『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』

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『ミッション:インポッシブル』シリーズ第4弾
前作から5年ぶりに復活です!

先週の試写で一足先に見せてもらったのですが、
もう満足度150%。
期待をはるかに上回るスリルとワクワクの連続でした。

正直、最初『4』の話を聞いたときには、
「またシリーズもの?いまさらトム・クルーズでもないでしょ」なんて思ってたんですが、私の考えが間違ってました。
トム様、ごめんなさい。

ハリウッド・アクションをしょって立つアクション・スターがどんどん老齢化し、存在感を失っていく中、いまだに衰えないスターオーラと体力で、ゆるぎない"王道ヒーロー"を演じきれるのはトム・クルーズのみ!
ということで、『ザ・エージェント』以来、久々にトムのファンになっちゃいました。

ちなみに監督は、これまで『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』とアニメの演出でその才能を発揮してきたブラッド・バード

1作目の監督がブライアン・デ・パルマ、2作目がジョン・ウー、3作目がJ・J・エイブラムズと、スケール感のある実写アクションで人気の監督が代々メガホンをとってきただけに、「今度はアニメ出身の監督?」とちょっと意外に思いましたが、実写でこれやる?というアニメ的(荒唐無稽な)カット割とスピード感が痛快でイイ感じでした。

予告編でもよくみるドバイの超高層ビル(地上828メートル)での超絶アクションは、高所恐怖症でなくとも鳥肌モノの宣伝文句どおりの見どころですが、それ以外にも見せ場がいっぱい。

むしろ、見せ場じゃないシーンなんてないと言っても過言ではない展開の連続ですよ。
あまりの緊張感に、観終わった後は、どっと肩がこっちゃいました。

スパイ映画にお約束のスーパー・グッズも、「これは近未来SF?」というくらの凄さで、開いた口がふさがらない、ふさがらない。

私が欲しいのは、観たものをスキャンしてコピーできちゃうコンタクトレンズかな。
便利すぎる~。
いや、危険すぎる~!

基本、トム・クルーズ一枚看板の映画ですが、訳ありの分析官ウィリアム・ブラント役がイケてました。
顔はダニエル・クレイグ系列で、細身のスーツが似合う!
ジェレミー・レナーって人です。要チェック。
ジェレミー・レナー情報はコチラ→http://www.mi-gp.jp/

天神東宝、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、T・ジョイ博多ほかにで上映中!

韓国おススメ商品

めがねが韓国でハマっている商品をご紹介します。

→左からシリアル、バナナ牛乳

カリカリした甘いスナックの中にチョコレートが入った「シリアル」。昔日本にも売っていて大好きなお菓子だったので、韓国に行ったら大量買いします。その隣の不思議な形の容器は「バナナ牛乳」。韓国映画で細いストローをつきさして飲んでるシーンを見たことありませんか?
ちなみにその隣はチョ・インソンがモデルをつとめる「ババコーヒー」という新商品。大阪人だったら買わないんじゃないかという商品名。味は...普通でした(当たり前)
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→左からとうもろこし茶と豆乳

最近は日本でも買えるようになった「とうもろこし茶」のペットボトル。コーンのこうばしい匂いがたまりません。日本で本格的に根付いてほしい。その隣が豆乳。このメーカの豆乳に今度の旅行でハマってしまいました。他にもいろんな味があるので、是非お試しください。
余談ですが、韓国のお茶のペットボトルに砂糖が入らなくなったのはつい最近の事です。当時はトマトジュースにも砂糖が入っていて、飲んだ瞬間吹き出しそうになりました。「無糖」を必死に探して飲んでたなあ。今はスタバ系ができて、コーヒーも「基本無糖、砂糖はご自由に」タイプが増えましたが、マクドナルドのコーヒーはいまだに加糖で出てきます。
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→フェイスショップのマニキュア、お洋服

「フェイスショップのマニキュア」は1つ1000W(70円くらい)でカラーが豊富。特に秋の新色はマット系で可愛い色が揃ってます。下の洋服は1枚700~2000円くらいで買いました。南浦洞の国際市場の近くには安くてオシャレな洋服屋さんがズラリ。セールが始まったらもっと安くなります。
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→iPhoneケース

これが今回一番のヒットでした。「パン型のiPhoneケース」です。しかもパンの香りつき。弾力のあるふわふわした"iPhoneパン"からプーンとおいしそうな匂いがただよってきます。お値段は10000W(700円)です。これ売ってた男の子がイケメンだったなあ...
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→エチュードハウスのかたつむりクリームと化粧水と美容液のセット

