったね~私まっつ好き~。

K 私も好き~!存在感があったよね。

めがね 花組から組替えしてきてるから雪の中では異質だよね。影がある感じがいい!Kちゃんから教えてもらって初めて知ったけど、まっつってキム(トップスターの音月桂)と同期生なんだよね。

K そうそう。

めがね ずっと雪組で育ってきたキムと花組で育ってきたまっつが、キムがトップスターになった公演で2番手を務めるってのは、お互い感概深いだろうね~。ニコライとプガチョフの馬車のシーンよかったなあ。泣けるね。

K ね~。

めがね でも、再演見て改めて思ったけど、やっぱり私ニコライあんまり好きじゃないんだよなあ。初演では、まみさん(真琴つばさ)がやってた役だけど、プガチョフの方に感情移入しちゃうんだよね。国中大変な事になってる時に自分の恋愛だけが大事って...周りに助けられてるんだよ、この貴族のおぼっちゃまは。

K 友達のプガチョフは死んだけど、なんだかんだ言いながらニコライはマーシャと結ばれて。考えたらすごい強運の持ち主だよね(笑)

めがね エカテリーナ役の晴華みどりちゃんうまかったよね。「NOW ON STAGE」(宝塚チャンネル「スカイステージ」内の番組)で女王らしい威厳を出したいって言ってたけど、立派に出てたよねー威厳。若いのに(笑)そういえば、彩那音ちゃんって芝居で何やってたっけ?

K えーと、プガチョフの側近。宿屋のおやじとかもやってたよ。

めがね あの髭の!?濃すぎて全然気づかんかった...。

K ニコライの側近のサヴェーリィチ役の一樹千尋さんも良かったね。

めがね あんだけ若いメンバーだと専科の人いると安心するよね。唯一コミカルな爺さまの役だし(笑)あの人も大変なんだよ、恋に生きるおぼっちゃまに振り回されて。ちなみに雪組で今Kちゃんが注目する新人って誰だっけ。

K 芝居ではトリオの"勇気"役してた彩風咲奈ちゃん。表現力があるの。

めがね ああ~、はいはい!八重歯が可愛くて月組の青樹泉ちゃんっぽい子ね!まだ下級生なのに派手に起用されてたね。つか、でっかいよね。あの子はその内、宙に来る可能性があるな。(※宙組は背が高いジェンヌが多い)

K ダメだよ~あげないよ?(笑)トリオの"祈り"役やってた凛城きらちゃんは演技力があるよ。あとは最初ロシアの軍人だったけどコサック側に寝返ったマクシームィチ役の香綾しずるちゃんも頑張ってるんだよね~。
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☆祝!音月桂(おとづきけい)雪組トップスター就任

めがね そうそう、遅れたけどキム雪組トップ就任おめでとう~。私も祐飛君(現・宙組トップの大空祐飛)のファンだから分かるけど、応援してきた人がトップになるのって特別なものがあるよね。キムって今何期生だっけ?

K 98年が初舞台。

めがね まっつ以外では誰と同期なんだっけ。

K ほっくん(宙組・北翔海莉)ととなみちゃん(元雪組トップスター娘役・白羽ゆり)だね。

めがね うわ~やっぱり早いね~トップになるの。ちえ(現星組トップスター・柚希礼音)は99期か。2人ともすごいね。宝塚では男役トップスターは必ず娘役トップスターと組むんだけど、キムは前回の『ロミオとジュリエット』が宝塚大劇場のお披露目で、その時は相手役が決まってなかったよね。今回全ツで舞羽美海ちゃんが相手役に決まったけど、相手役がいるってどんな感じ?

