するの?しないの?

images-2.jpeg

スミンは地方の孤児院出身。

大学に行くため昼は工場で働き、夜は運転代行のアルバイトをしていた。

ある日、運転代行で呼び出されたスミンは裕福な青年ジェミンと出会う。


なんとなく惹かれ合うふたり。

ジェミンは「お金部屋だったわー」と言って

スミンを部屋に誘います。

そこはやんわりと断るスミン。

その日はそれで事なきをえます。


翌日も工場に出勤するスミン。

そこでジェミンとまさかの再会。

ジェミンは工場を経営する会社の副社長だったんです。

不当解雇されたとご立腹なスミンの仲間。

しかしスミンはジェミンの粋な計らいで(?)解雇されず。

ぷぅ〜となったスミンは工場をやめてしまいます。

「なんでなんでなんで~?」となるジェミン。

はい、坊ちゃん。スミンも若いのだ。


その後アルバイトを転々とするも長続きしないスミン。

都会で生活するにはお金が必要。

先輩の紹介でゲイバーで男娼として働くことに。

するとまたしてもジェミンと再会してしまうんです。

ジェミンを拒絶し続けるスミン。

スミンを追いかけまくるジェミン。

スミン逃げる、ジェミン追う。

好きな人をお金で買うのは空しいだけ?

わたしならどうでしょう。

多分、買いますね≡⊂(^-^)⊃$



ジェミンはソウルの街をスミン探して徘徊。

スミンが他の客の相手をしているところをみつけます。

扉の隙間から光る眼差し。恐怖としか言いようがありません。

(よく女は怖いというけど、男の嫉妬や足の引っ張り合いの

ほうがよっぽど怖いわ!)

なんだかんだあって、結局ふたりはいい感じになるんです。

白い光に包まれて、いちゃこらしながら目覚めのコソコソ話。

え~わたしにも教えてよぅ^∀^☆



あ~よかったわ。はい、しあわせしあわせ!

と、思うのも束の間。

ジェミンは跡継ぎなんです。

許嫁がいるんです!(ひぇー!)

韓国って徴兵制があるせいか同性愛者に厳しいみたいです。

「他に好きなひとがいるから結婚したくない」という

ジェミンの人権は丸無視。yeah.

ウエディングドレスを母・嫁・ジェミンで見に行くも

上の空。そんなジェミンに母はキツく言います。

何度も言います。嫁にも殴られます。

「あ~もう逃げられないわ。まじ辛ぇわー」

自分の人生を呪うジェミン。

スミンに冷たくあたるようになるんです。

し、しどい!

ほんと、男って勝手!!!

あんなに追いかけてきたのに、

愛のままに我侭に気持ちを押付けてきたのに

手のひら返しがまじ鬼の所行だわ。

鬼畜の極みだわ。(何があった)


悲しむスミン。

やりきれないスミン。

どうするスミン?

どうスミン?





※ここからはネタばれになるので注意


仲間にそそのかされ

ジェミンを埋める事に。


埋めるんです、山中に。



キャー!キャー!どうなるの?

どうなっちゃうの!埋めちゃ駄目よ!

気持ちは分かるけど!

わたしも埋めたいやついるけど!

鑑賞時のわたしは相当うるさかったと思います。

(もちろん独り言☆)


命からがら、車で道路脇に突っ込むジェミンが

最後に手を伸ばしたのが良かった。

ひたすら良かった。




スミンが孤児院時代の相方(この言い方であってるのか)

と川に遊びに行く描写があるんです。

もう、それが美しくて美しくて。

白い光に包まれて(2回目)はしゃぐ性少年2名。

川+ブリーフ+行水。

はい、合掌。

まじ神感謝です。



潮風になびく包帯とか

なんか韓国独特の描写もあります~。



韓国で初めて同性愛者であることをカミングアウトした

イソン・ヒイル監督によって同性愛が正面から描かれた作品。

(wiki参照)





後悔なんてしない

イ・ハン

イ・ヨンフン

監督イソン・ヒル

2007年公開 韓国



(する派。どき)