フィリップ・キャンデロロDVD

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フィリップ・キャンデロロのDVDが届きました~わーい!
自ら宛名ラベル作りから発送まで行っているらしい(マジで!?)貴重なDVDです。

リレハンメルから長野まで、フィリップが演じたプログラムを本人の解説を交えながら紹介。
テレビ出演映像や、オリンピックでのマル秘映像、プライベートシーンまでお宝映像が盛りだくさん。

DVDのスペシャル特典は、なんとサイン入りのお手紙。
日本のファンに震災のお見舞いと、最後に
「皆様は、この素晴らしいDVDをお楽しみいただける3000名の中の貴重なお1人です。どうか、お楽しみください!では、またお会いする日まで!」
というメッセージが。

言葉のセレクトが若干、悪徳商法風味。
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公式ブログには、日本でフィリップ・キャンデロロの代理人兼管理人をしているyayoさんと、DVD発送に四苦八苦する様子が書いてあります。
一生懸命3000人分サインしたんだろうなあと思うと、嬉しさもひとしおです。

日本語訳のテキストを手に入れてないので、今のところ何言ってんだか皆目わかりませんが、7月に「ファンジー・オン・アイス」で来福するまでに気合い入れて予習、復習するつもりです。グフフ。
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8月公開予定の映画

8月公開予定の宣伝作品情報アップしました。

コチラ→http://konya2008-2014.travelers-project.info/503-10/8.html

いつあるか分からない名物(?)コーナーです

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見るともなく見ていた「サラリーマンNEO」もうシーズン6にもなってたんですねえ。

そこに登場したのが「博多よかばい食品」というフレーズ、せりふがこれまたすごい博多弁で、心が持っていかれましたよ。

東京進出を狙う博多の食品メーカー社員二人のお話で、
「味もよかばい値段もよかばい」が売り文句。

福岡の菓子メーカーの営業マン二人が
「よかろ〜もん」「お〜、そげんですか」「こげんして」「よろこびよんしゃあばい」すいまっせん(すいまっしぇん)」「なんや、きさま(きしゃん)」「雑餉隈(ざっしょのくま)の工場で」「手ば、しっかりあろうてから」「くらすとか言うたらいかんて...」

全編、こんなせりふです。

たぶん、これまで2回あったはず。
1話は「エコまんじゅう」 製造から販売まで、一切ゴミが出らんですもんね!
2話目は「水おでん」(おでんの具が水につかってるだけ)と「生焼きそば」(焼いてないし)

演じているのは、川西 ... 田口 浩正(福岡市立長丘中学校 東福岡高等学校卒業)と野宮 ... 入江 雅人 (福岡県直方市出身。福岡県立鞍手高等学校卒)

2話のゲストは池田 鉄洋で、最後にアドリブと思われる会話。

野宮(入江雅人)「井川遥の親戚の人はおらんですか?」
杉井(池田鉄洋)「何を言ってんだよ!いきなり」「何をいきなり言ってんだあの人は」

これは数年前の朝ドラ「純情きらり」で池田鉄洋が妻の井川遥をいじめて追い出したマザコン男をパロったものだと推測。
コアなNHKファンにしか分からんめえ。

挿入歌 もすごかです。
知っている人は知っている「九州まつり唄」 by ばってん荒川
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こりゃあ、どう考えても博多出身のディレクターでしょうねえ。

1回で終わると思いきや、どうも続きそうな気配。
運がよければ見られるかも...。少数派の話題にはなりますばい。

ゴダール特集上映会にてトークイベント開催決定

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6月20日(月)~24日(金)下記日程でゴダールの『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』の上映会が開催!
6月22日(水)には急遽トークイベントも決定しました。

なんでも福岡在住の映画監督・川島透氏から西鉄ホールへ直々に「今回の『ゴダール特集』上映にあわせて、友人の矢作俊彦と高橋源一郎が福岡までわざわざゴダールを観に遊びに来るっていうんだが、彼らと一緒にゴダールを語る機会は作れないかな?」と連絡が入り、開催が決定したとか。

映画史に残る巨匠ジャン・リュック・ゴダールをまさか知らないというアナタ。
この贅沢なトークショー&上映イベントでゴダール作品を体験してみませんか?

映画のある毎日に。vol.11ゴダール特集『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』上映会

【上映タイムテーブル】
6月20日(月)14時『勝手にしやがれ』/19時『気狂いピエロ』
6月21日(火)14時『気狂いピエロ』/19時『勝手にしやがれ』
6月22日(水)14時『勝手にしやがれ』/19時『気狂いピエロ』 ※18時~トークイベント有り
6月23日(木)14時『気狂いピエロ』/19時『勝手にしやがれ』
6月24日(金)14時『勝手にしやがれ』/19時『気狂いピエロ』

【会場】西鉄ホール(福岡市中央区天神2-11-3 ソラリアステージ6F)

【チケット料金】前売1,000円/当日1,200円/学生・60歳以上の方1,000円

【チケット取扱い】西鉄ホール:電話予約 092-734-1370/メール予約 hall@nnr.co.jp
チケットぴあ:0570-02-9999(P コード 462-881) http://t.pia.jp

【主催】Love FM/福岡スポーツセンター 【お問合せ】西鉄ホール:092-734-1370

☆初日先着20 名様限定!
公開当時のレアアイテム 記念はがき(非売品)をプレゼント!