K 安心して見れるね~。相手が決まってないと毎回誰がやるのか気になって翻弄されるし、自分が好きなタイプの子じゃないと楽しんで観れないもん。相手が決まってると公演を重ねるごとに2人の呼吸があっていくから観てる方もどんどんはまるしね。そういうコアな楽しみ方ができるから。美海ちゃんはもともとバウホール(宝塚大劇場に隣接の小劇場・主に若手育成の為の芝居を行う)でキムと組んだりしてたの。

めがね へえ~。他に娘役トップスター候補予想に挙がってた子っていたんだっけ。

K 夢華あみちゃんが『ロミオとジュリエット』で美海ちゃんとダブルキャストだったんだよね。あと愛加あゆちゃんも新人公演の主役をやったり、ショーで良く組んでたから、私はあゆちゃんか美海ちゃんかどっちかが良いと思ってたんだよね。だから突然夢華あみちゃんが出てきてひやひやしたんだけど。

めがね わかる(笑)相性もあるし、やっぱどうしても男役トップスターのファンに気に入られないとだめなんだよね...娘役は。今回2人とも初婚っていうのも良かったね。前の奥さん(前雪組トップスター水夏希の最後の相手役・愛原実花)とキムは合わなさそうだし。

K 今回見てみたら、キムにはあゆちゃんより美海ちゃんの方があってるなと思った。ちなみにあゆちゃんは星組の娘役トップスターの夢咲ねねちゃんの妹なんだけどね。

めがね ほお~!姉妹とか双子とか従姉妹でジェンヌとか、最近本当よく聞くね(笑)
今日は会場全体がキムのトップをお祝いにきたっていう感じだったなー。ショーとか特に。

K ショーの『ロック・オン!』は前トップ水さんのサヨナラ公演でやったショーだから、最初から勝手が分かってて手拍子もすごかったしね。客席側も雰囲気作ってあげるっていうか。

めがね うん。キムってずっと雪だから、雪組ファンは「良くここまで育ったね」っていう親心もあるし。

K あるある。
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☆宝塚のファンになったきっかけは?

めがね 今さらな質問だけど、なんで宝塚好きになったの?

K スカパーの30日間無料キャンペーンの時にチャンネルをザッピングしてたら、CSで宝塚のお稽古場風景が流れたの。そういえば、めがねが宝塚好きって言ってたなーと思って見たんだけど、お稽古場ではジェンヌさんってジャージ姿で汗かきながらすっぴんのまま一生懸命練習してるでしょ。宝塚っていうと舞台のイメージしかなかったから、それに感動したの。一度生で観た事あったけど、改めて宝塚って楽しいのかなーって興味が出てきたんだよね。

めがね 舞台裏見せられると興味わくよね。

K 舞台そのものも良いけど、スターさんがすごく頑張って稽古してるのを知るとやっぱり親近感がわくし、すごいなーと思うし。それだけ彼女たちが宝塚に人生を捧げてるから、楽しませてもらえてるだもんね。有り難いよね。

めがね うんうん。ファンクラブって公演中だけじゃなくて稽古中も入り待ち&出待ちするから、ジェンヌの公的スケジュール全部しってるでしょ?祐飛君なんてすごいんだよ~公演前なんて毎日朝9時前から夜中の12時過ぎまでお稽古してるの。私より年上なんだけど...私にはできないなー宝ジェンヌ(笑)
けど同じ舞台裏ものでも宝塚は特殊な捉え方されるよね。「NOW ON STAGE」は宝塚が作ってる番組だけど、特に民放のテレビはファンが入り待ちしてるシーンとかばっかり撮るから。興味がわいても、Kちゃんみたいに舞台見るところまで至るのが難しい。

K そう。それにお稽古場の風景見てなかったら、同じ舞台見てもここまで気持ち入ってなかったと思うよ。スカイステージでおささん(元花組トップスター・春野寿美礼)の『ファントム』を見て、この人の舞台を生で見てみたいなと思ってた時に、福岡に『うたかたの恋』の全国ツアーがあるって知って、めがねに声かけたの。あれでハマっちゃって。ショーの『エンター・ザ・レビュー』も楽しくて。

めがね そうやった!あの時びっくりしたよ~。「ちょっと興味があるけん」って。「え!?何?突然?」みたいな(笑)

