the Asian TABLE 2013

AT.Flyer.front.final.jpg
AT.flyer.back.final.jpg
"the Asian TABLE" is a imaginary table that people share Asian creation.  On this "TABLE", various "current trends" of creation of many parts in Asia will be arranged.

At this time, 3 art spaces / collectives will be connected with using internet broadcasting system and hold a talk session about art scene / economy / society / the possibility of the Asian TABLE in casual mood. The talk will be conducted almost in English.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
"the Asian TABLE"
Date : 2013.10.4.FRI 18:00-21:00
Venue : konya-sky (1-14-28 daimyo, Chuo-ku, Fukuoka)  
Ticket : adv ¥1,500  door ¥1,800
*Please contact to travel-front@travelers-project.info to book the advance ticket

Sponsor : CREATIVE LAB FUKUOKA   *Asian Party (organized by Fukuoka city) related event
Organized by TRAVEL FRONT / konya2023 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

// art spaces & collectives //
原都心創作空間 TOTATOGA  http://tttg.kr/xe/
What A View! DT studio (大同風景好) https://www.facebook.com/whataviewtaiwan

// text party //
You can join in the virtual party site ( Google document, spreadsheet ) on the website with writing or cut & paste. Everyone can participate in this party from everywhere, if only you are connected to the internet and sign in. It is like a chat, but more creative communication. Not only for exchanging the feeling or impression at the moment in each languages, you can just enjoy playing catch with texts and images each other. The communication there would cross over the difference of language.
*This time you can participate only at the real site of the Asian TABLE.

// cloud live painting //
Live-painting on the 'text party' site by the creative team "anno lab". They will use the photos taken in each participant city as material, and demonstrate the live-painting on the Google docs and spreadsheet as canvas. This performance will be run in parallel with talk session, so sometimes it would be affected and synchronized with the site's atmosphere, what is talked at the moment.

// food & drink //
Thai food by "gamlangdii"    http://www.gamlangdii.com/
"gamlangdii" is Thai restaurant near konya2023, certificated by Thai government's 'Thai Select'. They serves  traditional Thai home made dishes with organic vegetables and herbs. 

Talk session's MC : Mitsuo Tsuda, Tsuneo Noda



◯art spaces profiles
--Nha San Collective
Nhasan Studio 1998 -> Skylines With Flying People 2012 (temporary art space)-> Nhasan COLLECTIVE 2013
Nhasan Studio is the first and the longest artist run space for experimental art in Hanoi. Nhasan Collective is their new space, located in an abandoned pharmaceutical factory right in the centre of Hanoi.
Nhà Sàn COLLECTIVE is not a museum, a commercial gallery or an
international culture institute where completed works are presented by
established artists. Just like Nhà Sàn Studio before, it is a working studio to nurture where artists can create, collaborate, be given advices,
critiques, and have chances to meet with international artists, curators.

--原都心創作空間 TOTATOGA 
TOTATOGA is a community project that gives local government assistance to artists who come from various cultural back grounds, including fine art, sculpture, photograph, performance, cinema, literature, music and so on.
TOTATOGA's 27 studios located between jungang-dong and Donggwang-dong, where are historical district in Busan. This project started in 2010, now 311 artist are crating art and making community with citizen in their studios. 

--What A View! DT studio (大同風景好)
What A View:
Located in Taiwan,aiming to join the people and sharing the ideas together by means of  photography & traveling since 2010.
DT studio:
photo workshop and creative arts lab in Da Tong high school campus  (taipei,taiwan).


◯pick up artist profile
--anno lab
anno lab is the creative labo based in FUKUOKA city ( the primete city of South Japan ). anno lab is established by Alumni of Kyushu University who have different careers on April 2012. Our mission is making amusing world by creating new experience and value which stimulate intellectual curiosity.


◯MC profile
--Mitsuo Tsuda ( Talk session MC )
Born in 1957 Hyogo prefecture Japan. Sculptor
He considers sculpture to be an element of space composition, and creates stage art, modeling art of movie and device design. main works are special modeling art  "August in the water" Director Sogo Ishii 1995, monument"MADOKA"Onojo city Madokapia 1997, wood engineer "xylophone"NTT Docomo CM 2011.etc.


