konya-galley's pick #2「Le Rondeau 〜繰り返される自然と共に〜」

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紺屋2023一押しのアーティストやクリエーターを紹介するexhibitionシリーズとして、
福岡出身の気鋭のファッションデザイナー熊丸淳也氏の展覧会を開催します。 
福岡からパリ、東京と活躍の場を広げているオートクチュールブランド
MAISON JUNYA KUMAMARUは、昨年アパレルショップ「equal」を舞台に、
季節の花を活かしたフラワーオブジェやアートワークを展開してきました。 
今回はその集大成となる展覧会をkonya-galleryにて開催します。

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konya-galley's pick #2
MAISON JUNYA KUMAMARU 「Le Rondeau ― 繰り返される自然と共に ―」
会期 : 2013年3月22日(金)-4月1日(月)12:00-19:00 
会場 : konya-gallery(大名1-14-28-2F)
催 : MAISON JUNYA KUMAMARU 
特別協力 : 紺屋2023
★レセプション:3/22(金) 18h-21h
★4/1は紺屋2023全体のイベント「紺屋夜会2013」(18h-22h)が開催されます。
 併せてお楽しみください。
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| artist's message |

「Le Rondeau」はJunya Kumamaruを中心とする様々なアーティストが共同で、
博多リバレインのセレクトショップ 「equal」を舞台に、
季節の花を活かしたフラワーオブジェやアートワークを一年間毎月生み出してきた企画です。
今回その集大成となる展覧会を「紺屋2023」で開催することとなりました。 
自然は月のサイクル(リズム)によって動かされ、新月で物事は始まり、満月で絶頂を迎えます。
その繰り返される自然と人間の行動や衝動も同じであり、
今回の「Le Rondeau」という企画は自然のリズムに合わせて提案したアートワークの展示です。
サイクル(リズム)とは一日の流れであり四季でもあり、人の一生でもあり美の大切な要素です。
花だけが全てではなく、葉が生い茂る過程や枯れて行く様も、美の大事な側面としてあります。 
今回の展覧会では、過去1年分10作品のドキュメントを新たな作品の形に変えて展示します。 
これまでの展示を楽しんでいただいた方も、見逃がされた方も、ぜひ足をお運びください。


| profiles |

MAISON JUNYA KUMAMARU / http://www.junyakumamaru.com/ 
職業や生活環境に合わせた機能美やスタイルを、信頼できる職人やパートナー企業と一緒に作り上げる
オートクチュールを中心としたブランド。

熊丸淳也 
1980年福岡生まれ。
東京在住。福岡の服飾専門学校を卒業後、ドレスブランドを設立し、
コレクションを発表すると共に、様々なアーティストへの衣装提供を行う。
2001年(株)ローラーズハイのオリジナルブランド''hippiness''の企画、生産管理を担当後、2004年渡仏。
2005年パリクチュール組合学校・サンディカに編入、卒業後デザイナー渡邊氏と
「Dorcas」を設立しパリでウィメンズのプレタポルテコレクションを発表。
2008年、東京に拠点を移し大手アパレル企業に勤務後、
現在は2010年に設立したオートクチュールを中心としたブランド
【MAISON JUNYA KUMAMARU】のディレクター兼デザイナーとして服作りの追究を続ける。


| Le Rondeau member |

Flower Objet:Sakurako                                                     Cerise/dogas(Fukuoka)
Photographer:Hajime MATSUMOTO                             out back Japan(Fukuoka)
Photographer:Takumi TSUNEMATSU                           takumi photo studio(Fukuoka)
Calligraphy et illustration:Tetsuya SAGARA                 Sagara Desin Office Co.,Ltd.(Tokyo)
Translation et Graphic design:Yoshiyuki HIROTA       Atelier HIROTA (Fukuoka) 
Poem:Isao NARUSE                                                          tempsgraphie(Tokyo) 
Music: Kangarou SUZUKI                                     studio blue poket tokyo(Tokyo)
place:Hironori TASHIRO                                                   equal(Fukuoka)
Direction et Produce :Junya KUMAMARU           MAISON JUNYA KUMAMARU(Tokyo)

