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11.12.07
『きみはペット』(原題:너는 펫)
監督:キム・ビョンゴン
俳優:キム・ハヌル、チャン・グンソク
日本公開:2012年1月21日(土)より全国ロードショー
配給:東宝東和
今回ちびっこOと韓国で見た映画の中で花形級のキラキラ映画を僭越ながらめがねが紹介させていただきます。
チャン・グンソクファンが来年の日本公開を心待ちにしている『きみはペット』。
地雷を踏んだらグンちゃんファンからサヨウナラされるんじゃないかと思うと、キーを打つ手が震えます。
一時は「男性と犬とを同一視して人格を冒とくした」とかなんとか訴えられた騒動もあったみたいですが、「んなこと関係ねえ!」と現在映画館でバンバン公開中です。
結論からいえば、めがねは
「なんだこのカップルいちゃいちゃしやがって...もう勝手にせえ!」
と思いました(...許して)
見てください、このファンシーな髪型。
チャン・グンソクにしか似合いません。
いや~グンちゃんファンは鼻からの大量出血で死んじゃうかもしれないなー。
ミュージカル俳優(なんだと思う)なので歌って踊る見どころシーン満載。
甘えたりすねたりの超可愛いだけの少年かと思いきや、突然ベッドでせまってきたり(寸止め)、殴り合いのケンカをしてでもキム・ハヌルを自分のものにしようとする男らしい一面も。
特にご主人様(キム・ハヌル)に可愛くお手をするシーンは悲鳴があがるかもしれません。
乙女のツボをケンシロウなみについてくるチャン・グンソクに対し、めがねが心底イラッとしたのは、別の映画では特に嫌いでもないキム・ハヌル。
グンちゃんのご主人様といううらやましい役ですが、そもそも大女優なのに、最終的にチャン・グンソクの引き立て役になってしまった感が否めません。
海外ファッション誌の編集部に勤めるバリバリのキャリアウーマン。
高級マンションに住み、いつも最新流行の洋服を身につけ、スカートはパンツが見えそうなマイクロミニに10センチヒール
(イライラ度数30)
休日は女友達3人と集まって、お互いの恋愛話を報告しあいながらマティーニを飲み、ストレスがたまるとサーティワンアイスクリームのドデカサイズを買いこんで会社のトイレでドカ食いするという「SEX AND THE CITY」をもろ意識したOLです
(イライラ度数60)
自分への好意がビシバシ伝わってくる男の子が家にいるにも関わらず、大学時代に好きだった先輩に再会し猛烈アプローチされてメロメロになってしまいます。
(イライラ度数100)
2人の男性が偶然バッティングしたりする場面なんかは、女子的には慌ててごまかそうとするキム・ハヌルに共感してドキドキするところだと思うんですが、イライラMAXの私は「嘘がバレてサッサと両方からふられてしまえ!」とひそかに呪いの言葉を吐くのでした。
ああ...あの馬鹿女...
小雪みたいにツンデレで通せばいいものを...とんだ設定ミスです。
とはいえ、グンちゃんファンなら必見の映画なことに間違いはありません。
お口直しに、めがねがお勧めするチャン・グンソク出演の映画をご紹介。
『楽しい人生』です。
映画としても面白いし、これを韓国で見た時「誰!?こんなかっこいい子韓国にいた?」と盛り上がりました。
こちらもビデオで見てみて下さいね(もう見てるか)
なんだかんだ言いながら、劇場のスタンディを撮影する私。
「あ、いやいやグンちゃんファンってわけじゃないんです」(と劇場スタッフにいいわけ)
そして文句たれながら、帰りにキム・ハヌルが食べていたサーティワンアイスを食べる2人。
おいしかった...。
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11.12.07
行きたい行きたいと思いながら、仕事で行けなかったり、直前で用事ができたりとくやしい思いをしていたSHIKIORIに、今週末やっと行ってきました。
SHIKIORIは今年の3月に自主上映した『ベンダ・ビリリ』のトークゲストとしてお越しいただいた松永誠剛さんのご自宅。
松永さんはプロのコントラバス奏者で、南アフリカの子供たちに楽器を届けるNAWASHIRO PROJECTという活動をされています。
田舎の古民家と聞いていたので、どんなに古い建物かと思ったら。
うお!超立派!