*The talk session will be broadcasted on http://asiantable.net/.
  Cloud live painting is only at the site.

art space / collective : Nha San Collective (Hanoi / Vietnam)
TOTATOGA (Busan / South Korea)  what a view! DT studio (Taipei / Taiwan)
text party direction : anno lab
web design : Nobuhiko Yoshikawa / SIIIS
system design : Mitsuo Morooka / art space tetra
coordinator : Hatsune Miyamoto / ART BASE 88 ,  Junji Murakami / AIP
translational cooperation : Keita Onooka






紺屋サマースクール2013【最終日レポート】

しばらく間が空いてしまいましたが、サマスク最終日のレポートです。

---------------------------------

「新しい流れをつくるメディア」「新しい流れをつくる商品」「新しい流れをつくるクライアント」ときて、4日目のテーマは「新しい流れをつくる」。今日は個人での発表です。今までの賑やかなグループワークと打って変わって、最終日はとても静かで緊張感のある空気が流れていました。各自集中して、今まで取り溜めたメモを見返しながらアイデアを煮詰めていきます。

th_081.jpg

th_059.jpg

th_129.jpg

個人作業なので、場所も方法も人それぞれ。

深夜までギャラリーで作業する人もいれば、ステイの部屋で作業をする人も。

模型を用意する人、スライドを用意する人、模造紙に書き込む人。

他の参加者に相談する人、黙々と作業をする人。

th_015.jpg

th_033.jpg
th_374.jpg

th_241.jpg

th_224.jpg

th_122.jpg

th_362.jpg

th_357.jpg

最終日のショートディスカッションでは、スウェイン佳子さん、池田美奈子さん、村上純志さん、樋口龍二さんの4名のCriticが担当しました。本日は作業に没頭している人が多かったのでショートディスカッションに参加する人は今までより少なめでした。しかし、そういった時間だからこそ気分転換に話をしにきたり、自分の提案について相談をしにきたりと、参加者は自分とCriticの接点を見つけながらショートディスカッションを有意義に利用していたように感じました。

th_148.jpg

th_204.jpg

th_340.jpg

th_253.jpg

そして、最後のサジェッションが始まりました。

このサジェッションで、優秀賞(バランスのとれた秀才型)と特別賞(個性の光る天才型)の2名が選ばれ、シンガポールで行われる「Art On The Edge」への参加権が授与されます。

審査方法は以下の通り。


参加者はまず、一人5分間のプレゼンテーション行います。

1回目の審査では、優秀賞の候補者をCriticと参加者の投票から、特別賞の候補者をCriticのみの投票から、それぞれ3名ずつ選出します。

選ばれた参加者は再度5分のプレゼンテーションと15分間の質疑応答の時間が与えられます。

2回目の審査が行われ、優秀賞と特別賞の2名が決まります。


質疑なし発表のみの5分間、14名の発表がたんたんと進み、時間はあっという間に過ぎていきました。個人の発表は今までのグループ発表で見られなかった個性や表情が溢れており、4回目のSuggestionながら新鮮な気持ちで聞く事ができました。今までの流れを踏まえての提案、全く新しい観点からの提案、自分の専門で突き進めた提案など、内容は様々でしたが、サマースクールの4日間を通してテーマや自身の課題と向き合い、考え抜くことで、それぞれステップアップしたなと感じる発表でした。

th_030.jpg

th_039.jpg

th_049.jpg

th_076.jpg

th_108.jpg

th_140.jpg

th_144.jpg

th_156.jpg

th_167.jpg

th_182.jpg

th_220.jpg

th_248.jpg

審査ではCriticらの票が割れ、なかなか候補者が決まりませんでした。

それだけ、各Criticの心に響く様々な提案が集まったということでしょう。

th_273.jpg
th_404.jpg

th_278.jpg

th_284.jpg

th_288.jpg

th_291.jpg

急遽その場で審査方法を変更し、Criticらが悩みながら選んだのは以下の2名となりました。


【優秀賞】

須沢 栞

被災地仮設住宅の入居者低迷による空き室問題に着目し、放置されている空き室を住み込み式で農業を学びたい若者に貸し出すという提案。住民の多くは農業従事者であったことから、彼らのスキルを生かす場が生まれること。高齢化の進む住民らにとって若者たちが労働力となりうること。収穫した野菜のお裾分けなどを通じて住民の孤立化を予防すること、などの効果が挙げられました。

Criticからは、農業を始めたいという若者の需要がどれくらいあるのか、住み込ませるには戦略的に説得にいかなかければという意見が出ましたが、役割を持たせようという姿勢が新しい流れをつくるポイントとなる点、今の問題に向き合い可能性を感じる細かな提案を行った点について高く評価されました。

th_200.jpg

th_514.jpg

【特別賞】

蔵増 理沙

祖父母世代が亡くなる前に、祖父母の言葉や技術を記録・保存するプロジェクト「Shinuma-ni」。変わりたくない・変われない高齢者が、否が応でも新しい流れを作るきっかけになるのが「死」であると考え、日々の暮らしの中で一人ではなかなか考えにくい死について、若い世代と一緒に考え、準備していこうというもの。具体的には料理レシピや孫の結婚式のサプライズといった次世代へのメッセージの準備や、日めくりカレンダーのような沢山の写真からなる遺影プロジェクトといったサービスが提案されました。