K スカイステージに入る3年くらい前に、めがねに誘われて博多座で『鳳凰伝』を観たよね。でもあの時は想像していたものより、なんというか...大人な舞台?だった。

めがね ああ~宝塚っぽくなかったかもね。ミュージカル大作だったから。カラフとトゥーランドットの話なんだけど、トゥーランドットが可愛いお姫様じゃなくて、むしろ好きって言った男の首をはねるような女で(笑)男女の甘い恋愛というより、カラフ「おまえは俺の女になれ」トゥーランドット「謎々に答えられなかったら死んでしまえ」っていう、食うか食われるかの鬼気迫る攻防戦で。

K それで、なんとなく圧倒されて。それ以上はまるとこまではいかなかったんだよね。

めがね そっかー、なんかごめん(笑)初めて宝塚見せる人に、どの作品を選ぶべきかってすごく迷うんだよね。作品が良ければいいのかなって思うけど、それだけでもダメなんだね。

K 作品がいいにこしたことはないけど、トップスターの魅力だと思う。

めがね けどその人の好みもあるからなあ...やっぱ難しいね。そういえば、私も宝塚がすごく好きな友人にずっとテレビで見せられてたけど、正直興味がなくてさ~。義理で見に行った博多座の月組公演『LUNA』ではまって。あのお芝居自体はまあまあ面白いけど、作品よりもまみさんにはまったんだよね。
ところでKちゃんのファン遍歴は?

☆宝ジェンヌファン遍歴教えてください

K  花組のおささん、その後雪組でキム観てる内に水さんも好きになって。月組のあさちゃん(瀬奈じゅん)も好きだよ。

めがね へえ~。花組が最初に好きになったら、だいたいその組を見続けない?

K おささんの次がまとぶん(真飛聖)だったでしょ?全然嫌いじゃないけど、好みでもなかったんだよね。

めがね ファンになる決め手はなんなの?

K やっぱ色っぽさかな。色気がないと接着剤みたいにファンの心をガッチリ繋ぎとめられないと思う。

めがね だよね~。「この人に惚れた!」くらいのインパクトがないと、わざわざ県外まで見に行かないよね。

K  雪組の水さんはね、知らない内にひきよせられてた(笑)

めがね 水さんは月組にいた若手時代は全然魅力感じなかったな。でも久々に見た雪組の2番手の時がすごかった!妖しい魅力に代わってた(笑)

K オーラが出てたよね。トップになってからは、その場にいる自分のファンじゃない人まで無理やりゴッソリさらっていくような吸引力があったよね(笑)

めがね あったね~途中から相手役いらないんじゃないかってくらい1人でもスター性があったね。"六甲のおいしい水"のCMチームで作られたアイドルグループ「アクア5」企画もあったし、蜷川実花とのコラボ写真集も大成功で。ちなみに昔の雪組って日本物が多くて全体にレベルが高い組なんだけど優等生すぎるイメージだったんだけどさ。

K  水さんっていろんな組に組替で行ってるし、そういう他の組の要素も持ってきたから、トップになった時雪組ちょっと変わったよね。もう私は途中からキムじゃなくて水さんを見に行ってた(笑)

めがね 確かに水さんの時代って、全組の中でも雪組が一番充実してるように見えてたなあ。トップに魅力があると下もついてきていい組になるよね。
そうだ~、ちょっとKちゃんの芝居のトップ5を聞いていい?

☆好きなお芝居ベスト5

K うん。1位は『ダルレークの恋』あさちゃんの。2位は水さんの『情熱のバルセロナ』、3位はおささんの『うたかたの恋』、4位は真矢みきさんの『ブルースワン』、5位コムちゃん(朝海ひかる)の『青い鳥をさがして』。
みきさんの『ブルースワン』、あれスカイステージである度につい見ちゃうんだよね~。

めがね ああ~みきさんのキザ度が最高潮に達してる芝居(笑)私も好き~。1位は『ダルレークの恋』なんだ。

K トップになってからのあさちゃんは、なんとなく本公演より全ツの公演の方が良かった気がするんだよね。

めがね トップって正統派の役をやることが多いから、おささんみたいなタイプはいいけど、ちょっと影のある役が光る人だと2番手の時の役の方がおいしかったって言われることもあるよね。『ダルレークの恋』は再演ものだけど。

K それもトップスターの運だと思う。
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めがね そういえば今度キムって梅田芸術劇場で『ハウ・トゥ・サクシード』やるよね。初演のみきさんが最高に面白くてさ~!

