Luísa Alpalhão「100人の食卓」展

2008年春にオープンしたkonya-galleryはおかげさまで11月で3周年を迎えます。
今年は、ギャラリーオープニング時に引き続き、「レジデンスプログラム」の第二弾を開催。
ポルトガルより若手アーティスト ルイーザ・アルパリョンを招聘し、「100人の食卓」展を開催します。


#2 ルイーザ・アルパリョン「100人の食卓」展
♯2 Luísa Alpalhão Exhibition [Table for 100's]



「100人で一緒にごはんを食べられるテーブル」ってどんなテーブル?
食卓の風景は、文化や歴史、気候や風土、またそこに居合わせる人によっても大きく変わります。
また、イス座りか畳などの床座りか、鍋のように1つの料理を分け合うのか、などの様々な条件によってテーブルの形状も変化します。
このプロジェクトでは、ポルトガル人アーティスト ルイーザ・アルパリョンが「食」に関する様々なリサーチをここ福岡で行い、その結果や体験した「食」の場面、こどもたちとのワークショップを通じて、「100人の食卓」を創り出すことを試みます。


<アーティストプロフィール>
ルイーザ・アルパリョン Luísa Alpalhão
1984年生まれ。リスボン出身。イースト・ロンドン大学、ロイヤル・カレッジ・オブアートや、muf、SCABALでの勤務などを経て、現在UCLバートレット校博士課程。修士論文「Where shall we meet ?」はヘレン・ハムリン基金の 'Design for Our Future Selves'賞にノミネート。
現在はリスボンとロンドンを拠点に、建築家、インスタレーションアーティストとして活動する。デザイン・アート集団「アーバンノマド」設立メンバー。
都市のパブリックスペースの利用のされ方に注目する彼女は、さまざまな年齢層、背景を持つ地域住民同士を結びつける、遊び心にあふれた参加型プロジェクトを得意とする。これらのプロジェクトを通じ、デザインによって様々な境界をなくし真にパブリックな空間をつくり出す試みに取り組んでいる。


<概要>
会期:2011年11月11日(金)〜11月30日(水) 12:00-19:00
会場:konya-gallery(2F)、konya-sky(RF) 他

〒810-0041 福岡市中央区大名1−14−28第一松村ビル
Dai-ichi Matsumura Bld., Daimyo 1-14-28, Chuo-ku, Fukuoka, Japan, 810-0041

tel:092-984-6292   
e-mail:travel-front@travelers-project.info
Table for 100's http://tablefor100s.wordpress.com/
レジデンス日記   http://konya2008-2014.travelers-project.info/konya-stay/directors/artist-in-residence/   

主催:紺屋2023
協力:CAMPFIRE、明星和楽


<イベント>
★Opening party   11/12  1000yen(1drink付)small dish 500yen / dish
17:00~ children WS / 19:00~ talk / 20:00~ dinner

100人の食卓を使って、100人で食べよう! ポルトガルと日本の小さな料理をご用意してお待ちしています。

★晩餐会 11/10 ※CAMPFIREを通じた支援者限定企画

★Closing party  11/30  1000yen(1drink付)19:00〜

※全てのイベントは「CAMPFIRE」からもお申し込みいただけます。特典もあり。http://camp-fire.jp/projects/view/102

☆CAMPFIREとは?
すべてのクリエイターが持っているアイデアを実現するために、その内容に共感した複数のファン(パトロン)から、実現のために必要な創作費用を少額ずつ集める事のできるインターネット上のプラットフォームです。
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紺屋サマースクール 特別講座一般公開します

紺屋サマースクールの最終日の特別講座を、一般公開します。
今年の特別講師は、ロボット研究者石黒浩氏です。
遠隔操作できる人間そっくりのアンドロイドロボットの開発に取り組まれていて、
TV出演なども多くこなされ、最近は平田オリザ氏とのロボット演劇なども話題になりました。

なお、本講座はあくまでもサマースクールの一環として行うものですので、
サマースクール参加生を優先とさせていただくため、一般の方の聴講枠は数に限りがあります。
また、立ち見でのご観覧となりますので、あらかじめご了承ください。


◎石黒浩氏プロフィール (知能ロボット学者/大阪大学教授)

1963年生まれ。大阪大学基礎工学研究科博士課程修了。工学博士。
京都大学情報学研究科准教授,大阪大学工学研究科教授を経て、
2009年より大阪大学基礎工学研究科教授。
 ATR知能ロボティクス研究所客員室長(ATRフェロー)。
社会で活動するロボットの実現を目指し、知的システムの基礎的な研究を行う。
これまでにヒューマノイドやアンドロイド、自身のコピーロボットであるジェミノイドなど
多数のロボットを開発。2007年には、Synectics社(英)の調査「世界の100人の生きている
天才のランキング」で日本人最高位の26位に選出される。
主な著書に「アンドロイドサイエンス ~人間を知るためのロボット研究~」(毎日コミュニケーションズ)。
「ロボットとは何か」(講談社現代新書)などがある。

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サマースクール特別講座
日時:2011年8月28日(日) 13:00 - 14:20
会場:konya-gallery(中央区大名1-14-28-2F)
一般聴講料:500円 ※事前予約制

ウォールアートフェスティバル2011報告会 vol.9

アジア美術館さんよりおしらせをいただきました!