IKKOのスタンディが店頭にドーンと立っている「エチュードハウス」。めっちゃ若い子向けのピンクピンクしたファンシーな店構えに、入店を拒否されるんじゃないかと不安になります。それでも頑張って買いに行くのは冬にかかせない「moistfull」シリーズの化粧水と美容液を手に入れる為。トドメに「かたつむりパック」でコーティングすれば冬でもツヤツヤの素肌が保てます。化粧品を買うと大量にくれるサンプルのおまけもうれしいですよね。
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→MarketOのブラウニーとカルビソース

ちびっこOが開拓した「MarketOのブラウニー」。スーパーで売ってるような安いお菓子なのに、結構マジなブラウニーなんです。「カルビソース」は韓国で見たテレビCMにつられて買ってみました。このタレにつけこむだけで牛でもブタでも鳥でも簡単にカルビになるというすぐれものソース。やさぐれ女子会でも使ってみたけど好評でした。
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→じゃがいも麺とうどん

韓国に行ったら、この2種類は絶対に買ってきます...段ボール箱で(そして帰国時に後悔する)上が「じゃがいも麺」です。もちもちした触感の麺としょっぱいスープが絶妙。下は「ノグリ(たぬき)」のうどん袋麺です(どん◎衛とは関係ないと思うけど)コンブがついていて、付属の粉末スープと一緒に5分煮て出来上がり。くせになる味なんですよね...。

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→みそ(サムジャン)

「サムジャン」は焼肉屋で必ず出てくるニンニク入りの甘いお味噌です。安いお肉でも格段においしく感じるし、生野菜にも良くあいます。ハングルが読めなくても色で判断。メーカーが違っても「緑」です。ちなみに「赤」がコチュジャン、「黄土色」がテンジャンです。
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もう名人の域です!志の輔落語は...

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キャナルシティ劇場であった「立川志の輔、立川生志兄弟落語会」に行ってきました。

立川といえば、今年亡くなった談志師匠が、昨年12月に博多座で初の落語会「立川談志・立川生志 博多座親子会」があり、なんとかチケットを手に入れてみたのを思い出します。
この2~3年、談志師匠が危ないといわれていたので、この舞台が最後かも知れないと思い、駆けつけた人が多かったと思いますが、その通りになってしまいました。

立川生志さんは福岡出身、福岡大学人文学部出身で、まさに私の後輩です。

福岡から落語家が出るなんて...と思ってましたが、生志さんが談志師匠に弟子入りを頼んだときも「九州出身はなまりがあるから、江戸落語は語れない」といわれたそうです。

それを承知で弟子入りした後も、高座で落語をしたあとに、談志師匠からぎっしり文字が書き込まれた祝儀袋を受け取ったそうで、それは、なまった箇所のチェックだったとか。
生志さんは、それを克服して真打になり、こうして、故郷の福岡に錦を飾ったのでございます。

しかし、客の目当ては志の輔の落語です。
立川流は、落語協会から脱退しているために、高座に上がれない。

だから、志の輔さんは、パルコ劇場などの劇場で落語をやります。
音楽から舞台演出まで高座ではやれない落語会に挑戦しているのです。

ちなみに、志の輔さんの舞台演出をやっているのは、劇団新感線や野田秀樹、三谷幸喜などの舞台美術をやっている堀尾幸男さんです。
今回は、兄弟会なので堀尾さんではなく、シンプルな落語会でしたけど。

福岡では「博多・天神落語まつり」などで、短いバージョンしか聴けないのですが、今回は約1時間半、たっぷり聴けました。

演目は「中村仲蔵」、桑田圭祐が入院中に、志の輔のDVDを見て泣いたというシロモノです。

血筋が命の歌舞伎界で、浪人の息子が苦労の末にトップ役者に成り上がる実在の人物を語る落語。
情景が浮かぶように語られるその物語に、すすり泣きが会場から聴こえてきました。

いやいや、志の輔落語、たいしたものです。
たった一人でキャナルシティ劇場を満杯にし、感動をいただけるわけですから、落語の世界は深いなあと感じた次第。
これは、クセになりますばい。

ザッツ・エンターティンメント!「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」

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福岡ではたった1回上映という試写会です。
その厳重さたるや、初めての体験でしたよ。

まず入場時に試写会招待状を受付に出すと身分証明書の提示と言われ、会場に入る前には携帯電話を見せて、電源が切られているかのチェックをされ、会場内には二人の警備員が配置、不穏な動きをしている人がいないかどうかを見ています。

そうでしょうねえ、公開前に海賊版でも売り出された日には、たまらんでしょうし、映画関係者によると、試写会チケットなのにそれを有料で売ったりする人も多いらしいので、これくらいのチェックは当たり前です!と言ってました。

ま、それくらいの大作ということです。

そしてその出来栄えは、もうこれこそ、エンターテインメント!お金を払う十分な価値のある映画です。
正月映画はこれ見ておけばよかです。というくらい、面白かった!

