12.10.31
スミンは地方の孤児院出身。
大学に行くため昼は工場で働き、夜は運転代行のアルバイトをしていた。
ある日、運転代行で呼び出されたスミンは裕福な青年ジェミンと出会う。
なんとなく惹かれ合うふたり。
ジェミンは「お金部屋だったわー」と言って
スミンを部屋に誘います。
そこはやんわりと断るスミン。
その日はそれで事なきをえます。
翌日も工場に出勤するスミン。
そこでジェミンとまさかの再会。
ジェミンは工場を経営する会社の副社長だったんです。
不当解雇されたとご立腹なスミンの仲間。
しかしスミンはジェミンの粋な計らいで(?)解雇されず。
ぷぅ〜となったスミンは工場をやめてしまいます。
「なんでなんでなんで~?」となるジェミン。
はい、坊ちゃん。スミンも若いのだ。
その後アルバイトを転々とするも長続きしないスミン。
都会で生活するにはお金が必要。
先輩の紹介でゲイバーで男娼として働くことに。
するとまたしてもジェミンと再会してしまうんです。
ジェミンを拒絶し続けるスミン。
スミンを追いかけまくるジェミン。
スミン逃げる、ジェミン追う。
好きな人をお金で買うのは空しいだけ?
わたしならどうでしょう。
多分、買いますね≡⊂(^-^)⊃$
ジェミンはソウルの街をスミン探して徘徊。
スミンが他の客の相手をしているところをみつけます。
扉の隙間から光る眼差し。恐怖としか言いようがありません。
(よく女は怖いというけど、男の嫉妬や足の引っ張り合いの
ほうがよっぽど怖いわ!)
なんだかんだあって、結局ふたりはいい感じになるんです。
白い光に包まれて、いちゃこらしながら目覚めのコソコソ話。
え~わたしにも教えてよぅ^∀^☆
あ~よかったわ。はい、しあわせしあわせ!
と、思うのも束の間。
ジェミンは跡継ぎなんです。
許嫁がいるんです!(ひぇー!)
韓国って徴兵制があるせいか同性愛者に厳しいみたいです。
「他に好きなひとがいるから結婚したくない」という
ジェミンの人権は丸無視。yeah.
ウエディングドレスを母・嫁・ジェミンで見に行くも
上の空。そんなジェミンに母はキツく言います。
何度も言います。嫁にも殴られます。
「あ~もう逃げられないわ。まじ辛ぇわー」
自分の人生を呪うジェミン。
スミンに冷たくあたるようになるんです。
し、しどい!
ほんと、男って勝手!!!
あんなに追いかけてきたのに、
愛のままに我侭に気持ちを押付けてきたのに
手のひら返しがまじ鬼の所行だわ。
鬼畜の極みだわ。(何があった)
悲しむスミン。
やりきれないスミン。
どうするスミン?
どうスミン?
※ここからはネタばれになるので注意
仲間にそそのかされ
ジェミンを埋める事に。
埋めるんです、山中に。
キャー!キャー!どうなるの?
どうなっちゃうの!埋めちゃ駄目よ!
気持ちは分かるけど!
わたしも埋めたいやついるけど!
鑑賞時のわたしは相当うるさかったと思います。
(もちろん独り言☆)
命からがら、車で道路脇に突っ込むジェミンが
最後に手を伸ばしたのが良かった。
ひたすら良かった。
スミンが孤児院時代の相方(この言い方であってるのか)
と川に遊びに行く描写があるんです。
もう、それが美しくて美しくて。
白い光に包まれて(2回目)はしゃぐ性少年2名。
川+ブリーフ+行水。
はい、合掌。
まじ神感謝です。
潮風になびく包帯とか
なんか韓国独特の描写もあります~。
韓国で初めて同性愛者であることをカミングアウトした
イソン・ヒイル監督によって同性愛が正面から描かれた作品。
(wiki参照)
後悔なんてしない
イ・ハン
イ・ヨンフン
監督イソン・ヒル
2007年公開 韓国
(する派。どき)