紺屋2023エントランスから通路奥に伸びる「植物になった白線」
アジア美術館彫刻ラウンジの巨大な「泥絵」、
でおなじみの淺井裕介さんが参加している、
インド・ビハール州の小さな村で行われた大きなプロジェクトの話と上映会。
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/cgi-bin/event/event.cgi?year=&eid=10595

日 時:2011年6月11日(土)18:00~20:00
会 場:彫刻ラウンジ(福岡アジア美術館7階)
入場料:無料

◎パネリスト
淺井裕介(絵描き、WAF2011出品作家、第4回福岡トリエンナーレ参加作家)
遠藤一郎(未来美術家、WAF2011出品作家)
おおくにあきこ(WAFオーガナイザー)
浜尾和徳(WAF現地コーディナーター)

お問い合わせ:福岡アジア美術館 学芸課 092-263-1100

紺屋サマースクール2011 受講生の募集について

今年もこの季節がやってきました。サマースクールのお知らせです。

福岡市の繁華街「紺屋」エリアにあるビルが、夏の4日間だけまるごと学校に変わります。
様々な業種のディレクターを中心とする講師陣が、各オフィスやアトリエを教室に授業を行います。
文系・理系、学生・社会人を問わず、20~30歳の男女約36名が全国から集い、
学び、ぶつかり、発言し、提案する。
「体感して学び考える」「小が大を兼ねる」という考え方のもと、
紺屋という局所的現場でフィールドワークしながら世界の現場を考える場です。

未曾有の災害が東日本を襲った2011年。
このスクールの開催やそれ以前から決めていたテーマに関して、私たちとしても再考しました。
その結果、如何にまち(社会)を生き、楽しみ、活かしていくかを考えると、
「まちのあそびをつくる」というテーマがますます重要なことではないかと感じました。
このような時だからこそ、比較的影響の少なかった九州において、
全国から次世代を担う20代が集いディレクターたちとともに、
このテーマを話し合う場所があることには意味があるのではないかと思います。
未来につながる新しいヒントが何らか見つかるきっかけの場になることを願います。


<内容>
日程は全部で4日間。4日間コースは全日程。2日間コースは最後の2日間に参加します。
講座は、地域講座1コマ、一般講座8コマ(2日間コース・3コマ)、特別講座1コマ。
各講座最大10名の少人数の中での受講となります。午後はグループによるフィールドワーク。
紺屋という住所にもならない狭いフィールドが対象です。
最終日はテーマに対する各グループからの回答と議論を講師を交えて行ないます。
「まち」の解釈も「あそび」の解釈も「つくる」の解釈も自由。発表方法も自由。
自ら学び考え試行しそしてまた学び考える、という思考と実践の両立。
ここから何を感じ、学び、得て帰るか。それは受講生の皆さん次第です。

<開催概要>
名称   紺屋サマースクール2011「都市と合宿する4日間」
テーマ  まちのあそびをつくる。
場所   紺屋2023(福岡市中央区大名1-14-28第一松村ビル)
特別講師 石黒浩氏(アンドロイド研究者/大阪大学)

●4日間コース
期間    2011年8月25日(木)〜28日(日)
対象    20〜25歳の男女
      ※全日程受講できる方。専門分野・国籍は問いません。
受講料   24,000円(1講座につき2,400円相当)
受講講座数 10講座(1特別講座含む)
定員    30名(応募多数の場合は選考あり) 
     
●2日間コース
期間    2010年8月27日(土)・28日(日)
対象    20〜30歳の男女
      ※全日程受講できる方。専門分野・国籍は問いません。
受講料   15,000円(1講座につき3,750円相当)
受講講座数 4講座(1特別講座含む) ※選択できる授業に限りがあります。
定員    6名(応募多数の場合は選考あり)

講師一覧
naka.pdf


申込方法  下記の情報を明記し、メールにてお申し込み下さい。
       1 氏名 2 氏名ふりがな 3 所属先・学校名 4 最終学部学科名 
                     5 年齢(8/25時点) 6 性別 7 メールアドレス 8 郵便番号・住所 
       9 電話番号 10 携帯電話番号 11 現在興味がある分野 12 応募動機 
      13 希望コース 14 滞在スペース利用希望の有無

      E-mail  :  travel-front@travelers-project.info
          ※お送りいただいた情報はサマースクールに関する目的以外には利用いたしません。

申込締切 2011年7月10日(日) → 15日(金)までに延長になりました。

その他  ◎授業内容は、6月上旬にHP上に掲載する予定です。
     ◎選考結果は上記締切日から10日以内にお知らせします。
      10日を過ぎても連絡がない場合は、お問い合わせ下さい。
     ◎人数に限りがありますが、建物内に滞在スペースがあります。※申し込み先着順
      (大部屋で寝袋、マット持参の上雑魚寝。500円 / 泊、男女別、床は畳ではなくコンクリートです。)
     ◎受講決定者には、開講までに小論文の提出をお願いすることがあります。

主催   紺屋2023トラベルフロント
助成   財団法人アサヒビール芸術文化財団
後援   福岡市

konya-shop書籍:ダンス・バイブル

コンテンポラリー・ダンスはどのようにしてコンテンポラリー・ダンスになったのか
バレエ、タップ、社交ダンス、モダンダンス、舞踏、パントマイム・・・・
そしてコンテンポラリー・ダンスに到る

コンテンポラリー・ダンスのバックボーン、もっと奥まで知りたい人の「グレイトバイブル」
気鋭の評論家 乗越たかおのダンス講座
(帯書きより)

「ダンス・バイブル 〜コンテンポラリーダンス誕生の秘密を探る〜」 2,940円(税込)
著者:乗越たかお
発行:河出書房新社
※505 コデックスさんでも販売しています。
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