Michelle Zacharias + Maria Elida「彩 chroma」展

昨年は京都芸術祭で国際芸術賞を受賞した福岡在住のアーティスト ミッシェル・ザカライアスと、
同じく福岡在住でアートセラピーのクラスなども持つ松本・エリダ・マリアによる二人展。
あたたかい色彩がkonya-galleryを彩ります。

会期:2013年2月11日(月)-17(日)12:00-19:00 入場無料
場所:konya-gallery(中央区大名1-14-28-2F)

★artist talk 2/16  18:30- 

ミシェルのサイト http://www.mzacharias.com/
ミシェルのインタビュー記事(Fukuoka Now)http://fukuoka-now.com/ja/feature/michelle-zacharias/
マリアのサイト http://enablingvibe.terrannet.net/
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Masayoshi Fujita "Stories" Japan Tour 福岡公演

ヴィブラフォン奏者 Masayoshi Fujitaさんの公演が、konya-galleryにて開催されます。
popmuzikさん、年明け1番のイベントです。

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Masayoshi Fujita "Stories" Japan Tour 福岡公演 
2013年 1月13日(日曜日)OPEN 17:30 / START18:00 
会場:konya2023 (福岡市中央区大名1-14-28 第一松村ビル201+202 TEL 092-984-6292) 

店頭前売り 2,500円 / 当日 3,000円(要ワンドリンクオーダー) 
※店頭販売分のみMasayoshi Fujita、el fog、flauレーベル商品など対象商品と同時購入でチケット代金が2,000円になります。 
ローソンチケット 2,800円(要ワンドリンクオーダー) 
Lコード:83867 

主催 popmuzik records

Live
Masayoshi Fujita (flau)
Inamasu Kenta
NAKAO Sho

popmuzik recordsさんのサイトにプロフィールなど詳細があります。

chaokao in 紺屋2023

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長崎のchaokao projectさんがkonya-galleryにやってきます!

〈chaokao=チャォカォ〉とは、タイ語で〈山のひと〉という意味で、不安定な情勢が続く中国やミャンマーなどで難民となり、タイ山間部に移り住んだ 〈山岳民族〉の人々のこと。自給自足で生活をしてきた彼らは、〈刺繍〉や〈手織り〉などの、伝統的で素晴らしい技術を持っているそうです。chaokao projectはその手仕事による 布地や紐などを素材として活かし、新たな価値を吹き込んで、世の中に流通させようとする試みです。

トラベルフロントは昨年開催した「東北九州プロジェクト」の際に、長崎会場の実施パートナーとしてchaokao projectさんにご協力いただきました。その際にはすでに長崎の作家さんが山岳民族の作った素材を使ってデザインした作品を出品していただいたのですが、繊細で伝統ある手仕事と作家の創造性が出会うとこうなるのか!と感心することしきり・・ただ単にフェアトレードを紹介するというのではなく、ユニークな視点と将来につなげようという姿勢にも共感します。

今回の展示では、「山岳民族の伝統文化とはどのようなもの?」「アートとのコラボレートで何を目指している?」などchaokao projectについて知っていただくとともに、なかなか目にする機会のない山岳民族のすばらしい伝統技術を間近に見ていただく機会になるそうです。ぜひ足をお運びください。

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「chaokao in 紺屋2023」

会期 : 2012.11.6(tue)~11.11(sun)11:00~19:00(最終日~15:00)
会場 : konya-gallery(福岡市中央区大名1-14-28-2F)

<展示会内容>
○ヤオ族・リス族・モン族・カレン族の刺繍・織物・衣装・生活道具の展示会
○chaokao artistとタイ山岳民族のコラボ作品展示会

☆トーク☆ 「タイの山岳民族と育むアートあれこれ」  11.11(sun)14:00~@konya-gallery
パネリスト: 高野繭子(chaokao主宰) 山崎加代子(chaokao Art Director)  井上明美(JICA) 宮崎由子(紺屋2023)

主催 : chaokao project http://chaokao.org/
共催 : JICA九州
協力 : 紺屋2023・長崎県青年海外協力協会
後援 : タイ国政府貿易センター福岡・福岡県青年海外協力協会・(特活)NGO福岡ネットワーク・FBS福岡放送・九州朝日放送・NHK福岡放送局・RKB毎日放送・TNCテレビ西日本・朝日新聞社・西日本新聞社・毎日新聞社・読売新聞社