K  観てみたいけど、私はまず初演の作品を見てから考えるかな。

めがね じゃ、これからキムにやってもらいたい役は?

K  『ミーアンドマイガール』!

めがね わかるー。

K あ、『ゼンダ城の虜』も。

めがね ああ、まみさんの!でも、あれは本当は2番手の役がおいしいんだよ~。
今日は私のブログに協力してくれてありがと~。次に会うのは...

K 博多座の『ノバ・ボサ・ノバ』!

めがね 超楽しみ~。今日はありがとう!また対談協力してね~。
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さよならブロ子

もう少し大きくしてから...と欲張っていたら
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花が咲き始めてますよ?あり??
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ガーン!
完全に収穫の時期を間違えました。
ごめんよブロ子~(涙)

自宅のさくらんぼは無事に収穫できそうです。
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13の顔を持つ男・伊丹十三

今年の連休は地味に四国に行きました。
それも別府からフェリーで...。
4月29日に別府鉄輪の冨士やギャラリーというところで、ヴィオラの世界的奏者・川本嘉子さんのリサイタルがあり、それを楽しんだ翌早朝、5時半出発のフェリーで四国・八幡浜へ。
そこからJR四国で松山に行き、さらにバスで「伊丹十三記念館」にたどりつきました。
ほぼ5時間の移動です。

伊丹さんのお父さん、伊丹万作さんの出身地で伊丹さん自身が高校生時代を過ごした、松山。
夏目漱石の『坊っちゃん』の舞台としても有名な松山に伊丹十三記念館があります。
黒い平屋で落ち着いた建物の真ん中が明るい庭になっています。

建築家は住宅建築で有名な中村好文さん。
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伊丹さんを知っている人は少なくなってきたかもしれませんが、本当に多才(多彩)な人でした。
商業デザイナー、俳優、エッセイスト、TVマン、雑誌編集長、映画監督と興味のおもむくままに様々な分野の職業に分け入り、多彩な才能を発揮した人でした。
また、音楽愛好家、猫好き、乗り物マニア、料理通など、趣味人としても一流の見識を持っていたことは有名です。

私は伊丹さんの「ヨーロッパ退屈日記」を読んでスパゲティにアルデンテという湯がき方があること、カクテルのこだわり、フランス料理店には星があること、車はやっぱりヨーロッパ車がカッコいいとか知りました。
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「常設展示室」には、伊丹十三の足跡を具体的な資料でたどることができるよう、十三の名前にちなむ13のコーナーが設けてあります。
狭いスペースなのに、作品の並べ方やイラストの見せ方が凝っていて、見るのに1時間くらいはゆうにかかりました。

見終わって庭をぐるっと回ってベンチなどに腰掛けて、ゆっくり時間を過ごします。
そして小腹がすいたので併設された「カフェ・タンポポ」へ。
ここでは、記念館の形を模して作られたチョコレートケーキや人気のチーズケーキ、それに愛媛県特産のみかんのジュースがあります。
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伊丹さんがCMを手がけて有名になった「一六タルト」が作った十三饅頭がこれまた美味しかった!

壁には伊丹さんが描いた映画のポスターの原画や、お父さんの万作さんが伊丹さんが生まれたときに描いたという絵も展示されています。

カフェでお茶しているとスタッフの方が来られて、写真とコメントを記念館のホームページに掲載していいかと言われたので、喜んでOKしました。
5月6日金曜日から12日木曜日まで掲載されています→コチラ
ぜひのぞいてみてください。


→車は最後の愛車、意義深かったのベントレー。ウィリアム王子の結婚式もこれでした!
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藤満開

佐賀にドライブに行きました。

唐津城からひげボーボー。
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おみやげはおこしと酒。
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