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11.12.07
先週末「女子の未婚率が高い福岡の未来を憂う」忘年会をしました。
...うそです。
恒例の未婚の女子を集めて飲んだくれる「やさぐれ女子会」忘年会です。
初めてお招きする女子もいて「あたしも!」「あたしも!」とあっという間に12人が集合。
今回はちびっこOと韓国から「輸入か?」っつーくらい仕入れてきた食材を使った"韓国料理の夕べ"です。
料理番長は、前回のやさぐれ女子会でも活躍した"うめっこ"が担当してくれました。
メニューはブデチゲ、チヂミ、テジカルビ、野菜サラダ。
「ブデチゲ」はスパムやソーセージ、トック、ラーメンが入ったなんでもありの鍋。スパムからエキスが出るのか、ラーメンやトック(モチ)と絡まってスプーンがとまらない絶品汁になります。
途中、「いつかやさぐれ女子会に参加したい」という無謀な野望を抱く既婚のおじさま(マイナス2ポイント)から、ビールとマッコリのわいろをもらいました。
一瞬で飲んだくれ女子たちの胃袋に。
酒が信じられない早さで消えていくんですけど...。
おみやげにスライム肉まんをもらいましたよ。
おいおい、この色食べても大丈夫?(油汗)
...うっわ!
かじったら超怖いんですけど...。
17時から用意して午前2時に終了。
一般家庭の1カ月分かと思うような、有り得ない量の燃えないゴミ(酒瓶と缶ビール)が出ました。
皆さま、今年のストレスは少し解消されたでしょうか。
また来年やさぐれようぜ!イエーイ!
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11.12.06
12月2日から2泊3日で釜山に行きました。
前回は6月中旬に訪れましたが、そのことはこのブログで報告しました。
紺屋2023に部屋を借りてフリーでアートディレクターをやっている、初ちゃんのツアーに同行したものです。
12月1日は天候不順でビートルは全便欠航、2日も8時半出発便は対馬まで行っても戻ってくるかもしれないという条件付で出発しました。
ま、無事に到着はしましたが、船内は倒れてる人いましたよ。
今回も釜山のアート集団「トタトガ」にお世話になり、セミナーやコミュニティアートを実践しているところを訪問。
しかし、なんといっても楽しみは食事。帰ってきて、勇気をだして体重計に乗ったら2キロ増殖してました。
今回、印象に残っているのは、工場跡を共同スタジオ、ギャラリー、レジデンス施設にしたアートファクトリータデポ。
過疎になりつつあるまちおこしをに「アート」を媒体にやろうというプロジェクトを実践しているところ。
木村拓哉の映画「ヒーロー」で、イ・ビョンホンとともに路地を走った甘川(カムチョン)というまちを活性化しています。
1万人くらいの住民のほとんどが高齢者、小学校も全校生徒200人ほどというところで、アーティストと町の住民、子どもたちがさまざまな活動をしています。
韓国は、コミュニティの問題をアートで解決しようとする「コミュニティアート」が盛んなところです。
日本ではなかなか定着しませんでしたが、やり方によっては面白いかもと、現在、福岡市の高齢社会調査をやっているわたしとしましては、大変参考になるコンテンツがたくさんありました。
次回はぜひこの甘川に行きたいと思います。
訪れるたびに、ますます好きになる釜山、そして近いのを実感します。
このツアーの詳しいレポートはこちらでどうぞ!
http://ohazkikaku.blogspot.com/2011/12/2011122-4.html
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11.12.05
『ワンドゥク』(原題:완득이)
監督:イ・ハン
主演:キム・ユンソク、ユ・アイン、キム・サンホ
公開日:2012年全国ロードショー
配給:CJ ENTERTAINMENT JAPAN
ちびっこOです。
どうにかこうにかハングルは読める私たちですが、正直、意味はほぼ分かりません。
ということで、
「あっ、『チェイサー』の人が出てる」
「『ワンドッキ』って、どういう意味だろうね~」
と言いながら観た1本。
ちなみに"ワンドッキ"というのはユ・アイン扮する主人公のあだ名っぽいです。
ワンドゥク(ユ・アイン)は、ナイトクラブで働く芸人の父親とその弟子でちょっと頭が弱そうなおじさんと3人で暮らす高校生3年生。
性根はいいんだけど、喧嘩っ早くて学校ではちょっと不良の問題児。
隣のオクタンパン(屋根部屋)に住んでいる学校の担任ドンジュ(キム・ユンソク)に、学校でも家でも何かとちょっかいを出されている。
この担任ドンジュが、一見やることなすこと強引でデタラメな暴力教師のようで、実は情にあつい熱血教師。
母親がいなくて、人生の目標も見つけきれてないワンドゥクのことを気にかけ、なんだかんだおせっかいを焼いているのです。
そんなワンドゥクの青春模様に、不器用なドンジュの恋模様が絡んで展開する笑えて心温まるヒューマンドラマでした。
周りのお客さんたちはワンドゥクやドンジュをはじめとする登場人物たちの会話に、どかんどかん大爆笑。
きっと、すごい面白いセリフだったんだろうな...。
こういうときは韓国語分からなくて残念。
これは、ぜひとも字幕付でもう一度観たいです。
チェ・ミンシクファンのめがねは、想像通りキム・ユンソクにメロメロ。
輪郭とか雰囲気とかそっくりだもんな~。
ちなみに、ユ・アインも『トキメキ☆成均館スキャンダル』に出演していた子。映画では他に『アンティーク』にも出てましたね。
この子もソン・ジュンギ同様に童顔だけど、身長は180cmもあるらしい。
このギャップが魅力なんだろうな。やんちゃな感じでボクシングシーンとかもキマッてました。
ちびっこOのオススメ度
★★★☆☆
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11.12.01
『ただあなただけ』(原題:오식 그댁만)
監督:ソン・イルゴン
主演:ソ・ジソプ、ハン・ヒョジュ
韓国映画、新作鑑賞ルポ!