写真家田代一倫氏トーク ー『はまゆりの頃に』の撮影を通して見た東北と九州

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左:2011年4月23日 岩手県宮古市田老  右:2012年7月22日 宮城県仙台市青葉区国分町


元アジアフォトグラファーズギャラリー代表の田代一倫さんを迎えての、トークイベントを開催します。

田代さんは震災直後の4月から、岩手県・宮城県・福島県の沿岸部をはじめ、内陸の山間部や都市部に住む人と、会話をしながら繰り返し撮影を行われています。
現在までに撮影したポートレートは800人にも及ぶそうです。
撮影する対象も、初めは宮城県、福島県の被災地域の人々、そこから範囲を広げて遠野、盛岡の人々、仮設住宅で暮らす人々、さらに東北地方最大の歓楽街といわれる国分町の人々と徐々に変えながら撮影を続けられています。
その足取りを見ると分かるように、自らの足でその場に赴き、肌で感じた思いや感覚につき動かされるように真摯に状況を写し取ることを続けられています。

田代さんは撮影を続ける中で、東北の地において自らの故郷である九州のことを考えた時に、東京にいた時とはまた違った感覚で考えるようになったと言います。
また、地方同士の連携やコミュニティのあり方など色々なことに興味が向いてきているとも。その思いは、九州でもできるだけたくさんの人に写真を見てもらい、体験を共有し、その人たちと話をしたいという気持ちにつながり、今回の企画に至りました。

一部ではこれまで撮影した写真を見せながら撮影のエピソードや背景をお話いただき、二部では会場の皆さんも交えてお話ができればと思っています。

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TKP TALK vol.6
写真家田代一倫氏トーク
ー『はまゆりの頃に』の撮影を通して見た東北と九州

日時:2012年10月31日(水) 一部 / 19:00-20:00 二部 / 20:10-20:50
会場:konya-gallery(福岡市中央区大名1-14-28-2F)
会費:500円 ※予約不要
主催・お問合せ:東北九州プロジェクト(事務局トラベルフロント)092-984-6292

ゲスト:田代一倫
モデレーター:野田恒雄

★同時開催★
未発表の作品も含め、撮影した全員(800人以上)をスライド上映でご覧いただけます。
10/30-11/1  12:00-19:00  konya-gallery  ※入場無料

「はまゆりの頃に」Facebookページ  http://www.facebook.com/hamayurinokoroni
東北九州プロジェクト http://tohokukyushu.wordpress.com/
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【 田代一倫氏プロフィール 】
1980年福岡県北九州市生まれ。2010年九州産業大学大学院博士後期課程造形表現専攻満期退学。06年アジアフォトグラファーズギャラリーの設立・運営に参加。09年 photographers'galleryの運営に参加。第8回三木淳賞奨励賞受賞。
写真展(個展)に「浮憂世代」(Juna21新宿・大阪ニコンサロン)、「八幡」(アジア フォトグラファーズ ギャラリー・福岡)、「椿の街」(photographers'gallery・東京)などがあり、グループ展に「社会標本展」(ギャラリーON・ソウル)、「消滅の技法展」(福岡アジア美術館)、「Social Voyeurism」(ギャラリーアートリエ・福岡)、「クロッシング・カオス1999-2009」(銀座・大阪ニコンサロン)、「はまゆりの頃に」(新宿ニコンサロン)などがある。

【「東北九州プロジェクト」について 】
「東北九州プロジェクト」は、東北地方の復興活動に対して、義援金や寄付などの「支援」とはまた違ったあり方で、九州からそして文化面から、中長期的に 「連携」して取り組めないかと考え、'11年5月に立ち上げたプロジェクトです。東北と九州のデザイナー・アーティストの作品を展示・販売する期間限定 ショップと、東北地方で活動する文化関係者を招いてのトークセッションをセットに、'11年7月から福岡(博多)・長崎・鹿児島・熊本・福岡(天神)と、九州内5都市を巡回しました。期間限定ショップ+トークという形式での活動は'12年3月の天神会場を持って一旦締めくくりましたが、このときつながることができた東北の皆さんとの共同事業や、その後の状況をできるだけ生の声を通して伝えるトークイベント[TKP TALK]などをこれからも継続的に行っていきたいと思っています。