<トークイベント詳細>

【日時】6月22日(水)18時~18時50分(『気狂いピエロ』19時の回の上映前)

【会場】西鉄ホール(福岡市中央区天神2-11-3 ソラリアステージ6F)

【チケット料金】
『気狂いピエロ』鑑賞券+イベント参加券1,500円
※500円でイベントのみの参加も可能

【登壇者】川島透(映画監督『竜二』)、矢作俊彦(作家「あ・じゃ・ぱん」)、高橋源一郎(作家「さよならギャングたち」)


高橋源一郎(小説家・文芸評論家・明治学院大学教授)
1951年広島県尾道市生まれ。81 年「さようなら、ギャングたち」が群像新人長篇小説賞優秀作 に。88年『優雅で感傷的な日本野球』(河出書房新社)で第一回三島由紀夫賞 を、 2002 年『日本文学盛衰史』(講談社)で伊藤整文学賞を受賞。小説の他、文学、時 事、競馬などに関するエッセイ、翻訳書など、著書多数。また雑誌連載も常に複数誌 にわたる。

矢作俊彦(作家)
1950 年神奈川県横浜市生まれ。高校在学中から漫画家として活躍し、71 年に小説家としてデビュー。77 年初の長編小説『マイク・ハマーへの伝言』を刊行。その後数々の作品を発表すると同時に、映画監督として『アゲイン』『ザ・ギャンブラー』、エッセイ『新ニッポン百景』など、幅広い分野で活躍。98 年に『あ・じゃ・ぱん』でドゥ・マゴ文学賞、2004 年に『ららら科學の子』で三島由紀夫賞を受賞する。最新作は『引擎(エンジン)』(新潮社刊)。

川島透(映画監督)
当時劇映画経験のほとんどないスタッフらとともに、ヤクザ稼業から足を洗えない男の悲哀を描いた「竜二(1983)」を撮り興行的に大ヒット、同年キネマ旬報第3 位と高評価を得、伝説のヤクザ映画となる。以降「チ・ン・ピ・ラ(1984)」「野蛮人のように(1985)」など傑作を量産するも「押繪と旅する男(1994)」を最後に劇映画界から距離を置く。福岡市出身・在住。現在新作映画の制作を構想中。

イベント詳細はこちら→http://www.nishitetsu.co.jp/nnr/solaria/hall/kouen.htm#eiga11
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もうそっくり!ゲンスブールとバルドー

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フランスで作曲家、作詞家、歌手、映画監督、俳優として幅広く活躍したセルジュ・ゲンスブールの没後20年を迎える今年、「ゲンスブールと女たちが日本で公開。

1991年3月2日、多くの伝説と名曲、映画を残し、62歳でこの世を去ったゲンスブールは、放送禁止となった過激なヒット曲「ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ」をはじめ、テレビの生放送でフラン札を燃やすとか、フランス国歌をレゲエで歌うなど世間から逸脱した行為で話題を集めていました。

己の醜さにコンプレックスを抱きながらも、ブリジット・バルドー、ジェーン・バーキン、ジュリエット・グレコ、フランス・ギャル、カトリーヌ・ドヌーブ、エディット・ピアフ、ヴァネッサ・パラディら美女たちに愛されたフランスきっての大人の男でもありました。

監督したのはこれが映画初監督となる気鋭のバンドデシネ(フランスのコミック)作家・ジョアン・スファールで、ファンタジーの要素にあふれ、音楽満載の個性的な伝記映画に仕上がっています。
実写にアニメーションが盛りこまれていたり、空想上のキャラクターが登場したり、苦しいのに楽しい、悲しいのに美しい映画です。

ナチス占領下のパリで少年時代を過ごしたロシア系ユダヤ人のリュシアン(ゲンスブール)は、鼻がでかい、耳が大きいという容姿へのコンプレックスを持ちながらも、大人と対等に渡り合うマセガキ。
やがて、キャバレーでピアニスト兼歌手として働き始め、この頃からセルジュ・ゲンスブールを名乗るようになります。
メジャーデビュー後、一気にスターダムに駆け上がった彼はブリジット・バルドーと不倫の恋に落ち、禁断の名曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」が誕生するのです。

ゲンスブールを演じるエリック・エルモスニーノと、バルドーを演じるレティシア・カスタが、もう本当に本物そっくりで驚きました!
2011年のセザール賞(フランスのアカデミー賞みたいなもの)では主演男優賞、初監督作品賞、音響賞を受賞しています。

そして、ゲンスブールといえば、3番目の妻、ジェーン・バーキンをはずしては語れないのですが、バーキンに扮しているのが、本物と同じくイギリス出身のルーシー・ゴードン
しかし彼女はこの映画の撮影終了後に自殺をしたそうで、これが遺作になったそうです。

ゲンスブールとバーキン、おしどり夫婦として有名だったので、すっかり二人は幸せだったのかと思いきや、彼のタバコと酒三昧生活は、心筋梗塞で倒れた後も改善されず、バーキンは2人の子どもを連れて家を出て行ったことが分かりました。

結局その後も、相変わらずの生活の中、30歳年下のバンブーというモデル兼歌手の女の子と一緒になり、彼女が最後のパートナーだったということです。

出演者はもちろん、音楽も歌も小道具も、そして監督が描くイラストもとにかくおしゃれな映画です。久しぶりにフランス映画の真髄を堪能しました!