もともと松永さんのお祖母様の持家だったものを、お母様が譲り受け、リフォームしていた内装をできるだけもとの状態に戻して住んでいるそうです。
立派な梁、細かな引き戸のデザイン、今は使われていないぬくもりのあるガラス、繊細な細工の欄間...古民家ならではの美しさがあふれています。
ここがライブが行われる土間です。
今回のライブは世界的に注目されている南アフリカ出身のジャズピアニスト、カイル・シェパードとドラム、セバスティアン・カプテイン、松永誠剛のセッション。
畳の部屋や土間にざっくばらんに並べられた椅子に座って、ワンドリンクの南アフリカ産白ワインを飲みながら、ごく限られた人数で楽しむ贅沢な時間。
音楽の事を全然知らないめがねでも純粋に楽しかった!
国を超えて音楽で語り合えるっていいなあ。
サインもらいました...グフフ。
近隣の農家の方がとれたての白菜、大根、新米を販売していたので、信じられないお安い価格でおみやげまで買って帰宅。大満足の一日でした。
次のライブもすごいです。
ブロードウェイ・ミュージカル「マンマミーア!」「RENT」「コーラスライン」などで活躍する沖縄出身のシンガー、高良結香!
「コーラスライン」のキャスティング風景から幕が上がるまでを描いた傑作ドキュメンタリー『ブロードウェイブロードウェイ コーラスラインにかける夢』にも出演されています。
お近くの方は、是非SIKIORIまでご連絡ください。
SHIKIORI情報はコチラ→http://asiancape.net/shikiori/
カイル・シェパード情報はコチラ→http://www.hmv.co.jp/news/article/1110310048/
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11.12.07
先週末「女子の未婚率が高い福岡の未来を憂う」忘年会をしました。
...うそです。
恒例の未婚の女子を集めて飲んだくれる「やさぐれ女子会」忘年会です。
初めてお招きする女子もいて「あたしも!」「あたしも!」とあっという間に12人が集合。
今回はちびっこOと韓国から「輸入か?」っつーくらい仕入れてきた食材を使った"韓国料理の夕べ"です。
料理番長は、前回のやさぐれ女子会でも活躍した"うめっこ"が担当してくれました。
メニューはブデチゲ、チヂミ、テジカルビ、野菜サラダ。
「ブデチゲ」はスパムやソーセージ、トック、ラーメンが入ったなんでもありの鍋。スパムからエキスが出るのか、ラーメンやトック(モチ)と絡まってスプーンがとまらない絶品汁になります。
途中、「いつかやさぐれ女子会に参加したい」という無謀な野望を抱く既婚のおじさま(マイナス2ポイント)から、ビールとマッコリのわいろをもらいました。
一瞬で飲んだくれ女子たちの胃袋に。
酒が信じられない早さで消えていくんですけど...。
おみやげにスライム肉まんをもらいましたよ。
おいおい、この色食べても大丈夫?(油汗)
...うっわ!
かじったら超怖いんですけど...。
17時から用意して午前2時に終了。
一般家庭の1カ月分かと思うような、有り得ない量の燃えないゴミ(酒瓶と缶ビール)が出ました。
皆さま、今年のストレスは少し解消されたでしょうか。
また来年やさぐれようぜ!イエーイ!
