IT革命→ITによる革命

グーグルが中国と対等に渡り合っている。

これまでいくらアメリカはじめ諸外国が外から言っても変わりそうになかった中国の検閲体質が、もしこれで変わるようなことがあったら、それはとてつもなく凄いことだ。
つまりグーグルの力が各国の力を、一部の分野とは言え、越えることになる。

これこそが本当のITによる革命なのではないかと感じる。

印刷技術→宗教革命
蒸気技術→産業革命

のように、ある技術の発達や発明は、思わぬところに革命をもたらす。

今回の件やスマートグリッドへの参入などを見ると、「世界の知の再構築」を掲げるグーグルの「世界制覇」という野望が本気なのだと改めて実感した。

2010年年明け早々からのこの一連の出来事は、何か大きく変わる予兆のように思われる。

免許更新 ICチップと暗証番号

免許の更新に来た いつのまにか仕様が変わっていて、ICチップが埋め込まれ、しかも本籍の記載が無くなっていた。個人情報の保護と偽造防止が目的だそうだ。よく分からないが、おかげで暗証番号が必要になった。もう生活の中で暗証番号だらけになって、便利なのか不便なのか分からない。一つ言えるのは、不法行為をする人たちの影響を間接的に普通に生きている人たちが受けているということだ。 from I-phone

場所:福岡市南区花畑

IT業界と建築業界 / no.d+a

IT業界を見ているとうらやましくなる面がある

それは、まだまだ未開拓の領域があり、大きなリスクを背負ってでも開拓しようとする
冒険心あふれる人々がまだまだ多いところだ

ひとたび面白そうだと思えば、損益考えず、チームを組んで、ボランタリーに取り組むことができる
グーグルやユーチューブも、様々方々に聞く限り、そういう側面があるように思う

ここはあくまで勝手な憶測に過ぎないが、
これはきっと100年ほど前にモダニズムの流れが始まった頃の建築業界に似ている気がする

リスクを恐れず、利益なんか気にしないで、どんどん挑戦的にやっていた人々がいたし、
それだけの可能性が建築という分野にはまだまだあった

しかし今、建築業界は衰退への道をたどっている
リスクも背負いづらくなり、背負う人もいなくなってきた
土地は少なくなり、そもそも建物が社会にとって必要とされることも少なくなってきた
ショップとネットショップとの関係などは好例だ

実はこれは将来IT業界が直面する壁でもある

というかもうかなりのスピードでそこに向かっている感もある

グーグルがスマートグリッドに関わり始めたそうだ

AIPの山本さんによれば、
「将来的にIT業界は電気の奪い合いになる」
という

これは土地を奪い合ってきた建築業界を想起させる

どの業界にも繁栄と衰亡がある

IT業界も建築業界と同じような道をたどるだろう
しかもこのスピードを見ているとそれはごく近い将来のようだ

しかしここで建築業界と違うのは
既に建築業界のような前例があるということだ

IT業界が建築業界と同じ道をたどらないためにも、
建築業界の経緯をよく見て欲しいと願う





twitter はインフラ / no.d+a

twitterはインフラ mixiはサービス

これはAIP CAFEの山本さんから教えてもらった新たな見方

twitterは利用者に委ねていることが多い
どう使うかは利用者次第

ガスをコンロに使うのかストーブに使うのか
そんな感覚だと思えば確かにそう見えてくる

つぶやくという簡単な機能しかない分、
メモ代わりに使ったり、日記に使ったり、会話に使ったり、と幅広い

そう思うとmixiはけっこう利用者に使い方を強いている
言い方を変えれば、使い方がある程度決まっている
利用者に委ねている範囲が狭いわけだ

もちろんそこには明確な境界は無い
時代や周囲の変化によっても変わってくるだろう
いつかtwitterもサービスと見られるかもしれないし、
何かと比べたらmixiもインフラと言えるかもしれない

ここで重要なのはIT業界の中にtwitterをインフラと見ている人々がいるということであり、
インターネットという大きなインフラの上にさらに新たなインフラが乗るということだ






乗り換えと運行量 / no.d+a

もう携帯の「乗り換え案内」上では間にあわなかった

しかし、それは、上野で乗り換えるのに4分かかる計算だった

走ったら、一つ前の山手線に乗れた

するとルートが代わり、浜松町で一つ早く乗れるルートになった

しかし、また、浜松町での乗り換えが4分に設定されていた

浜松町でも走った

そしたら更に1本早いのに乗れた

結局計15分も短縮できた

運行量の違う側面を発見した

当たり前だが、運行量が多いということは、時間のイニシアティブがこちらにあるということ

そして、乗り換えが多いことは不便だが、それだけ時間の組み合わせをコントロールする権利がこちらにあるということでもある

運行量が人の移動に与える影響は大きいのだ