紺屋サマースクール2013レポートの販売を開始しました

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昨年開催した「紺屋サマースクール2013」では、期間中毎朝、前日のレポートを
まとめたタブロイドを発行していました。
それをまとめたものに、開催概要や開催趣旨、講師プロフィール、記録写真などを加えた
ものを、電子書籍ダウンロード販売サイトにて販売開始しました。


「紺屋サマースクール2013 タブロイド」
 料金:1,080円(税込)
 ファイル形式:PDF
 ファイルサイズ:56.06MB
 ページ数:8ページ
 ※印刷時サイズA3

 編集・発行:TRAVEL FRONT
 デザイン:HIQU DESIGN
 撮影:中村勇介
 翻訳:石井朝子
 著作権:TRAVEL FRONT(禁無断転載・複写)


***紺屋サマースクール2013の概要はこちらをご覧ください。

紺屋サマースクール2013【3日目レポート】

台風も温帯低気圧に変わり、だいぶ落ち着いた空模様の中のサマスク3日目。

朝一番から2日間コースの2名を迎え、気持ち新たに後半戦のスタートです。

初日・2日目の反省を踏まえ、時間の使い方を意識しながら話し合いが行われていました。

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3日目のテーマは「新しい流れを作るクライアント」

まずはじめに全体でブレインストーミングを行い、そこから導き出されたトピックについてグループ内で分担しながら考察を深めていきました。

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今日のショートディスカッションには宮本初音さん、吉川伸彦さん、坂下和長さん、馬場真理子さんが登場。

アイデアシートを囲んでのショートディスカッションであったり、作品を手に取りながら説明を受けたり

今までとは違ったスタイルのショートディスカッションもありました。

クライアントとの関係性についての質問では、複数のCriticの口からコミュニケーションの大切さが語られました。

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3日目のSuggestionでは、14名の参加者全員が一つのチームとして発表を行います。

まず「新しい流れを作るクライアント」のテーマを受けて検討を進めた経緯の説明がされました。

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提案は、クライアントを消費者と設定し、「どうしたら新しい流れを作るクライアントになれるのか」という観点から考察をし、機能していないどころか弊害を生んでいる総合学習にとって代わる新しいものとして、自分で考える力を育てるための小学生向けプログラム「うらしょうがっこう」をつくると言うところに落ち着き、そのプログラムを一緒に考えていきましょう、という流れの内容でした。

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実際はこの認識も、チームとCriticとのやり取りの繰り返しによってようやく共有されてきた状況にあり、グループ内での認識の共有や言葉の定義の甘さが露呈されてしまいました。また、「今の教育がだめなんだ」と根本的な否定から導入する考え方にもCriticは戸惑いを感じていました。

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Criticからは、「うらしょうがっこう」という提案に至るまでに、もう一段階議論を行い、提案の軸をしっかりと定める必要があったと指摘を受けました。また、新しい流れを作るためには何かを切り捨てる勇気を持つことの大切さも語られました。「うらしょうがっこう」を深めるならば、今あるものの「うら」、鏡合わせとなるものをひたすら具体的に考えてみたら、肯定的に面白いアイデアがでてくるという助言もありました。

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最後は、あるCriticからの「まずは、次世代でなく自分のこととして考え、体験することが重要である」という話で3日目のSuggestionは締めくくられました。



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本日9月1日(日)の最終Suggestionは公開プレゼンとなります。

見学自由なので、興味のある方は是非ご参加下さい。

時間:17:00~21:00

場所:2F konyaギャラリー

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スタッフ:波々伯部

紺屋サマースクール2013【2日目レポート】

台風15号が接近する中、2日目がスタートしました。

紺屋2023の建物からもこんなショットが撮れました。

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今日は班替えを行い、2チームに分かれました。

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この2チームで昨日と同様、夕方のSuggestionに向けて作業が行われます。

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今年のサマースクールでは沢山の新しい試みがありますが、その一つがタブロイド。

その日起こった出来事やSuggestionの内容等をぎゅっとまとめて、翌日の朝に参加者やCriticに配布します。

後日ネット上でも公開予定ですので、お楽しみに!

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2日目のテーマは「新しい流れを作る商品」。

そして本日のCriticは、田村馨さん、野呂英俊さん、中庭日出海さん、平山謙吉さんの4名。

ショートディスカッションでは、各Criticの分野における「新しい流れを作る商品」について話を聞く事もできました。

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さぁ、お待ちかねのSuggestionの時間です。

持ち時間60分の中で、提案の発表と議論が行われました。

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1日目の発表よりも少しずつ形としてまとまってきたように感じましたが

Criticからの鋭い質問や手厳しい指摘が飛び交います。

しかし、参加者たちもひるむ事なく自分の意見を返し、1日目よりも着実にCriticとのやり取りを増やしていました。

参加者たちが日々苦戦しながらも、少しずつ前進している様子が伝わってきました。

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発表が終わった後は、皆さんだいぶお疲れの様子でしたが...

後半戦に向けて、もう一踏ん張り頑張っていきましょう!


スタッフ:波々伯部

紺屋サマースクール2013、始まりました。【初日レポート】

2年ぶりの紺屋サマースクール2013、本日無事に開校しました。

昨日から続々と参加者が到着。今年はシンガポールからの参加者もいます!

これからの4日間、分野や地域、そして言語を越えた交流が行われます。

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ほとんど全員初対面同士、緊張の面持ちでオリエンテーションが始まりました。

今年度の概要や4日間の流れ、班分けなどを説明した後、早速セルフスタディが開始します。

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え、授業は...??


そう、今年のサマースクールは授業はありません!

例年ならば共通講義を受けてスタートするサマースクールですが、

今年ははじめにその日のテーマを発表し、各々セルフスタディを進め、

各日の最後にあるSuggestionまでに提案の準備を行います。


どう進めるのかも自由、何を提案するのも自由、どうやって発表するのも自由。

いきなりの展開と自由度に困惑する様子の参加者たちでありましたが、

お昼になる頃には、徐々に班ごとにその色が現れてきました。

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フィールドワークに出かけた班もありました。

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今回は授業の代わりに、各Criticとのショートディスカッションの時間が設けられています。

これは参加者の疑問質問にCriticが答え、議論を深める時間です。

本日は、宇佐美陽一さん、大迫章代さん、佐々木喜美代さん、事務局より野田が担当しました。

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Suggestionに向け、徐々に準備が整ってきました。

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そして、いよいよSuggestionの時間。

各班25分の時間を使って発表、議論を行っていきます。

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試行錯誤しながらそれぞれの考えや提案を発表しました。

初対面同士、非常に短い時間、そして大きなテーマのもと、

自分たちの考えをまとめるのは非常に大変な作業だったと思います。

思うように進められなかったり、消化不良に終わったりした人もいたかもしれませんが、

明日は今日の反省をバネに、さらに磨きのかかったSuggestionになることを期待しています。


スタッフ:波々伯部


紺屋サマースクール:紹介ビデオと、Criticのプロフィール

紺屋サマースクールの紹介ビデオが出来ました!
短いビデオですが、雰囲気を感じてもらえると思います。
迷っている方、ぜひ見てみてください!


organized by TRAVEL FRONT

movie & edited by Kosuke TANAKA

music by Yusuke NAKAMURA



サマースクールCriticのプロフィール

http://konya2008-2014.travelers-project.info/2013/07/2013critic.html

サマースクールの募集についてはこちら

http://konya2008-2014.travelers-project.info/2013/05/2013-2.html