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11.12.06
『チリも積もればロマンス』 (原題:티끌모아 로맨스)
監督:キム・ジョンハン
主演:ハン・イェスル、ソン・ジュンギ
公開日:2012年全国ロードショー
配給:CJ ENTERTAINMENT JAPAN
「おっと、この子、『トキメキ☆成均館スキャンダル』で見たことある」
と思ったら、男優の方はソン・ジュンギという人。
人気急上昇中らしく韓国でもポスター結構みました。
今流行の童顔イケメンですな(でも、脱いだらモムちゃんなのかしら...?)。
ヒロインを演じているのは、ドラマ『ファンタスティック・カップル』で悪魔のようなわがまま奥様を演じていたハン・イェスル。
美人に似合わぬ、体当たりなコメディエンヌ・センスが好感もてます。
いい年して定職にもつかず、お金もないくせにカワイイ娘の前では見栄を張って大枚はたいちゃうダメ男(ニート?)ジユン(ソン・ジュンギ)。
一方、空き瓶1本、ハンガー1本無駄にしない貯金命の女ホンジル(ハン・イェスル)。
2人は、オクタンパン(屋根部屋)のお隣さん同士。
ある日、家賃を滞納してついに大家に追い出されたジユンを、お金儲けに利用できると思ったホンジルが、親切なふりをして自分の部屋の外、つまり屋上の一角にテントを張ってジユンを住ませてあげるところから、2人の愉快な共同生活が始まります。
「お金の作り方を教えてやる」という名目で、まずはジユンの家財一式を売りとばし、次から次へとジユンに自分の仕事を手伝わせるホンジル。
ホンジルの仕事は、いわゆる"なんでも屋"で、どこかで廃業した店があると聞いては備品を回収し販売したり、飲食店に客寄せの有名人のサインや「テレビで紹介されました」的なポップを売ったり、結婚式や葬儀のさくらを集めたり...。
結婚式や葬儀のバイトでは、残り物の料理も持ち帰れて一石二鳥!という日々。
「世の中にただのものはない」(多分こんな意味だろう)が、彼女の口癖というかモットーらしい。
見どころは、しっかり者のホンジルにお尻を叩かれつつも、相変わらずダメ男なジユンを演じるソン・ジュンギのキュートさ。
甘いルックスはどんな役をやっても得だなぁ!
とはいえ、やはり最大の見どころは、この性格・金銭感覚がまったく違う2人が、どう恋に落ちていくか。
このあたりは韓国ラブコメの真骨頂!
見事なアイテム使いと、ぐっとくるエピソードが満載です。
ネタばれになるので、後半は書きませんが、部屋にテレビもないホンジルがバスの前の席に座っている人の新聞を盗み見し、ぽろっと話した母親との思い出の映画(キム・ミスクとアン・ソンギが出てました!)を閉店した電気屋のショウウィンドーのテレビで見るシーンが最高でした。
SPOの韓流シネマフェスティバルとかDVDなどで、いずれ日本でも観られると思うので、その時はぜひ観て見てください。
ちびっこOのオススメ度 ★★★★☆
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11.12.06
12月2日から2泊3日で釜山に行きました。
前回は6月中旬に訪れましたが、そのことはこのブログで報告しました。
紺屋2023に部屋を借りてフリーでアートディレクターをやっている、初ちゃんのツアーに同行したものです。
12月1日は天候不順でビートルは全便欠航、2日も8時半出発便は対馬まで行っても戻ってくるかもしれないという条件付で出発しました。
ま、無事に到着はしましたが、船内は倒れてる人いましたよ。
今回も釜山のアート集団「トタトガ」にお世話になり、セミナーやコミュニティアートを実践しているところを訪問。
しかし、なんといっても楽しみは食事。帰ってきて、勇気をだして体重計に乗ったら2キロ増殖してました。
今回、印象に残っているのは、工場跡を共同スタジオ、ギャラリー、レジデンス施設にしたアートファクトリータデポ。
過疎になりつつあるまちおこしをに「アート」を媒体にやろうというプロジェクトを実践しているところ。
木村拓哉の映画「ヒーロー」で、イ・ビョンホンとともに路地を走った甘川(カムチョン)というまちを活性化しています。
1万人くらいの住民のほとんどが高齢者、小学校も全校生徒200人ほどというところで、アーティストと町の住民、子どもたちがさまざまな活動をしています。
韓国は、コミュニティの問題をアートで解決しようとする「コミュニティアート」が盛んなところです。
日本ではなかなか定着しませんでしたが、やり方によっては面白いかもと、現在、福岡市の高齢社会調査をやっているわたしとしましては、大変参考になるコンテンツがたくさんありました。
次回はぜひこの甘川に行きたいと思います。
訪れるたびに、ますます好きになる釜山、そして近いのを実感します。
このツアーの詳しいレポートはこちらでどうぞ!
http://ohazkikaku.blogspot.com/2011/12/2011122-4.html