めがねとちびっこOの韓国旅行の恒例イベントは上映中の韓国映画鑑賞。
えっ、韓国語?...カタコトしか分かりませんけど、それが、なにか?
これまでも字幕なしで数々の映画を見てきましたけど、
言葉が分からなくても、面白い映画は面白いんです!
ということで、今回はちょうど上映中だった5本を見てきました~。
勘違いの可能性も大いにありますが、ひとまず映画の感想です。
これ、めがねと一緒に大泣きしました。
ビジュアルからして『私の頭の中の消しゴム』って感じでしょ?
が、はっきり言って、その5倍は感動しました。
正直、『私の頭の中の消しゴム』は、あんまり好きじゃなかったもんで(汗)。
なんと言っても、ソ・ジソプが過去の事件から心を閉ざした元ボクサーで、
ハン・ヒョジュが事故で視力を失いつつある健気な女性という設定がジャスト。
もち、2人は偶然出会い、恋に落ちていくわけです。
いろいろネタばれ要素が多いんで、何をどう話したら...という感じですが、とにかくいいです。
ラブストーリー好きなら、間違いなくツボでしょう。
ソ・ジソプのせつない存在感もマックスなんですが、ハン・ヒョジュのかわいさも半端ない。
この2人の絡みが、かわいいの素敵だの...それだけで、この映画を見る甲斐があります。
後半、韓流感涙ラブストーリーにつきものの、怒涛の展開が待っているわけですが、
もうすごいところまでいっちゃって、ハラハラどきどき。
これは、きっと日本でも劇場公開されるはずなので、その時はぜひ観てください。
私は『華麗なる遺産』でハン・ヒョジュのファンになったんですけど、
彼女の嫌味のないヒロイン・キャラは鉄板ですよね。
絶対、日本人好きするんで、キム・テヒの次は彼女にブレイクしてほしい。
最後に、めずらしくラブストーリーで泣いてためがねからも一言。
本当自分でも引くくらい泣きました。
あんな恋愛できたら本当に素敵というシチュエーションが満載です。
ラブストーリーが苦手なめがねとしては、内容と同じくらい配役が重要なんですが、それが完璧。
無口で不器用な男をやらせたら右に出るもののないソ・ジソプも良いけど、とにかくハン・ヒョジュの神レベルの"はかな可愛さ"に絶句。
いつも涙で潤んだような茶色の瞳、抱きしめたら折れてしまいそうな細い体、心に一点の染みもないという感じの無邪気な笑顔。
「あの女、自分が可愛いのを自覚してる感じがむかつくんだよ」とか「あの女、男の前だけ普段と全然違う媚オーラ出すから嫌い」とか、そういう妬み嫉みを女子から一切受けずに、逆に「ヒョジュは私たちが守るからね!」みたいな親衛隊が生まれる感じ。
ラブストーリーが苦手という方も、この完璧な配役とベタな展開で、「まさか自分の中にこんなトキメキポイントがあったなんて...」とキラキラしちゃうような、思いがけない感動をお約束します。
ちびっこOオススメ度
★★★★★
めがねオススメ度
★★★★☆
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11.12.01
超・超プラチナチケットといわれている演劇、見てきました。
そうです!
"嵐"の松本潤が出演する、寺山修司原作、蜷川幸雄演出の舞台『あゝ、荒野』です。
松本潤くんの蜷川さん舞台出演は、2006年に上演された『白夜の女騎士(ワルキューレ)』以来5年ぶり。
こちらは原作、野田秀樹さん。
もちろん、このときも見に行きました。
こういうと、松本潤ファンかと思われがちですが、寺山修司、野田秀樹ファンなんですよ。
もちろん、蜷川ファンでもありますが。
『あゝ、荒野』、原作は、寺山修司が66年に発表した長編小説で、今回、初めて戯曲化されたようです。
舞台は架空の昭和の街「新宿」。
少年院から出てきたばかりの"新宿新次"(松本)と、吃音で、人前ではしゃべれない青年"バリカン"(小出)という2人の青年が、ボクシングを通じて、ある意味、ゆがんだ友情を育んでいく青春物語です。
二人とも1935年生まれ、同じ時代、それぞれの「新宿」で演劇のムーブメントを起こした寺山修司と蜷川幸雄。
詩人であり歌人、小説家、評論家、作詞家、映画監督、そしてこよなくボクシングを愛した寺山修司ならではの美学や思想、刺激的な作品です。
5年前に見た松本潤くんは少年でしたが、今回の新宿新次は青年となり、その存在感には目を見張りました。
小出くんともども、ボクシングでどれだけ身体を鍛えたんだ!と思われる筋肉にも驚きました。
しかし1966年当時、寺山修司や蜷川さんが青春時代に都会の中に見てしまった「荒野」の感覚を、今の若者である潤くんや小出くん、そしてスタンディングオベーションで彼らの健闘を称えた若き観客たちにも、その荒野は見えたんだろうか?
この芝居に頻繁に出てくる短歌
「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」