「ミッション・インポッシブル」は2を見て、もう3は見なくて良いかと思い、見ておらず、久しぶりに見て、改めてトム・クルーズの凄さに感嘆しました。

始めから終わりまで、隅から隅まで、見逃したらもったいない映画です。

どこかの会社の若き会長が100億円をカジノですったらしいですが、そのお金でこんな映画が作れたのになあと思いましたよ。
お金をどのように使うかで人間の価値なんて分かるもんです。

今回のロケ地はモスクワ、インドのムンバイ、そしてドバイ。
お金があるところばかりですよねえ。

今朝の「めざましテレビ」を見ていたら、トム・クルーズは高いところが好きらしく、プライベートでドバイの舞台となった世界一の高さのビル、バージュ・カリファのテッペンで景色を見ながらくつろいでました。
どれだけ、高いトコ好きやねん!とテレビに突っ込み入れましたよ。

これこそ、劇場の大画面で見てくださいな。


韓国の映画チラシ

韓国で映画を見たら「記念に何か持って帰りたい!」のが日本人。
しかしなんと、韓国にはパンフなどの映画グッズがありません。

映画館で唯一手に入るのは映画のチラシ。
ちなみに韓国では人物にフォーカスしたイメージ写真を使う傾向があります。
チラシに書いてある文字が読めないので、実際映画館で見てみたら想像していた内容と違ったりすることもしばしば。

どちらかと言うと内容とドラマ性を重視する日本では、同じ映画でもビジュアルが全く違うものになることも。

日韓のチラシを比べると文化の差まで見えてきて、なかなか面白いので、いくつかピックアップして並べてみました。

原題『きみはペット』→邦題『きみはペット』
→韓国はゴージャス、日本はナチュラル。大ヒット漫画が原作で松潤×小雪でドラマ化されたし、既に日本での知名度は充分。韓国のビジュアルを使わず、あえて作りなおした日本版チラシはチャン・グンソクファンじゃない人にも見に来てほしいという思いが伝わってきますね。

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原題『キム・ジョンウク探し』→邦題『あなたの初恋探します』
→イム・スジョンが"初恋探し株式会社"を運営するコン・ユと一緒に、初恋の人キム・ジョンウクを探すというお話です。韓国のチラシは何の話かさっぱりわからんな...。

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原題『おじさん』→邦題『アジョシ』
→韓国はウォン・ビンいち押し。日本は大ヒットした『レオン』を彷彿とさせるようなドラマ性のあるキャッチとビジュアルです。たくさん賞をとってるすごい映画だよ!という猛アピール。

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原題『下女』→邦題『ハウスメイド』
→韓国もティーザーと本ビジュアル2パターン作るようですが、今回は手に入ったチラシだけを入れてます。もう一枚の韓国のチラシはもろホラーって感じのおどろおどろしいビジュアルです。めがねは日本のチラシの方が好き。サスペンス風でありながら、どこかエロティックな雰囲気。「この家の欲望には果てがない」ってキャッチもいい。

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原題『キム氏漂流記』→邦題『彼とわたしの漂流日記』
→とある小島に流れ着いたキムさん。街は眼と鼻の先なのに、カナヅチで向こう岸まで渡れず、SOSサインもことごとく見過ごされる。仕方なくサバイバル生活を送ることになるんですが、そんな彼の様子を超引きこもり少女が望遠カメラで日々観察するという爆笑映画。この内容で、日本のチラシはなぜ「アート可愛い系」なのだ...。

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原題『糞ハエ』→邦題『息もできない』
→タイトル変えて良かった例ナンバー1ですね。この主演の男性は監督でもあるんですが、韓国であんまり知られてないのに、やっぱりチラシは人物押しするんです。「誰だこの人」のアップで、タイトルが『糞ハエ』って...日本なら即ボツじゃね?

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原題『マザー』→邦題『母なる証明』
→実はこのビジュアルは両方とも韓国で使われています。2種類ある内の1つが日本でも採用されました。最初のビジュアルだったら完全にホラーです。邦題の力もあって、想像を刺激する絶妙なあいまいさが生まれました。

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どっちのビジュアルに惹かれますか?

洋画はこんな感じです。
『コンテイジョン』の韓国のチラシがすごいわ~このビジュアルだと日本では入らないと思う。

『インモータルズ』

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『コンテイジョン』
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