誰もが通る道なのにも関わらず、何故かあまり触れる機会のない死というテーマを取り上げたことが、Criticらの目に留まりました。エンディングノートが話題になっているように、孫のいない人にとってどう終わるかということは重要なこと。若い人からの視点だけでなく上の世代と関わる部分も考えられるとバランスのいい提案になると評価されました。

th_086.jpg

th_524.jpg


最後の挨拶の中で、今回のサマースクールのアイデアとなった建築家ルイス・カーンの一節が紹介されました。


"学ぶための施設は、おそらく、いっぽんの樹の下にいる、あるひとりの人物と、その人物のまわりで、その話を聞く人たち、という風景のなかではじまった。そのいっぽんの樹の下で、自分を教師だとは思ってないひとりの人間が、自分を生徒だと思っていない人たちに、彼/彼女が真実だと思っていることを語った。話を聞いた人たちは「その通りだ、それが真実だ」と思い、自分の子どもたちにも、こんな経験をさせたいと考えたところから、学校ははじまった。これが学校のはじまりの風景だと思います。" 

------- 建築家ルイス・カーン「ビギニングス」より一部抜粋


野田さんは、「今回のサマースクールは、学びの原点に返るというコンセプトとした。ショートディスカッションは聞く力を育てる場、サジェッションは話す力を育てる場。それを踏まえてもう一度今回のサマースクールを振り返ってほしい」と語り、4日間にわたる紺屋サマースクール2013を締め括りました。



th_569.jpg
th_583.jpg
th_613.jpg
th_048.jpg



スタッフ:波々伯部





紺屋サマースクール2013【3日目レポート】

台風も温帯低気圧に変わり、だいぶ落ち着いた空模様の中のサマスク3日目。

朝一番から2日間コースの2名を迎え、気持ち新たに後半戦のスタートです。

初日・2日目の反省を踏まえ、時間の使い方を意識しながら話し合いが行われていました。

th_013.jpg

3日目のテーマは「新しい流れを作るクライアント」

まずはじめに全体でブレインストーミングを行い、そこから導き出されたトピックについてグループ内で分担しながら考察を深めていきました。

th_011.jpg

th_033.jpg

th_265.jpg

th_266.jpg

th_268.jpg

th_038.jpg

th_168.jpg

th_231.jpg

th_238.jpg

th_249.jpg

th_301.jpg

今日のショートディスカッションには宮本初音さん、吉川伸彦さん、坂下和長さん、馬場真理子さんが登場。

アイデアシートを囲んでのショートディスカッションであったり、作品を手に取りながら説明を受けたり

今までとは違ったスタイルのショートディスカッションもありました。

クライアントとの関係性についての質問では、複数のCriticの口からコミュニケーションの大切さが語られました。

th_090.jpg

th_089.jpg

th_131.jpg

th_144.jpg

th_179.jpg

th_198.jpg

th_254.jpg

th_281.jpg

3日目のSuggestionでは、14名の参加者全員が一つのチームとして発表を行います。

まず「新しい流れを作るクライアント」のテーマを受けて検討を進めた経緯の説明がされました。

th_334.jpg

th_345.jpg

th_362.jpg

提案は、クライアントを消費者と設定し、「どうしたら新しい流れを作るクライアントになれるのか」という観点から考察をし、機能していないどころか弊害を生んでいる総合学習にとって代わる新しいものとして、自分で考える力を育てるための小学生向けプログラム「うらしょうがっこう」をつくると言うところに落ち着き、そのプログラムを一緒に考えていきましょう、という流れの内容でした。

th_411.jpg

th_394.jpg

th_429.jpg

th_388.jpg

実際はこの認識も、チームとCriticとのやり取りの繰り返しによってようやく共有されてきた状況にあり、グループ内での認識の共有や言葉の定義の甘さが露呈されてしまいました。また、「今の教育がだめなんだ」と根本的な否定から導入する考え方にもCriticは戸惑いを感じていました。

th_417.jpg

th_443.jpg

th_452.jpg

Criticからは、「うらしょうがっこう」という提案に至るまでに、もう一段階議論を行い、提案の軸をしっかりと定める必要があったと指摘を受けました。また、新しい流れを作るためには何かを切り捨てる勇気を持つことの大切さも語られました。「うらしょうがっこう」を深めるならば、今あるものの「うら」、鏡合わせとなるものをひたすら具体的に考えてみたら、肯定的に面白いアイデアがでてくるという助言もありました。

th_515.jpg

th_528.jpg

th_598.jpg

最後は、あるCriticからの「まずは、次世代でなく自分のこととして考え、体験することが重要である」という話で3日目のSuggestionは締めくくられました。



------------------------------------------------------------------------

本日9月1日(日)の最終Suggestionは公開プレゼンとなります。

見学自由なので、興味のある方は是非ご参加下さい。

時間:17:00~21:00

場所:2F konyaギャラリー

------------------------------------------------------------------------



スタッフ:波々伯部

紺屋サマースクール2013【2日目レポート】

台風15号が接近する中、2日目がスタートしました。

紺屋2023の建物からもこんなショットが撮れました。

th_photo.jpg


今日は班替えを行い、2チームに分かれました。

th_005.jpg

この2チームで昨日と同様、夕方のSuggestionに向けて作業が行われます。

th_026.jpg

th_035.jpg

th_027.jpg

th_133.jpg

th_056.jpg

th_123.jpg

th_031.jpg

th_275.jpg

th_277.jpg

今年のサマースクールでは沢山の新しい試みがありますが、その一つがタブロイド。

その日起こった出来事やSuggestionの内容等をぎゅっとまとめて、翌日の朝に参加者やCriticに配布します。

後日ネット上でも公開予定ですので、お楽しみに!

th_097.jpg

th_101.jpg

2日目のテーマは「新しい流れを作る商品」。

そして本日のCriticは、田村馨さん、野呂英俊さん、中庭日出海さん、平山謙吉さんの4名。

ショートディスカッションでは、各Criticの分野における「新しい流れを作る商品」について話を聞く事もできました。

th_096.jpg

th_083.jpg

th_111.jpg

th_154.jpg

th_188.jpg

th_174.jpg

th_224.jpg

th_234.jpg

さぁ、お待ちかねのSuggestionの時間です。

持ち時間60分の中で、提案の発表と議論が行われました。

th_305.jpg

th_315.jpg

th_334.jpg

th_358.jpg

th_395.jpg

th_402.jpg

th_438.jpg

th_451.jpg

1日目の発表よりも少しずつ形としてまとまってきたように感じましたが

Criticからの鋭い質問や手厳しい指摘が飛び交います。

しかし、参加者たちもひるむ事なく自分の意見を返し、1日目よりも着実にCriticとのやり取りを増やしていました。

参加者たちが日々苦戦しながらも、少しずつ前進している様子が伝わってきました。

th_328.jpg

th_345.jpg

th_346.jpg

th_408.jpg

th_421.jpg

th_441.jpg

発表が終わった後は、皆さんだいぶお疲れの様子でしたが...

後半戦に向けて、もう一踏ん張り頑張っていきましょう!


スタッフ:波々伯部

紺屋サマースクール2013、始まりました。【初日レポート】

2年ぶりの紺屋サマースクール2013、本日無事に開校しました。

昨日から続々と参加者が到着。今年はシンガポールからの参加者もいます!

これからの4日間、分野や地域、そして言語を越えた交流が行われます。

th_026.jpg

ほとんど全員初対面同士、緊張の面持ちでオリエンテーションが始まりました。

今年度の概要や4日間の流れ、班分けなどを説明した後、早速セルフスタディが開始します。

th_072.jpg

え、授業は...??


そう、今年のサマースクールは授業はありません!

例年ならば共通講義を受けてスタートするサマースクールですが、

今年ははじめにその日のテーマを発表し、各々セルフスタディを進め、

各日の最後にあるSuggestionまでに提案の準備を行います。


どう進めるのかも自由、何を提案するのも自由、どうやって発表するのも自由。

いきなりの展開と自由度に困惑する様子の参加者たちでありましたが、

お昼になる頃には、徐々に班ごとにその色が現れてきました。

th_044.jpgth_059.jpgth_066.jpg

th_077.jpg

th_051.jpgth_081.jpgth_288.jpg

フィールドワークに出かけた班もありました。

1236105_1412384258981658_1091112305_n.jpg

今回は授業の代わりに、各Criticとのショートディスカッションの時間が設けられています。

これは参加者の疑問質問にCriticが答え、議論を深める時間です。

本日は、宇佐美陽一さん、大迫章代さん、佐々木喜美代さん、事務局より野田が担当しました。

th_122.jpgth_125.jpgth_181.jpg

th_127.jpg

th_221.jpg

th_238.jpg

Suggestionに向け、徐々に準備が整ってきました。

th_277.jpgth_282.jpg
th_292.jpg

そして、いよいよSuggestionの時間。

各班25分の時間を使って発表、議論を行っていきます。

th_304.jpgth_336.jpg

th_349.jpg
th_366.jpg
th_357.jpg
th_373.jpg

th_383.jpg

試行錯誤しながらそれぞれの考えや提案を発表しました。

初対面同士、非常に短い時間、そして大きなテーマのもと、

自分たちの考えをまとめるのは非常に大変な作業だったと思います。

思うように進められなかったり、消化不良に終わったりした人もいたかもしれませんが、

明日は今日の反省をバネに、さらに磨きのかかったSuggestionになることを期待しています。


スタッフ:波々伯部